ハリー・ポッターの通うホグワーツ魔法学校はイギリスにありますが、他の国にも魔法学校があることは映画の中でも紹介されていました。そんな魔法学校がなんと、日本にも存在するという噂が…果たしてそれは真実なのか?検証してみましょう。
ホグワーツ魔法学校って知ってる?
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ハリーが11歳の時に入学した、立派な魔法使いになる理論や実技を学ぶ7年制の学校です。4人の魔法使いたちにより、イギリスで創立されました。全寮制で、4つの寮名には彼らの名前がついています。ハリーやロン、ハーマイオニーが入ったのは、グリフィンドール。対立していたマルフォイたちはスリザリンです。
壁に掛けられた絵画の人物が話したり愛想のいい幽霊たちが徘徊していたり、勝手に動きだす階段など、ワクワクする要素がいっぱいの学校です。
魔法学校はホグワーツだけじゃない!
校長のダンブルドアをはじめ、マクゴナガル、スネイプ、ハグリッドなどの教師たちに見守られながら、ハリーたちは学校生活を送っています。習う教科は、薬草学、魔法史、呪文学、変身術、防衛術など。
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』では、三大魔法学校対抗でクウィディッチの試合が行われました。ホグワーツを訪れたのは、北欧にあるダームストラング専門学校と、フランスにあるボーバトン魔法アカデミーの生徒たち。これでもわかるように、世界にはホグワーツのほかにも魔法学校があるのです。
世界に11あるといわれる魔法学校
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それぞれの国の魔法学校の生徒たちはユニークです。ボーバトン魔法アカデミーは青い制服と帽子で、いつも舞うような優雅な振る舞いをしています。ロンが憧れたフラーもこの学校の生徒です。
ブラジルにはカステロブルーシュー、アフリカにはワガドゥー、北米のイルヴァーモーニー、ブラジルのカステロブローシュ、そして日本にも魔法学校があることがわかりました。
日本の魔法学校、マホウトコロ(魔法処)
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ハリー・ポッターの作者、J・K・ローリングのウェブサイト”Pottermore”内の”Wizarding Schools”では、全国地図に随所ある魔法学校が記されています。そして日本の魔法学校はMAHOUTOKOROという名称で、小笠原諸島の南硫黄島にあるとされています。
白いヒスイで作られた優美な建物で、世界の中でも一番小さな魔法学校です。7歳で入学し、大きなウミツバメに乗って通学するのです。そして、11歳から寄宿生活が始まります。
気になる制服(ローブ)の色は薄いピンク。成長しても制服はいつもぴったりに変化し、魔法知識が増えるたびに色が変わります。そして優秀な者は金色になるのです。
マホウトコロの生徒はクィディッチが強く、杖は桜の枝の杖を持つ者が特別とされています。
日本で最も強いクィディッチチームは「トヨハシテング」というチーム名で、日本の豊橋市が元になっているそう。
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日本地図の下に、MAHOUTOKOROの文字
余談になりますが、2023年2月に発売されたゲーム『ホグワーツ・レガシー』では、ホグワーツの飛行訓練の教師としてマダム・コガワという日本人が登場しましたね。コガワ先生もこのマホウトコロ出身で、親友とクィディッチの練習に励んでいたみたいです。
“東洋のガラパゴス”こと南硫黄島!
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南硫黄島は、無人の火山島です。頂上付近には霧がかかることも多く、幻想的。原生に近い植物、生物たちが生息し、東洋のガラパゴスとも言われています。
ここに、魔法使いの卵たちが集うのだと思うと心が踊りますね。もしかしたら、あなたの周りにいる7歳の少年少女にも入学許可証が届けられる日が来るかも?!
映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は、1926年のニューヨークが舞台。ハリーたちがホグワーツで学んでいた頃より70年も前の話です。
マホウトコロの存在が明かされたことで、より身近に感じられるハリーの世界。日本に魔法学校があるという噂は…本当なんです!