映画×音楽の祭典”MOOSIC LAB 2023”でお披露目となった橋本淳さん&稲葉友さんW主演、”なかないで、毒きのこちゃん”の主宰・鳥皮ささみこと猪股和磨監督が自身の舞台を映画化した監督
最新作『よっす、おまたせ、じゃあまたね。』が6月16日(金)より順次公開となります!

本作は、引き籠りの男・ちばしん(橋本淳さん)の元に、かつての親友・ながちん(稲葉友さん)が「俺死んでるから死体を見つけにいってほしい」という突拍子もない相談をしてきたことから始まる、少し不思議で寄り道多めでS(少し)F(不思議な)青春ロードムービーです。
人生に活路を見いだせないニート男の行く末は
主人公の一人である、橋本淳さん演じる”ちばしん”は医大に通っていましたが、わけって現在はニート中。
そのことを周囲には言えず、自分のせいで両親が口喧嘩をしてしまうのが居たたまれない・・・。
けれどどうしていいかわからない彼のもとに20年ぶりに小学生の頃の親友”ながちん”が「借りパクしてたゲームを返しに来た」と目のまえに現れます。


はじめのうちは久しぶりに会った絶妙な気まずさを感じていたちばしんですが、それをものともしない、ながちんの弾丸トーク&まるで子供のような無邪気さに次第に笑顔が増えていきます。
冒頭のシーンとラストのシーンでは”ちばしん”を演じる橋本淳さんの年齢が10歳くらい若くなったように感じました。
目に光がなく鬱々とした表情が、様々な人とのふれあいや刺激で、しだいに活き活きとしていく様子は必見です。
そしてながちんの破天荒でついには食い逃げまでしてしまいます。
食い逃げをした理由を尋ねるちばしんに
「食い逃げって一度してみたかった。実は俺死んでるんだよね!一緒に死体見に行ってほしいんだよね」
とまたしても突拍子もないことを言い出すながちん。
これぞ大人の青春!
消極的なちばしんと破天荒なながちん。
ながちんの家がある東京に向かう道中でも、ナンパをしてみたり、自転車を盗んでみたりとまるで中学生のようなチョイ悪な青春のシーンはめちゃくちゃエモいです。
自転車や車で予定を立てずに旅をしたり、思いつきでナンパをしてみたり好きな子に告白してみたり。
学生の頃はできていたことが大人になると一気にハードルが上がりますよね。
そんな青春を大人になった2人がしているのが微笑ましかったです。

そしてながちんが組んでるバンドのメンバーも個性豊か!

バンドメンバーにミスiD史上最年少でミスiD2022超特別賞を受賞した飴さんも出演しています。
子供っぽい言動のながちんですが、大人なのでバンドを組んでいたり、アルバイトをしていたり、行きつけのバーがあったりします。
東京についてからの2人はながちんのなじみの店を訪れて、ゆるい時間を過ごします。
地元の友達はやはり大人になってからの友人とはすこし違って特別なんだなと、観ている私も会いたくなりました。
タイトル『よっす、おまたせ、じゃあまたね。』の意味
本作を観るまえと観おわった後とではこの意味の感じ方がかなり変わりました。
だれがだれに言っているのかは見た人の受け取り者次第なのですが、わたしはちばしんがながちんに向けて言ったセリフなのかなと思いました。
そしてながちんの優しさに胸がじんわりと温かくなりました。
かなりと独特な世界観なのかなと思いきや、なぜかかなりなじみ深い、懐かしいような気持になる作品でした。
見栄を張らなくても素のままの自分と友達でいてくれる存在はかけがえのないものだと改めて痛感しました。
コロナもあり、疎遠になった人にも会いたくなる、そんな作品です。
橋本淳さん×稲葉友さんW主演の映画『よっす、おまたせ、じゃあまたね。』は6月16日(金)〜 渋谷シネクイントにて一週間限定レイトショー・6月23日(金)〜 アップリンク吉祥寺、kino cinéma 立川高島屋 S.C 館ほか全国順次公開です。
クレジット
▪出演:橋本淳 稲葉友 安倍乙 森高愛 マメ山田 入江雅人 千葉雅子 中村まこと 市川しんぺー 柿丸美智恵 金子清文 結城洋平 今川宇宙 木山廉彬 中⻄柚貴 タカハシシンノスケ 八木響生 飴 亀岡孝洋 中澤功 久我真希人 浅見紘至 中田麦平 工藤史子 森田ガンツ 吉田壮辰 植田祥平 田村優依 森岡未帆芳田遥 斉藤マッチュ 古木将也 チカ ナガチサト 土田有未 森耕作 金子健太郎 猪股大和
▪監督・脚本:猪股和磨
▪音楽:KiQ
▪エグゼクティブ・プロデューサー:竹内崇剛
▪プロデューサー・編集:篠田知典
▪撮影:平井諒|照明:富谷颯輝|録音:小濱匠|衣装:庄司洋介|ヘアメイク|山田亜
美|部屋装飾:藤本楓
▪助監督:志筑司
▪制作担当:井口慶|宣伝美術:橋本興平
▪製作:「よっす、おまたせ、じゃあまたね。」製作委員会 配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS
©「よっす、おまたせ、じゃあまたね。」製作委員会
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