三浦貴大の男気でも受け止められない!?映画『マンガ肉と僕』かぶりつきヒット祈願先行上映イベント

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杉野希妃長編初監督作の映画『マンガ肉と僕』が、新宿K‘s cinemaにて先行上映となり、ヒット祈願舞台挨拶イベントが行われました。
この作品は、第12回「女による女のためのR-18文学賞受賞作、朝香式原作を映画化した作品。

舞台挨拶には、杉野希妃、三浦貴大、徳永えり、ちすん、大西信満、太賀が登壇し、タイトルにちなんで、全員がマンガ肉にかぶりついてのヒット祈願が行われました。
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杉野監督:
そんな杉野の冒頭挨拶は「感無量です。大好きな大好きなキャストの皆さんとスタッフの皆さんに支えられてできた作品です。」

三浦貴大:
「撮影して2年以上たちますが、僕にとってもとても思い出のある大切な作品です。」

徳永えり:
「菜子を演じました。私にとっても特別な作品で、監督のために今できることを精一杯やろうと思って臨んだ作品です。」

ちすん:
「2 年前に撮影した作品がいよいよ公開となって本当にうれしいです。満席のお客様を見て、更に嬉しいです。」

大西信満:
「撮影への参加は少なかったですが、本当にうれしいです。」

太賀:
「僕も撮影は2日だったのですが、とても嬉しいです。」

Q:三浦さんは3人の女性に翻弄される役でしたが。

三浦貴大:
「実生活ではなかなかないですね。8年に渡るワタベの物語なんですが、女性に翻弄されるというよりは、ワタベが悪いなと思います。8年間の話を1週間ぐらいで撮影したのですが、ワタベとしては楽しくないでしょうが、三浦としては楽しい現場でした(笑)」

Q:男性に依存する女性・菜子について

徳永えり:
「撮影中は苦しかったけれど、演じていて楽しかったです。撮影前に三浦さんに「ご迷惑をおかけするかもしれません」と言ったら、「何でも受け止めるので」とすごく男気を感じる言葉で受け止めてくれたので、叩いたり、わめいたり、いろいろやらせていただいて楽しかったです。」

Q:菜子をどう思いますか?

徳永えり:「やっかいですね。(苦笑)」

三浦貴大:「男気をもってしても受け止められないなと思います。」

と菜子タイプの女性への苦手意識を見せた。

ここでMCからのいきなりの質問。
MC:みなさん肉好きですか?

杉野監督:
「実生活でも肉が大好きで、肉を食べながら死にたい!」と肉女宣言

登壇者全員でマンガ肉にかぶりつきながらのヒット祈願が行われた。会場内は肉汁と肉の香りに包まれました。
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そして最後は、杉野監督と三浦貴大さんからの挨拶で締めくくられました。

三浦貴大:
「本当に今日は、劇場に足を運んでいただいてありがとうございました。僕自身がとても大切にしている作品です。映画はみなさんに劇場で見ていただくことで完成すると思っていますので、今日この映画が完成したのだと思います。」

杉野監督:
「本当にありがとうございました。この作品は私にとって一番自分らしい作品になったのではないかと思っています。これまでは作品との距離感を保ちながら関わってきましたが、この作品は自分の中の悩みや葛藤をぶつけたつもりです。
そして三浦さんも 40 本近く出演している作品の中で、一番思い出に残っていると言ってくださったので、三浦貴大さんの思い出と男気が詰まった作品でもあります。」

『マンガ肉と僕』作品詳細

『マンガ肉と僕』映画オリジナル予告編

過去、現在、未来。男に抗う女たちの強くも切ない物語。
四月の京都。気が弱く引っ込み思案の青年ワタベは、活気に溢れる大学に馴染めず、孤独な日々を送っていた。一方、同大学の熊堀サトミは、その太ったみすぼらしい容姿から、周囲の学生に嘲笑されていた。そんなサトミを差別することなく接してくれる唯一の存在がワタベだった。その優しさにつけ込んだサトミは、彼の自宅に転がり込み、寄生し、やがてワタベを奴隷のように支配しようとする。そんな中、ワタベはバイト先で知り合った菜子に惹かれていく。また、ふとしたきっかけからサトミの過去の断片を知ることになる。

「マンガ肉提供:ヤンパオ ※マンガ肉はヤンパオの登録商標です。」
PG-12
2月13日(土)シネヌーヴォー(大阪)、京都みなみ会館(京都)、元町映画館(神戸) ほか全国順次公開
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