CinemaGene(シネマジーン)

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いま最も役者が出たいと思う監督!気鋭の監督・横浜聡子

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新井浩文さんを始め、いま俳優たちがこぞって演じたいと話す新進気鋭の映画監督・横浜聡子さんをご存知ですか?彼女の作り出す魅力的なキャラクター達は、スクリーンの中で輝きに満ち溢れています。そんな話題の映像世界を体験してみませんか?

青森を舞台に描く衝撃のヒューマンドラマ『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』

歯科技工士として働くのり子。雪に閉ざされた青森で暮らすのり子のもとに、東京に出稼ぎに出ていた父親が帰ってきます。父親が連れてきたのはのり子よりも若い女でした。彼女の妊娠が発覚しても、取り乱すこともせず淡々と日々を送るのり子。そんなとき、幼馴染のちえみが、結婚を機に東京へ行くことを知ります。

横浜聡子さんが映画を学んだ映画美学校卒業時に、卒業制作として製作した短編作品です。横浜聡子自身の故郷である青森を舞台に、複雑なヒューマンドラマが繰り広げられます。

どこまでも突き抜けた青春ストーリー『ジャーマン+雨』

決して人から愛される容姿ではなく、性格だって強引でわがまま。天涯孤独の16歳。植木職人見習いのよし子が夢見るのは歌手でした。たて笛一本で作曲するよし子は、近所の子供相手にたて笛教室を始めます。曲のネタにするのは、周りの人間が抱えるトラウマでした。

トラウマや悲劇を涙に変えようとする映画が多い昨今。そんな風潮に一石を投じるのが本作です。悩みも傷も痛みもすべてを吹き飛ばす勢いに満ちた本作をご覧ください。

商業映画デビュー作品は賛否両論の問題作!?『ウルトラミラクルラブストーリー』

青森で農業にいそしみながら暮らす水木陽人は、やることなすこと常識外れの変わり者。そんな陽人は、東京からやってきた町子に生まれて初めて恋をします。カミサマという占い師を探す町子に猛アタックを続ける陽人は、ある日子供たちと畑で遊んでいるときにある事故にあってしまい、思わぬ変化を遂げてしまいます。

横浜聡子さんが商業映画デビューを飾った作品『ウルトラミラクルラブストーリー』。全編津軽弁、オール青森ロケで製作された本作の主人公の青年・水木陽人を演じたのは、青森県出身の松山ケンイチさんです。そのジェットコースターのようなストーリー展開と、織り込まれるテーマの多さに賛否を巻き起こしました。

国外の映画祭でも評価を受けた中編『りんごのうかの少女』

青森は岩木山のふもと。りんご農家を営む三上一家の長女・りん子は、家出を繰り返していました。姑に口を挟まれながら、子育てりんご育てに奔走する母や、りん子に馬を贈ろうとする自分勝手な父親。ある日、金の無心に家に戻ったりん子が目にしたのは、父親の遺影と1頭の馬でした。

ロンドン・レインダンス国際映画祭で、最優秀作品賞・短編部門にノミネートされた本作。青森・弘前の魅力を地元ならではの目線で楽しめる作品です。

安田顕を主演に迎えた最新作『俳優 亀岡拓次』

37歳、脇役俳優。演じた役は数知れず。あまり名前は覚えてもらえないけれど、製作スタッフからは愛される亀岡拓次。なるべく仕事は断らず趣味はお酒。そんな彼は、ある日ロケ先の長野県で立ち寄った、居酒屋の若女将・安曇に恋をします。

横浜聡子監督最新作は、演劇チームTEAM NACSの安田顕を迎えた「脇役が主役」の作品です。本作の主人公・亀岡拓次の職業は脇役俳優。名前は覚えてもらえなくても撮影現場では人気者という人物です。

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横浜聡子監督の作品についてご紹介しました。いかがでしたか?彼女が描き出すキャラクターはどれも個性的でクセになっちゃう魅力的な人物ばかり。ぜひ、お気に入りのキャラクターを見つけてみてください。

『ジャーマン+雨』
©横浜プロ

『ウルトラミラクルラブストーリー』
©2009「ウルトラミラクルラブストーリー」製作委員会

『りんごのうかの少女』
©2013弘前市

『俳優 亀岡拓次』
©2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会

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