日本には可愛くてお芝居も素晴らしい子役の皆さんはたくさんいますが、海外にももちろんいるんです。しかも、とってもクールで色っぽい!2000年以降生まれの子役を中心に、これからの活躍が期待される美少女&イケメンたちをその作品と共にチェックしてみましょう。
モンタナからワシントンへ…天才少年スピヴェットのひとり旅『天才スピヴェット』
10歳の少年スピヴェットは、学校の先生を言い負かすほどの天才児。ある日、発明家として素晴らしい賞を受賞したと連絡があります。しかし、彼は両親に内緒で一人授賞式会場へと向かいます。双子の弟を亡くした時から、家族に心を開けなかったのです。
そして、授賞式でスピヴェットは初めて自分の心の内を話し始めます。
スピヴェットの家族もまた、魅力的です。
現実と想像の世界が交差するファンタジックな映像や、旅の景色も美しい作品。そして、旅の節目節目で登場するポップアップ絵本が印象的です。
巨匠も認めた天才少年、カイル・キャレット
主役のスピヴェットを演じているのは、カイル・キャレット。
『アメリ』などの代表作を持つ巨匠ジャン=ピエール・ジュネ監督は、このスピヴェット役のオーディションでカイルくんに出会いゾッコン!
原作の12歳の設定を10歳に変えてまで、スピヴェット役に抜擢したそう!
また、セリフ10ページ、エキストラ130人のシーンをたった2テイクで撮り終えることができたという衝撃的なエピソードも…!
役の通りまさしく「天才」子役・カイルくんに今後も注目です!
恐竜の迫力と、追われるグレイ少年たちにハラハラドキドキ『ジュラシック・ワールド』
1993年に公開され大ヒットした『ジュラシック・パーク』から22年。
現在の恐竜のテーマパークは「ジュラシック・ワールド」として人気を集めていました。
パークの責任者クレアの甥、ザックとグレイは旅行を兼ねてパークを訪ね、大興奮。しかし、彼女の研究成果である新種の恐竜は想像以上に知能が高く、脱走してしまいます。
かつての作品中で登場したゲートや施設などが、寂れた様子ながら再び登場していますのでそちらもチェックしてみてください。
女子の間で話題の美少年、タイ・シンプキンス
恐竜大好き少年のグレイを演じているのは、タイ・シンプキンス。
『ジュラシック・ワールド』公開時には、青い瞳とキュートな笑顔のこの子は誰だ!と話題になりました。
『アイアンマン3』(2013年)で、ロバート・ダウニー・Jr演じるトニー・スタークを助けた少年が彼でした。覚えている人も多いのではないでしょうか。
生後間もなくのドラマ出演から始まり、早くも10年以上のキャリア!
2005年の『宇宙戦争』で映画デビューし、その後『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』などの名作、名監督と出会い着実に知名度を高めています。
次は今年夏公開の『X-MEN:アポカリプス』で、彼を見ることができますよ!
ステットの、ちょいワルだけれど素敵な歌声のギャップにクギ付け!『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』
素晴らしい声を持ちながら問題児であるステットは、母の死を機にそれまでは考えもしなかった名門少年合唱団に入ることになります。しかし、楽譜も読めず音楽に初めて触れるステットは仲間に溶け込めません。指導をするカーヴェル(ダスティン・ホフマン)は次第に彼の才能を引き出していきます。
徐々に歌うことに喜びを感じ始めたステットはみるみる上達し、海外公演に参加するまでになります。そんな折、ある事件をきっかけにステットは退学処分を受けることに…。
ナイーブな演技が素晴らしいと評判、ギャレット・ウェアリング
出典:http://www.gettyimages.co.jp/
ステットを演じているのは、ギャレット・ウェアリング。
この作品が長編映画デビュー。影のある美少年で、リバー・フェニックスの再来とも言われています。経験の少ない彼を大抜擢した監督のジラールは、「寡黙な役ながら、その内面を表現できるいまどき珍しい子役」と大絶賛しています。どんな役でもこなせる幅のある役者になる予感がしますね。成長が楽しみです。
ヴァンパイアの血を引く、透明感ある美少女レネズミの行く末は?『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2 』
2008年に公開された『トワイライト~初恋~』のシリーズ最後の作品。
人間のベラとヴァンパイアのエドワードは結婚し、ふたりの間には女の子が授かります。しかし、レネズミと名付けられた少女はヴァンパイア族を滅亡に追いやる存在だといわれ処刑の危機に…。
1作目では美しい高校生だったベラ(クリステン・スチュワート)とエドワード(ロバート・パティンソン)も、今ではすっかり大人ですね。
存在感のあるたたずまい、マッケンジー・フォイ
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マッケンジー・フォイ
レネズミを演じているのは、マッケンジー・フォイ。
9歳から女優としての活動を始め、2011年『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart1』と『Part2』ではヴァンパイアと人間のハーフという不思議な魅力を持った美しい子供を演じています。その後、2014年には『インターステラー』に主人公の娘役で出演しました。子役ながら、整った顔立ちと堂々とした演技で存在感のある彼女。トップ女優になりそうな予感です。
母と妹プリムローズのために。少女は戦い続ける『ハンガー・ゲーム』
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近未来、富裕層に住む者たちはそれ以外の地区から少年少女を選び出しゲームに参加させていました。互いに殺し合い、最後に残った一人には莫大な賞金が与えられるというものです。第12地区の代表に選ばれたのは幼いプリムローズでした。みかねた姉のカットニス(ジェニファー・ローレンス)は身代わりとなり、同じ地区代表のピーターと共に戦う決心をします。
続編として『ハンガー・ゲーム2』『ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス』『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』が公開されています。
作品内での成長が著しい、ウィロウ・シールズ
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プリムローズを演じているのは、ウィロウ・シールズ。
8歳からテレビなどに出演し、この作品で一躍有名になりました。2012年の第1作ではまだあどけなかったウィロウ・シールズも、最新作『ハンガ・ゲーム FINAL:レボリューション』では大人っぽく成長しています。
長編映画ではまだまだキャリアの少ない女優ですが、大きな瞳とブロンドが印象的な華やかさのある彼女のこれからが気になりますね。
強く美しく、厳しい時代を懸命に生きる少女ジンジャー『ジンジャーの朝 ~さよなら、わたしが愛した世界』
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1960年代のロンドン。10代の少女ジンジャーとローザ(アリス・イングラート)は反核運動に参加しています。自由なローザと詩を書くのが好きなジンジャーは次第に離れ始めますが、ある時ローザはジンジャーの父親であるローランドと関係を持ってしまいます。
女の子なら誰でもが共感できる親友との時間を描きつつ、家庭崩壊、社会情勢の悪化など10代の少女たちでは抱えきれない問題に、懸命に立ち向かおうとする姿も描いています。
今後楽しみな若手のトップ女優、エル・ファニング
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ジンジャーを演じているのは、エル・ファニング。
姉は『宇宙戦争』『トワイライト』シリーズに出演したダコタ・ファニング。お互い子役から活躍している美人姉妹です。
子役と呼ぶのはためらわれるような女優に成長した彼女ですが、『となりのトトロ』英語版の吹き替えで声優としても活躍し、『Super8』(2011年)では主役の少年があこがれる少女を演じています。そしてこの『ジンジャーの朝』の2年後に出演した『マレフィセント』のオーロラ役で彼女を知った人もいるのでは。プライベートでのファッションセンスもかわいい、と評判です。
妖精のような屈託のない少女らしさと芯のある凛とした美しさを持ち合わせた、今最も注目されている若手女優です。
出典:http://www.celebritiestemple.com/
姉のダコタ・ファニングと。