GWに一気見したい!大人でも楽しめる夢のファンタジー映画5選

レコメンド

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出典:http://www.blastr.com/

長いお休みがあったら見たかった映画をまとめて見るぞ!と、今から楽しみにしている人もいるのでは?行くとこないから映画でも見るか…それでも、いいんです!夢のある作品を選んで、ひと時現実を忘れてみましょう。数あるファンタジー映画の中でも、シリーズ化されているヒット作を紹介します。この機会に全部まとめて見ちゃいましょう。

指輪をめぐる壮大な物語『ロード・オブ・ザ・リング』

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出典:http://www.businessinsider.com/

ホビット庄に住むフロドは、養父から譲り受けた指輪を、滅びの山の火口に投げ入れ破壊するために、サムと共に旅に出ます。闇の冥王サウロンを倒すためには、かつて彼の物であったその指輪を破壊する以外に、方法がなかったのです。魔法使いガンダルフに導かれ進む道中で、フロドたちはアラゴルン、レゴラスなどの仲間に出会い進んでいきます。トロールと戦い、指輪の魔力に取りつかれる危機を乗り越えて…。

イギリスの長篇小説「指輪物語」を実写映画化した作品です。イライジャ・ウッドがフロドを演じ、『X-MEN』のマグニートー役でおなじみの、イアン・マッケランがガンダルフを演じています。
魔法使いやドアーフ族、エルフ族など、ファンタジー要素はもちろん、ハラハラドキドキのアクションも満載。ホビットの国”ホビット庄”の美しさには目を見張ります。指輪の魅力にとりつかれてしまったゴラムの醜さ、不気味さはホラー並みです。

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出典:http://tsutaya.tsite.jp/

2001年に第1作『ロード・オブ・ザ・リング』が公開され、翌2002年に『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』、そして2003年に『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』と全3部作で構成されています。
2作目では、1作目のラストに仲間と離れ離れになってしまった、フロドとサムふたりの旅路、そしてそれぞれの場所での悪の魔法使い、サルマン軍との決戦までを描いています。
3作目では、仲間たちとの再会と、いよいよ滅びの山にたどりつくまでを描いています。
また、2012年から2014年に毎年1作品ずつ公開された『ホビット』3部作は、この『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚にあたります。
合わせて鑑賞すると、より深く「指輪物語」の世界へ入りこむことができておすすめです。

クローゼットの奥は魔法の世界『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』

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出典:http://blog.goo.ne.jp/

第二次世界大戦のイギリス。ペペンシー家の長男ピーター、長女スーザン、次男エドマンド、次女ルーシーの4人は、田舎のカーク教授宅を疎開先としてしばらく住むことに。ある日かくれんぼをしていたルーシーは、クローゼットの中を進んでいくと、雪の降るナルニア国へとたどり着きました。実はナルニアは、白い魔女によって永遠に冬の世界となっていたのです。
ルーシーは姉兄を連れてナルニアを再び訪れ、かつてナルニアの王であったライオンのアスランと共にナルニア国を取り戻そうとするのですが…。

C・S・ルイスのファンタジー小説「ナルニア国ものがたり」を映画化した作品です。
クローゼットの奥の別世界、話す動物たち、魔女、予言…と、ファンタジーのすべてが詰め込まれています。そして雪景色がとっても幻想的。
アスランの声は『96時間』シリーズや『フライト・ゲーム』のリーアム・ニーソン、子供たちが出会う半獣タスナムには、この作品で知名度が上がったジェームズ・マカヴォイが扮しています。

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出典:http://watchonlinemovie.co/

2005年『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』、2008年『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』、そして2010年『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』。全3部作です。
第2章では、第1章から1000年以上もたったナルニア国が舞台。戦いを好むテルマール人に支配されたナルニアで、王である叔父の暴挙に立ち向かうカスピアン王子とルーシーたち4人の活躍を描いています。
第3章では、ナルニアを再度訪れるのはルーシーとエドマンド、そしていとこのユーチナスの3人です。カスピアン王子と再会したルーシーたちは、7本の剣を探す旅に出ます。

3作品での、4人の子供たちの成長ぶりも見どころです。
『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』で登場したユーチナスを演じたウィル・ポールターは、『メイズ・ランナー』『レヴェナント:蘇えりし者』にも出演しています。

夜な夜な自由に動き出す展示物たち『ナイト ミュージアム』

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出典:http://movies.yahoo.co.jp/

無職のラリーが見つけた仕事は、アメリカ自然史博物館の夜警。その初日にラリーは、展示物のティラノサウルスの骨格標本が動き出したのを目撃。それだけではなく、蝋人形やはく製まで動き出します。それは、古代エジプトの”アクメンラーの石板”の力でした。展示物たちと意気投合したラリーは毎夜楽しく警備を行います。しかし、ある時その石板がラリーの前任者である老人3人により盗まれてしまいます。

