【週末デトックス】いぬ系映画は泣けるの法則

レコメンド

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出典:http://ameblo.jp/

猫ブームといえども、やっぱり犬もかわいい!人懐っこくて、いつでも一緒にいてくれる。そんなワンちゃん主演の映画もたくさんあります。猫派の人も動物はちょっと苦手な人も、きっと見てよかったと思える、おすすめの作品を紹介しましょう。

犬は人間の洋服やバッグじゃない、犬の命を考える『犬に名前を付ける日』

『犬に名前をつける日』映画オリジナル予告編

テレビディレクターのかなみ(小林聡美)は、犬たちのドキュメンタリーを制作することになりました。彼女自身も愛犬を亡くす辛さを体験し、犬に対する思い入れはことのほかあったのです。そして取材に訪れた福島では、震災によって行き場を亡くした犬たちの様子を目の当たりにします。彼女は、犬たちのために何ができるか考えます。

山田あかね監督が、4年間かけて実際の現場で人と犬たちの声を聞いて作り上げました。見るのがつらい映像もありますが、その現実に目をそむけてはいけないという気持ちになる作品です。

ドジな警察犬と訓練士の絆『きな子~見習い警察犬の物語~』

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ラブラドール・レトリバーの子犬、きな子。体が弱く警察犬には向いていないと言われますが、警察犬訓練士を目指す杏子(夏帆)は、きな子を育てる決心をします。
杏子たちは何度も失敗を繰り返しながらもがんばるのですが、なかなかうまくいかず、くじけそうになります。そんな中、きな子の体調が悪くなり、倒れてしまいます。

実話をもとに映画化された作品です。実際のきな子は香川県警の元嘱託警察犬で現在13歳。
杏子ときな子の頑張りに、勇気ががもらえる映画です。

一緒に成長していく訓練士と警察犬『クイール』

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ラブラドール・レトリバーのクイールは、訓練士である和田(椎名桔平)の特訓を受けて盲導犬として活動しています。ある日、共に過ごすことになった渡辺(小林薫)は盲導犬などいらない、とクィールを拒否します。しかし少しずつ心を通い合わせ、渡辺は歩くことができる喜びを感じ始めるのでした。

実在した盲導犬の物語。子犬から立派に成長し、12歳でその生涯を終えるまでを描いた作品です。

取り残されても力強く生き抜いた親子『マリと子犬の物語』

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新潟県中越地震で、実際にあった話を描いた絵本が原作です。
亮太と彩の兄妹は、ある日父・優一(船越英一郎)が連れてきた子犬にマリと名付けて可愛がります。マリは3匹の子犬を生み、幸せに暮らしていました。ところが2004年10月23日夕刻に大地震が…。倒壊した家の下敷きになってしまった彩と祖父。そこへ、マリと子犬たちが救助隊を導いて走ってきます。そしてようやくヘリコプターで助け出されることになった一家でしたが、マリたちが乗り込むことは許されなかったのです。

地震で人々は避難し、残されたマリたちのけなげな姿が胸を打ちます。

保健所職員と母犬とのふれあい『ひまわりと子犬の7日間』

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妻が亡き後、ふたりの子供と共に暮らす彰司(堺雅人)は保健所の職員。殺処分される動物たちの里親探しをする毎日ですが、ある日生後間もない子犬と共にやってきた母犬に出会います。彼はその母犬にひまわりと名を付けます。母犬は子犬を守ろうと必死で、彰司には心を開きません。このままでは引き取り手もないまま収容期間が終わってしまいます。彰司はなんとかしようとするのですが…。

人間不信になってしまった犬を通して、人間と動物との関わり方、絆を考えさせられる作品です。

最後まで主人を支え続けた『星守る犬』

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原作は村上たかしのベストセラーコミック

物語は役所勤めの恭介(玉山鉄二)が、男とその愛犬らしき遺体を発見したところから始まります。自分もかつて愛犬を死なせてしまった経験を持つ恭介は、偶然出会った少女(川島海荷)とともに、彼らの生前の足跡をたどります。調べていくうちにわかってきたのは、亡くなった男が失業、離婚…と辛い日々を送っていたことでした。恭介たちは行く先々で、男と愛犬ハッピーが出会った人々から話を聞き、その人柄に触れていくのでした。

日本で一番有名な犬の物語『HACHI 約束の犬』

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飼い主を待ち続ける有名なハチ公。その物語がハリウッドで映画化されました。

アメリカの郊外にあるベッドリッジ駅。そこで迷子になっていた秋田県の子犬を連れ帰ったパーカー(リチャード・ギア)は、「ハチ」と名付けて一緒に暮らします。毎朝共に駅まで行き、午後5時になると必ず迎えに来るハチは、その駅を使う人々にも愛されるようになりました。ところが、ある日パーカーは病に倒れてしまいます。

『犬に名前を付ける日』
2015年10月31日(土)からシネスイッチ銀座ほか全国順次公開
(c)スモールホープベイプロダクション