CinemaGene(シネマジーン)

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じわっと心を温めてくれる。漫画家安野モヨコの「オチビサン」って知ってる?

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出典:http://annomoyoco.com/4607/

朝日新聞に週一回連載されていた「オチビサン」を知っていますか?可愛らしい絵柄とキュートなキャラクターたちが特徴の1ページ漫画です。今回は「オチビサン」の魅力に迫っていきます。

著者はこの人!「働きマン」などの人気漫画家安野モヨコ

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出典:http://www.amazon.co.jp/

「働きマン」や「さくらん」など、メディアミックスされた作品も多数持つ人気漫画家安野モヨコが「オチビサン」の作者です。「働きマン」に比べて画風が全く違うので、ちょっと意外ですよね。ちなみに安野モヨコの旦那さんは「新世紀エヴァンゲリオン」などの監督、庵野秀明です。

「オチビサン」、どんな漫画?

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豆粒町に住む住人たちのほのぼのとした日常を描いた1ページ漫画です。主人公のオチビサンはいつも遊ぶのに大忙し。仲良しの犬・ナゼニ、パンくいや猫の「落書きジャック」、背筋のぴんと伸びたおじいなど、豆粒町の愉快な仲間たちと繰り広げられる、心温まる短編漫画。春はお花見、夏はアサガオ観察、秋はどんぐり拾い、冬はおしくらまんじゅう。日常の中にある、ささやかな幸せが描かれており、読んだ後は心がほんわかあったかくなる漫画です。

人気絶頂の時に安野モヨコを襲った病魔

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出典:http://www.haconiwa-mag.com/

ご紹介した通り、安野モヨコは「ヒット作メーカー」と呼ばれるほどヒット作を連発していました。多い時には3本も連載を抱え、その他の仕事も山積み。でも彼女自身の責任感が強い性格も災いして、寝る時間を極限まで削って仕事に精を出していたそうです。その結果、2008年。安野モヨコは、当時連載していた全てのストーリー漫画をピタリと止めてしまいます。過労による慢性疲労症候群、そしてうつ病でした。しかし、そんな中でも彼女が唯一書き続けた作品があります。それが「オチビサン」でした。そう、「オチビサン」は仕事人間になりきって追い詰められていた安野モヨコ自身をも救ったのです。

夫からの深い愛情も支えに

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安野モヨコの夫、映画監督庵野秀明。おしどり夫婦としても有名なこのカップルですが、安野モヨコを支えていたのは他ならぬ庵野秀明の愛情であったようです。「嫁さんは巷ではすごく気丈な女性というイメージが大きいと思いますが、本当のうちの嫁さんは、ものすごく繊細で脆く弱い女性なんですよ。」と安野モヨコ自身のイメージとは懸け離れた実像を理解し、しっかり支えていたようです。また「仕事以外の時間は全て彼女に捧げたい」というほど大切にしています。

復帰後の書き下ろしも注目!

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長い休載を経て復帰した安野モヨコ。そして「オチビサン」にも書き下ろしが登場しました。傷つき、疲れた心にじんわりとしみ込む優しい絵のタッチとストーリーにどっぷり浸ることができます。

いかがでしたか?元気の出る漫画ばかり描いていた安野モヨコ。しかし自分が疲れたときに救ってくれたのが「オチビサン」でした。「ちょっと最近仕事を頑張りすぎてしんどい」という方に、ぜひ読んでほしい一作です。ぜひ手に取ってみてくださいね。

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