演技派俳優の演技に引き込まれる、おすすめ洋画4選

レコメンド

シリアスな洋画って、やっぱり演技に支えられているなと思うんです。
演技派の俳優が魅力のおすすめ洋画4選です。

全てを忘れても、愛は永遠。『アリスのままで』

『アリスのままで』映画オリジナル予告編

50歳のアリスは、まさに人生の充実期を迎えていた。
高名な言語学者として敬われ、ニューヨークのコロンビア大学の教授として、学生たちから絶大な人気を集めていたアリス。夫のジョンは変わらぬ愛情にあふれ、幸せな結婚をした長女のアナと医学院生の長男のトムにも何の不満もなかったが、唯一の心配は、ロサンゼルスで女優を目指す次女のリディアだけだ。
ところが、そんなアリスにまさかの運命が降りかかる。物忘れが頻繁に起こるようになって診察を受けた結果、若年性アルツハイマー病だと宣告されたのだ。その日からアリスの避けられない運命との闘いが始まるー。

■みんなのレビュー
だんだん自分自身がぼやけて消えていってしまうような感覚になる病気、若年性アルツハイマー。誰しも病気にはなりたくない、まして記憶がどんどん薄れて行くような病気には。かつて日本映画でも取り上げられた病気だが、人が生きるということを深く考える映画。/ニッキィ

 

父子の絆が友情を引き裂く!命を賭けた父親代理戦争!『ラン・オールナイト』

『ラン・オールナイト』映画オリジナル予告編

殺し屋として闇の世界に生きるジミー(リーアム・ニーソン)は、仕事のために家族を捨て、一人息子のマイク(ジョエル・キナマン)とも疎遠になっていた。
しかしある日、殺人現場を目撃して殺されそうになっていたマイクを救うため、NYを牛耳るマフィアのボスの息子ダニーを射殺してしまう。ボスのショーン(エド・ハリス)とは固い絆で結ばれた30年来の親友だったが、息子を殺されたショーンは、嘆き、怒り、ジミーに宣告する。「お前の息子を殺して、お前も殺す」と。
朝が来る前にジミーたちを葬ろうと、ニューヨークは今、街中が敵となった。父と子の決死の戦いが始まるー。

■みんなのレビュー
リーアム・ニーソンが、息子を守るために、必死で逃走するシーンには、ハラハラ、ドキドキさせられます。ストーリーの面白さと、展開の速さにも、どんどん引き込まれ、父子の絆にも胸を打たれます。ニューヨーク中を敵に回した父子が、いったいどうなってしまうのか、最後の最後まで目が離せません。/雪やなぎ

 

やっと気づけた。自分の存在証明。『サンドラの週末』

『サンドラの週末』映画オリジナル予告編

体調不良で休職していたサンドラは、ようやく復職の目途が立つ。そんな矢先のある金曜日、会社が職員へのボーナス支給のために1人解雇しなくてはならず、サンドラを解雇すると通告してくる。同僚のとりなしで、週明けの月曜日に職員たちによる投票を行い、ボーナスをあきらめてサンドラを再び迎えることに賛成する者が多ければ、そのまま復職できることになる。
それを知ったサンドラは週末、同僚たちを説得してまわるが・・・。

■みんなのレビュー
マリオン・コティヤールが主演しているので、ぜひ見てみようと思っています。彼女の魅力はやはり演技力ではないでしょうか。予告編でも寂しそうでいて、尚且つ秘めたパワーを持っている表情が印象的でした。一人でも楽しめそうですし、恋人ともなのしめそうな作品です。/ぽりん

 

“自閉症の兄。金銭目当ての弟。それでも理解しあえた兄弟の絆『レインマン』

BA-073出典:http://movie.walkerplus.com/mv9720/dvddata/
高級外車のディーラーをしているチャーリーの元に自分を勘当した父の訃報が届く。
遺産目当てに故郷に戻った彼だったが、遺産の300万ドルは見た事もない自閉症の兄、レイモンドの手に渡る事を聞かされる。なんとか金を物にしようとチャーリーは施設にいるレイモンドを誘拐まがいに連れ出し、ロスに戻ろうとするのだったが・・・。

■みんなのレビュー
主人公チャーリーを演じたトム・クルーズの演技も良かったが、主人公の自閉症の兄であるレイモンドを演じたダスティン・ホフマンの演技の方が上回っている。本当に自閉症の人のように見える演技は素晴らしかった。遺産目当てに兄に近づいたチャーリーが兄が施設に入った理由を知るシーンは胸に迫るものがあり圧巻だった。弟が兄の心に少しは近づけたのかと思ったら素っ気なくされたりで見ていて切なくなったりもした。/どろん

 

『アリスのままで』
(C)2014 BSM Studio. All Rights Reserved.
『ラン・オールナイト』
(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
『サンドラの週末』
(C)Les Films du Fleuve -Archipel 35 -Bim Distribuzione -Eyeworks -RTBF(Télévisions, belge) -France 2 Cinéma
『レインマン』
(C)1988 UNITED ARTISTS CORPORATION