努力を垣間見たときにキュンとする 映画『春待つ僕ら』磯村勇斗×稲葉友インタビュー

インタビュー

高校入学を機に“脱ぼっち”を目指す春野美月(土屋太鳳)のもとに突然現れたのは、校内で人気のバスケ部に所属する浅倉永久(北村匠海)、若宮恭介(磯村勇斗)、多田竜二(杉野遥亮)、宮本瑠衣(稲葉友)。4人との出会いは美月の日常を大きく変え、やがて永久のことが気になり始める美月。そんなときアメリカ帰りの幼なじみで天才バスケ選手・神山亜哉(小関裕太)と偶然再会し、亜哉は「僕の気持ちは変わらない」と美月に告白。二人の間で揺れ動く美月と、バスケの全国大会で戦うことになった永久と亜哉。果たして恋と勝負の行方は!?バスケ、友情、恋、誰もが共感する青春を描いた、映画『春待つ僕ら』。

本作のBlu-ray&DVDの発売・レンタル開始を記念して、若宮恭介役を演じた磯村勇斗さん、宮本瑠衣役を演じた稲葉友さんにインタビュー!じっくり何度も楽しんでほしいシーンや、劇中の場面にちなんだ質問に答えていただきました。

――本日4月10日(水)より本作のBlu-ray&DVDがレンタル開始、5月10日(金)に発売されるということで、“何回も観てほしい”シーンを教えてください!(※デジタル先行配信中)

磯村:バスケのシーンはスピーディーに描かれているので、ぜひスローで再生してほしいです。

稲葉:意外と難しい技をやっているし、しっかり練習したからスロー再生でも粗が出ないはず…!

磯村:フォーメーション、パスワーク、ドリブル、シュートと、いろいろ高度なことに挑戦しているので、じっくり観てほしいです。

稲葉:僕は佐生雪さん演じる(山田)レイナちゃんのシーン。この映画のコメディ要素は、彼女一人が担っていると言っても過言ではないんです…!とにかく演技がおもしろくて、本当は撮影中もイジりたくて仕方なかったんですけど、そうすると僕たちの関係性が成立しなくなってしまうので、ぐっと我慢していました(笑)常に細かな演技をしているので、注目してみてください!

――Blu-ray&DVD豪華版にはキャストによるビジュアルコメンタリーも収録されています。収録の際、改めて本作をご覧になってみていかがでしたか?

磯村:初号試写で観たときは、まだ一部が完成していない状態だったので、今回エンディングまでしっかり観ることができてとても楽しかったです!感想を一言で表すなら“青春ってまさにこれだな”という感じ。友情や恋愛といった学生にとって大事な経験が詰まっていますし、自分も青春時代に戻りたくなりました。改めて素敵な作品に出会えたことを実感しましたね。

稲葉:僕は実際に映画館でも『春待つ僕ら』を観たんですけど、そのときは“役”としてのみんなと久しぶりに会えたなという感覚でした。コメンタリーで観たときには、みんなとの撮影期間がとても愛おしい時間だったと感じました。僕たちが作り上げたかった青春を体現できていたのも嬉しかったです。

――撮影現場以外でも仲が良かったというみなさんの関係性も反映されているように思いました!本作のBlu-ray&DVDは、『春待つ僕ら』というタイトルにピッタリな春にリリースとなります。新しい環境で頑張るみなさんに、ぜひお二人からエールをお願いします!

磯村:これから新しいことを始める方も、新しい環境に身を置く方も、慣れないことだらけで不安だと思いますが、それを乗り越えたあとには絶対に楽しいことが待っています。未来の輝かしい自分をイメージして、ポジティブに進んでいってください。あとは先輩や上司とうまくやること!これは大事!(笑)

稲葉:映画を観て『春待つ僕ら』の“待つ”は“stay”じゃないと思ったんですよね。美月が自ら前に進んだからこそ出会えた人たちがいて、きっとそういう人に春はやって来るんだなと。頑張っているのも辛いのも自分だけじゃないと思うと悩みも減る気がするので、そのマインドを大切にして歩んでいってください。