夜になると展示物が動き出す、というありそうでなかったストーリーがコメディータッチで描かれています。主演のベン・ステイラーはまさにはまり役。今は亡き名優、ロビン・ウィリアムズは、ルーズベルト大統領の蝋人形を演じています。

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出典:http://books.rakuten.co.jp/

こちらも、2006年『ナイト ミュージアム』、2009年『ナイト ミュージアム2』、2014年『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』の全3部作です。

2作目では、アメリカ自然史博物館の展示物たちは、同館の改装によりスミソニアン博物館に移されます。そこでまたまた動き出す彼ら。今度はスミソニアン博物館の展示物も巻き込んで大騒ぎです。
3作目では、展示物たちとラリー、そして息子のニッキーが飛行機で大移動!大英博物館へ行き、石版の謎を探ります。

それぞれの作品では舞台を変えながらも主演のラリーと展示物たちが、さらに強烈なキャラクターたちを加えてパワーアップ。1作品ごとに彼らの絆は強まります。笑いあり涙ありのドタバタ劇は家族みんなで楽しめる、ファンタジーコメディーです。

額に傷のある男の子と闇の魔法使いの戦い『ハリー・ポッターと賢者の石』

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出典:http://www.cosmopolitan.co.uk/

両親が亡くなり、叔父の一家に引き取られたハリー・ポッターは階段下の物置部屋に住み、いとこのダドリーにもバカにされて、ひどい扱いを受けて暮らしていました。
しかし、ハリーの11歳の誕生日に魔法学校から入学の知らせが届きます。彼は魔法使いの血を引いた子供だっだのです。期待に胸を躍らせて乗り込んだ学校へ向かう列車の中で出会ったのは、ロンとハーマイオニー。彼らは魔法使いになるための勉強を始めます。ところが、3人は学校の大きな秘密を知ってしまいます。

今やユニバーサルスタジオジャパンでもその世界が大人気のハリー・ポッター。個性的な仲間たちや、次々登場する魔法の世界のお菓子やおもちゃが魅力的。杖を振って唱える呪文や、箒にまたがり空を飛ぶ…といった、往年の魔法使いのシチュエーションが満載です。
2001年の『ハリー・ポッターと賢者の石』から10年間、同じキャストで8作品が制作され世界中を席巻したファンタジー大作です。

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出典:http://mery.jp/

2作目『ハリー・ポッターと秘密の部屋』、続いて2004年『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』など全8作に渡る超大作です。2010年に公開された『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』、そして2011年公開の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』によってシリーズは完結しました。
原作本も大ヒットし、映画ではハリーを演じたダニエル・ラドクリフをはじめ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンといった仲間たちがどんどん大人びて、物語の核心に近づいていきます。
今年惜しくもこの世を去ったイギリスを代表する俳優、アラン・リックマンの演じるスネイプ先生にもご注目ください。

明るくて頑張り屋だけれどちょっとわがままな妖精『ティンカー・ベル』

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出典:http://www.slashfilm.com/tinker-bell-movie/

ピクシーホロウという妖精の谷には、たくさんの妖精たちが住んでいます。自然界で働く妖精たちはその持って生まれた才能で、それぞれの役割を果たしながら楽しく仕事をしているのです。ある日、その谷で新しい妖精、ティンカー・ベルが誕生しました。彼女に与えられたのは”もの作りの才能”でした。しかし彼女は、人間界に四季を届けに行く才能に憧れ、もの作りよりそちらの手伝いを懸命に始めるのですが…。

『ピーター・パン』に登場する妖精、ティンカー・ベルの始まりを描いています。
明るくかわいい彼女が、素晴らしい景色の中で飛び回る様子は、見ていてうっとりしてしまいます。やんちゃな妖精やセクシーな妖精、たくましい妖精など、小さなヒーロー・ヒロインたちの世界を覗いてみてください。

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出典:http://www.amazon.com/

2008年『ティンカー・ベル』、2009年『ティンカー・ベルと月の石』、2010年『ティンカー・ベルと妖精の家』、2012年『ティンカー・ベルと輝く羽の秘密』。そして2014年には『ティンカー・ベルとネバーランドの海賊船』と『ティンカー・ベルと流れ星の伝説』。全6作です。
ティンカー・ベルのチャーミングな魅力はもちろん、野原や森、海や星空などの風景の美しさ、四季の鮮やかさなど、その背景に魅せられる映画です。
女の子の大好きなかわいいもの、キラキラのものがいっぱい出てきますよ。

1人でじっくり見ても、家族でわいわい見ても楽しめるシリーズ映画をご紹介いたしました。大型連休を利用して、お家でゆっくり映画を楽しんでみてはいかがでしょうか。