映画『恋は光』神尾楓珠「恋は人生のモチベーション」 公開を記念して恋について語り尽くす!6/18(土)実施 公開記念舞台挨拶レポート

イベントレポート

絶賛公開中の映画『恋は光』。本作の公開記念舞台挨拶が6月18日(土)TOHOシネマズ 六本木ヒルズ SCREEN7にて開催され、神尾楓珠さん、西野七瀬さん、平祐奈さん、馬場ふみかさん、小林啓一監督が登壇しました!

恋する女性が光って視えるという特異な体質ゆえ、恋を遠ざけていた主人公・西条を演じた神尾さんは「ようやく公開することができて嬉しいです」、西条の幼なじみでずっと想いを寄せながらも、気持ちを打ち明けられない北代を演じた西野さんは「皆さんの感想を早く知りたいです」、携帯も持たずネットも観ない浮世離れした存在で、恋を探究する文学少女・東雲を演じた平さんは「一年前に撮影をしていた作品が、こうやって今皆さんに観て頂けて嬉しいです」、人の彼氏が欲しくなってしまう、自分の気持ちに正直な宿木を演じた馬場さんは「今日は楽しくお話できたらいいなと思います」と、それぞれコメント。

17日にようやく公開を迎え、小林監督は「本作は4年近くかけて作った作品ですので、感慨深いものがあります。評価というよりも、シンプルに『好き』と言ってもらえる方が、この作品が愛されている感じがして嬉しいです」と公開の喜びを語りました。

神尾さんは「SNSであがっている感想をみましたが、いい感想が多くて嬉しいです。西条というキャラクターは今までに演じたことのない役だったので、最初は正直不安もありましたが、皆さんに良かったと言ってもらえて嬉しいです。恋についてみなさんが議論しているのをみていて面白いなと思います」と語ります。

既に本作を鑑賞した人からは、『実際に“恋とはなんぞや?”を劇中の4人と一緒に考えたくなった』という声や、『恋したくなった!』という声が多数寄せられており、映画を通して「恋」についての考え方が変わったり、新たな発見はあったのか?という質問に対して、神尾さんは「普段恋について考えることってなかなかありませんが、撮影期間中は恋についてずっと考えていました。恋について感覚的に思っていることをこの映画で言語化してもらえたので、こういうことだったんだなという発見はすごくありました。仕事も恋しているとより頑張ろうと思いますし、恋は人生のモチベーションになると思います」とコメント。

西野さんは「劇中の中で出てくる言葉や答えに、なるほどと思いました。恋は人それぞれ。人に限らずモノだったり場所だったり、色んな恋があると思います」、平さんは「東雲は恋を知りたくて論理的な方向からアプローチしていきます。現場でもみんなと話していましたが、結局宿木が言っている『好きになったらそれが恋』というのがシンプルでしっくりくるなと思いました。恋とは、自分の見ている景色がピンク色になること。景色が変わって彩豊かになることです」、馬場さんは「ここまで恋について考えたことはありませんでした。宿木が言っているように、『好きになったらそれが恋じゃん』と私も思いました」と、この映画を通して考えるそれぞれの恋の定義を披露しました。

またこの日は、劇中で行われる西条、北代、東雲、宿木の交換日記にちなみ、神尾さんから女性陣に、女性陣から神尾さんに、実際に劇中で使われた交換日記の項目に沿って「プチ自慢」や「グッドニュース」「バッドニュース」などの質問が飛び交いました。

神尾さんは「異性の好きな仕草」を聞かれると、「3位はリップを塗ってる仕草、2位はポケットに手を入れて歩いている人、1位は字が綺麗な人」と回答。2位の仕草は劇中で北代がまさにやっている仕草で、1位も劇中の交換日記で西条と東雲が美しい字を披露しています。

最後に、小林監督より「今まだ少し暗い世の中だと思うので、この映画を観て元気になってもらったり、恋っていいなと改めて思ってもらいたくてこの映画を作りました。キャストはじめスタッフ一丸となって作った作品です。ぜひご覧ください」、馬場さんは「文科系哲学恋愛映画と言っていますが、本当に今まで観たことのない新しい恋愛映画だなと私も実際に観て思いました。皆さん、自分自身の恋について色々考えていただけたらと思います」。

平さんは「個性豊かなキャラクターで、恋についてそれぞれの考えがあるので、感情移入できる推しキャラを作りながら楽しんでいただけたらいいなと思います。沢山の人が恋を考えるきっかけになる作品になったら嬉しいです」、西野さんは「恋することの楽しさや切なさをみることのできる作品です。ぜひお友達や好きな人、恋人を誘って観てください。観終わった後に、恋について皆さんで論争してもらうのもの楽しいかなと思います」。

神尾さんは「ストーリーも面白いですし、キャラクターもクセがあって面白いです。クスッと笑えるところがあって、最後はグッとくるところもある、王道のラブストリーが繰り広げられているわけではありませんが、恋がしたいなと思える作品になっていると思います」とメッセージを送りました。

『恋は光』公式サイト
【ストーリー】
“恋の光が視える”
その特異体質ゆえに恋を遠ざけていた男が、ついに恋を知る―!?
“恋する女性が光って視える”特異な体質を持つ大学生・西条。恋愛とは無縁の学生生活を送っていたある日、「恋というものを知りたい」と言う文学少女・東雲と出会い一目惚れ、“恋の定義”を語り合う交換日記を始めることに。そんな2人の様子は、西条にずっと片想いをしている幼なじみの北代の心をざわつかせる。さらに、他人の恋人を略奪してばかりの宿木は、西条を北代の彼氏と勘違いし、猛アプローチを開始。いつの間にか4人で”恋とはなんぞや?”を考えはじめ、やがて不思議な四角関係に…。

 

【クレジット】
神尾楓珠
西野七瀬
平祐奈 馬場ふみか
伊東蒼 宮下咲 花岡咲 森日菜美 山田愛奈 田中壮太郎

 

脚本・監督:小林啓一
原作:秋★枝「恋は光」(集英社ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ刊)
音楽:野村卓史 
劇中歌:She & Him 「Sentimental Heart」(Merge Records/Bank Robber Music)
エグゼクティブプロデューサー:小西啓介  コー・エグゼクティブプロデューサー:堀内大示
プロデューサー:滝田和人 青木真代 松嶋翔  共同プロデューサー:岡本圭三  協力プロデューサー:大杉真美
撮影:野村昌平  録音:日高成幸  プロダクションデザイナー:竹渕絢子 齋藤しおり  装飾:田中悠希  持ち道具・絵画制作:市川知美  衣裳:阿部公美  ヘアメイク:夏海  VFXスーパーバイザー:桑本祥一  助監督:中田博之  
音楽プロデューサー:和田亨 キャスティングディレクター:杉野剛  
制作プロダクション:グラスホッパー/NeedyGreedy  
製作:映画「恋は光」製作委員会 製作幹事:ハピネットファントム・スタジオ  
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA  ©秋★枝/集英社・2022 映画「恋は光」製作委員会
2021年/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/111分 
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