生田斗真、桐谷健太の次は!?『彼らが本気で編むときは、』追加キャスト発表!

映画ニュース

生田斗真くん、桐谷健太くん、柿原りんかさんの3名のみキャストが発表されていた、荻上直子監督の5年ぶりとなる最新作『彼らが本気で編むときは、』のクランクイン報告があってから約3か月。
ついに追加キャストが発表となりました!!

(左上から)ミムラ、田中美佐子、小池栄子、りりィ、門脇麦

(左上から)ミムラ、田中美佐子、小池栄子、りりィ、門脇麦

今回、追加キャストとして発表されたのは、各世代を代表する豪華な女優陣!
それぞれの役どころとコメントが到着いたしました!

5名の女優陣。その役どころとは!?

【ミムラさん:ヒロミ役】
マキオ(桐谷健太)の姉であり、娘のトモ(柿原りんか)を愛しながらも、シングルマザーの辛さから悩み、娘を置き去りに・・・。叔父にあたるマキオにトモを預け、行方をくらます。

【田中美佐子さん:フミコ役】
リンコ(生田斗真)の母親であり、子供の頃から自分の性に悩むリンコの一番の“人生の応援団長”。誰よりもリンコを明るく支え続ける。

【小池栄子さん:ナオミ役】
小学生であるトモの同級生・カイの母親。家庭環境が良いとは決していえないトモに自分の息子が近づくことに警戒心を強く抱くが、その息子自身も心に深い悩みを持っている。

【りりィさん:サユリ役】
マキオとヒロミの母親。痴呆が進み、リンコが女性の介護士として勤める老人ホームに入居している。ヒロミとは、長い間不仲が続いている。

【門脇麦さん:佑香役】
リンコの職場の同僚であるが、リンコと対照的に、女性でありながら男っぽいサバサバとした性格で、結婚を控えている。お互いの人生の節目に多大な影響を与え合っている。

夢のキャスティングが実現し、「おもしろい瞬間がたくさんあって幸せでした」と語る荻上監督

女性に圧倒的人気を持つ荻上直子監督

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撮影を終えたみなさまからメッセージ!

【ミムラさんよりコメント】
荻上監督の作品は、登場人物がお互い信頼し合っている感じがとても素敵だなと思いました。今回の台本を読んで、そのままズバリというところと、今までの監督のテイストとは少し違うぞというチャレンジの部分も感じて、この作品に呼んで頂けたのは、本当に光栄です。多様な親子関係と、血のつながりではない部分での関係。血縁者であることの弱みと強み、そうではない人の弱みと強み。私の演じたヒロミのネグレクトも決してあってはならないことで、今回は、題材的にそんな社会問題にも踏み込んだものが多く描かれています。従来の荻上作品ファンの方にも、観たことがないよという方にも楽しんでもらえるシーンがたくさんあると確信していますので、是非ご覧になってください!

【田中美佐子さんよりコメント】
脚本を最後まで一気に読み切ってしまうくらい、とても感動しました。まさに監督のいま一番描きたいことが、この脚本の中にはすべて詰まっていると思います。
トモちゃんよりは少し歳が上ですが、私も子育て中です。ただ、監督がこの映画で望む母親像と、私が実際にやっている母親とはまるで違うものです。母としてこの現場に来るのではなく、役者としてここに来て、監督の思う母親を100%できたらいいな、それに近づけたらいいなと思いながら演じました。
監督もお子さんがいらっしゃるということで、「突然子供にカミングアウトされたら、やっぱりびっくりしますよね」って監督にお話したら、「え、どうしてですか?全然びっくりしないと思います」という答えが返ってきました。その言葉にも感動しました!(笑)

【小池栄子さんよりコメント】
色々なことに切り込んだ脚本ですし、今の時代だからこそ、こういったテーマを、特に女性監督の目線で描くことが大事だと思いました。監督も、妥協しない、こだわりの強い方で、自分が理想とする役のイメージに近づける作業を、とても楽しんでいらっしゃると感じました。今後ももっと一緒に監督と作品を作ってみたいという気持ちです!
非日常のように思えて、日常で巻き起こっている恋愛話なので、どう感じるかというのが、自分の恋愛観を見つめ直すいい機会になると思います。恋愛には寛容でいてほしい、いられる人になってほしいと、この映画を観た人には期待します。観終わった後は、恋したくなりますよ。やはりパートナーがいるのは、とても心強いことなので。恋しましょう!

【りりィさんよりコメント】
私はリンコさんのようなタイプの人が友達に多くて、結構身近な問題だったんです。こういうテーマを取り上げてもらえるのは嬉しく思いました。
生田さんは、キレイの一言!傍からみていて、ちょっとしたしぐさも女性になりきろうと努力されていました。
男女を超越した人間愛。そこには男も女も、年齢制限もない。愛するってそういうことだと思うんです。そこを感じさせてもらえる作品になるんじゃないかと、完成を楽しみにしています!

【門脇麦さんよりコメント】
荻上監督の作品はとても好きなので、お話をいただいた時はとても嬉しかったです。脚本を読んで、今までの荻上監督の作品のテイストと少し違うなと思ったので、どういう風に撮られるのか楽しみにしていました。監督の演出は非常に的確だし、繊細だし、自分が「今の違ったな」と感じると、その微妙な違和感も察知されて、ちゃんと「もう1回!」が来ます(笑)
私が演じた佑香は「女の子っていいな」「恋するっていいな」「誰かと一緒になるっていいな」「人と人との繋がりっていいな」っていうことをリンコさんに感じさせる役だったと思います。本作では、育児放棄など様々な社会問題が盛り込まれていますが、どんどん人間関係が希薄になっていく社会で、一緒になるのが困難だからこそ、人間の繋がりの大切さや温かさが描かれるところを観て欲しいです。

そして『彼らが本気で編むときは、』公式サイトもオープンしました。
(公式サイト:http://kareamu.com
11歳の孤独な少女が心を開いたのは、トランスジェンダーの美しい人だった…。
『かもめ食堂』や『めがね』の荻上直子監督5年ぶりの最新作、2017年2月25日(土)の公開が待ち遠しいですね!

2017年2月25日(土)、新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国ロードショー!
© 2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会

 

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