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「音楽は生活に寄り添うもの」、自身のバンド経験や音楽の魅力についても語る!映画『私の人生なのに』稲葉友さんインタビュー

オリンピック候補の新体操スター選手・金城瑞穂(知英)が、脊髄梗塞で倒れ半身不随となり、絶望の中、音楽との出会いによって人生がふたたび動き出していく様を描いた、映画『』。本作で瑞穂の幼なじみ・柏原淳之介を演じたさんにインタビューしてきました!映画のテーマでもある“音楽”にまつわるエピソード盛りだくさんでお届けします。

「音楽は生活に寄り添うもの」、自身のバンド経験や音楽の魅力についても語る!映画『私の人生なのに』稲葉友さんインタビュー

――最初に台本を読んだ感想を教えてください。

表現がとても難しいのですが、“よくできている”台本だと思いました。万人に対してではなくても、必ず響く人がいる言葉で、見せるべきところはしっかりと描き、そうでないところは控えめに描いているバランスが素敵だなと感じました。

――淳之介を演じるうえで努力したことは?

撮影に入る前の3週間くらいは、ギターの練習を頑張りました。それ以外にも作曲をさせていただいたんですけど、追加でどんどんやることが増えていって、“あぁ大変だ…”と思いながら原監督と音楽の山本加津彦さんと準備をしました。

――準備期間で印象的だったことは?

とにかく監督とは、作品に対してのことからくだらない話までいろいろな話をしました。その会話の中から淳之介っぽい要素を拾って役ができていったというのもあり、この準備時間があったからこそ、肩の力を抜いて役に入っていくことができたのかなと思います。

――稲葉さんが思う淳之介の魅力は?

淳之介は人よりも早くいろいろな別れを経験していて、天涯孤独的な部分があるのに、それを全面に押し出していないところがすごく素敵だなと思いました。淳之介だからこそ出てくる言葉も魅力的ですね。「やりたいならやればいいじゃん」と、とても素直に言えるんです。その一言って学校や会社で何気なく放たれる言葉かもしれませんが、それを瑞穂に言えるかとなると、やっぱりためらうと思うんですよ。でも淳之介は何かを失うことのしんどさも、失ったあとの在り方も知っているから、誰よりも対等に接することができるし、それでいて“俺は対等に扱っている”という押しつけがましさもないところが、すごいなと感じました。

「音楽は生活に寄り添うもの」、自身のバンド経験や音楽の魅力についても語る!映画『私の人生なのに』稲葉友さんインタビュー

――本作ではギター演奏や劇中歌の作曲などもされていますが、稲葉さん自身もバンド経験があるということで、自身の音楽経験を活かしたところはありますか?

特にこれを実践したというのはないですが、結果的にはバンドの経験が活きたと思います。“やったことがある”というだけで、気持ち的に楽になりましたし、安心感もありました。すでに一つ大きな壁は超えているというか。なので、当時バンドに誘ってくれたメンバーには感謝しています…!

――稲葉さんにとって音楽との出会いはいつ?

音楽一家というわけではないですが、小さい頃から出かけるときは車で音楽を聞いていましたし、家族や友達ともよくカラオケに行ったりしていたので、とても身近なものでしたね。あとは小学校のときに6年間ピアノを習っていて、もはやインフラくらい当たり前にある存在でした。

表現的な面で言うと、始めたのは高校1年生のときです。一番古くからの友達がドラムをやっていて、市のお祭りで一緒にバンドをやろうって誘われたのがきっかけでした。あのときは、本当にただただ楽しくて、青春だったなと思います。メンバーの一人の家の離れに防音室があって、そこにそれぞれ機材を持ち込んで、ずっとこもって練習して… 最高の遊び場でしたね!

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