CinemaGene(シネマジーン)

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かっこいいだけじゃない!演技派トム・クルーズを堪能できる映画作品

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出典:https://www.picsofcelebrities.com/

54歳になっても果敢にアクションに挑戦し続ける大スター、トム・クルーズ。近年はアクションやSFといった娯楽作品を中心に活躍しています。そのため、あまり賞レースや演技賞で名前を見ることは少ない俳優です。しかし、実は演技派の一面も持っているんです。ロマンス、法廷、ヒューマンドラマなど、トム・クルーズの演技を堪能できる作品を集めました。

不器用な兄弟の交流を描くヒューマンドラマ『レインマン』

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出典:http://www.pbs.org/

高級車のディーラー事業を立ち上げたチャーリー(トム・クルーズ)でしたが、事業は思うようにうまくいきません。ついに追い詰められたチャーリーの元に届いたのは、長らく連絡を絶っていた父の訃報でした。莫大な資産を相続できると考えたチャーリーは故郷に帰りますが、そこで知らされたのは、存在すら知らなかった兄レイモンド(ダスティン・ホフマン)に、ほとんどの遺産が相続されるという事実。チャーリーに残されたのは車とバラだけでした。納得できないチャーリーはレイモンドに会おうとしますが、そこでレイモンドが、重度の自閉症と診断されていることを知ります。チャーリーはレイモンドが持つ遺産の権利を手に入れるため、レイモンドとロサンゼルスまで車で旅をすることに。旅を続けるうちに、チャーリーの心には幼い日の家族の思い出がよみがえって来るのでした。

親からの愛情を満足に受け取れず、「レインマン」という想像上の友達と遊んで成長した青年チャーリーを演じています。レイモンドと次第に心を通わせていく演技には、心をうたれます。ラスベガスの夜、レイモンドとそっと肩を寄せ合ってダンスの練習をするシーンは必見。チャーリーがレイモンドに向ける感情を、仕草や視線から感じ取ることができます。

ひとりの男が人生で本当に大事なものにめぐり合う『ザ・エージェント』

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出典:http://www.closerweekly.com/

一流スポーツエージェントのジェリー・マグワイア(トム・クルーズ)は、社内での地位も盤石な働き盛り。しかし、クライアントの息子に言われた一言がきっかけで、自分の人生を振り返ることに。深夜の勢いもあり、マグワイアは思い切った提案書を発表。しかし、思い切りが良すぎて会社を首になってしまいます。新しい会社を作ると啖呵をきったマグワイアに付いてきたのは、提案書に感銘を受けた経理のドロシー・ボイド(レネー・ゼルヴィガー)と、一匹の金魚だけでした。担当していたクライアントにも、気の強い婚約者にも見捨てられたマグワイアでしたが、どん底の中で人生において本当に大事なものに気付きます。

有能なスポーツエージェント役、と聞けば誰もがスマートでハンサムなトム・クルーズを想像するでしょう。しかし本作の主人公ジェリー・マグワイアは、少しそのイメージとは離れている人物。確かにハンサムだけれど、焦って「金を持ってこい!」と叫んだり、オフィスフロアで暴れたり…。追い詰められた人間の必死さやちょっとカッコ悪いシーンなど、コミカルな演技を見ることができます。

それは夢か現実か?『アイズ ワイド シャット』

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出典:https://www.justwatch.com/

開業医ビル・ハーフォード(トム・クルーズ)は、美しい妻アリス(ニコール・キッドマン)と子供にも恵まれ、一見満たされた日々を送っていました。パーティから帰った夜、ビルはひょんなことからアリスの浮気願望を聞いてしまいます。まさか自分の妻にそんな欲望があったとは思わなかったビルはショックを受け、夜の街を彷徨い歩くことに。夜の街でビルを待ち受けていたのは、官能に満ちた不思議な体験の数々。しかしあと一歩を踏み出しきれないビルを笑うかのように、ビルの中ではアリスが浮気をする妄想が膨らみ続けます。

スタンリー・キューブリックの豪華な映像にトム・クルーズ、と来ればどれだけ華やかなラブロマンスが見られるのか…と思いきや、ビルはなかなか一歩を踏み出すことができない男。行動力あふれる役柄が多い近年のトム・クルーズ作品では、あまり見られない役柄です。お相手には美しい女性たちが揃っている上、出てくる男性たちのうちハンサムで若く社会的地位もあるのはビルだけ。しかしどうしても踏み出すことができない…。そんな庇護欲を誘う演技をぜひご覧ください。

ジャック・ニコルソンとの真っ向対決!『ア・フュー・グッドメン』

キューバ・グアンタナモ米海軍基地で、海兵隊員の殺害事件が発生。ダニエル・キャフィ中尉(トム・クルーズ)は、司法取引専門の法廷未経験弁護士でありながら、上層部からこの事件の弁護人に抜擢されます。いつものように簡単に取引で済まそうとしたキャフィを止めたのは、この事件を明るみに出したジョアン・ギャロウェイ少佐(デミ・ムーア)でした。弁護チームは調査に出たグアンタナモ基地で、事件の背後に基地の総司令官ネイサン・ジェセップ大佐(ジャック・ニコルソン)の関与を確信。相手の大きさや自らの経験不足から尻込みするキャフィを叱咤し、チームは軍事法廷に挑みます。

注目は、ジャック・ニコルソン演じるジェセップ大佐との対決シーン。長台詞を畳みかけるように言い切る演技は、圧巻の一言です。法廷ドラマならではの、法律用語の応酬も魅力のひとつ。派手なアクションや銃撃戦ではなく、言葉で強敵を追い詰めていくトム・クルーズの知的なセクシーさを堪能してください。

仮面や特殊メイクで顔を覆って挑んだ『バニラ・スカイ』

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出典:http://okmusic.jp/

大富豪で容姿端麗、プレイボーイ、出版界の若き実力者であるデイヴィッド・エイムス(トム・クルーズ)は、何にも不自由しない夢のような日々を送っていました。デイヴィッドは、自身の誕生日パーティで出会ったソフィア・セラノ(ペネロペ・クルス)にひとめぼれします。それまで数々の美女たちと遊び歩いていたデイヴィッドでしたが、その夜ついに真実の愛に触れることができたのです。それに勘付いたセックスフレンドのひとりジュリー・ジアーニ(キャメロン・ディアス)は、嫉妬のあまりデイヴィッドと無理心中を画策。巻き込まれたデイヴィッドは一命をとりとめたものの、ハンサムだった顔は見るも無残なものになっていたのでした。

ハンサムな顔立ちがトム・クルーズの魅力のひとつ。しかし本作では、半分以上その顔をマスクや引き攣れた特殊メイクで覆っています。表情を封印して挑む演技は必見。表情以上に感情を語る手や、声色のひとつひとつを堪能してください。

Rock Of Ages - European Film Premiere
出典:http://www.pinknews.co.uk/

11月11日(金)には最新作『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』も決定しているトム・クルーズ。アクションも最高にかっこいいけれど、実はコメディやロマンス、サスペンスでも確かな演技力を発揮してくれるトム・クルーズの、新たな魅力を楽しんでみてくださいね!

『ザ・エージェント』
© 1996 TriStar Pictures, Inc. All Rights Reserved.

『ア・フュー・グッドメン』
©1992 Columbia Pictures Industries, Inc. and Castle Rock Entertainment. All Rights Reserved.

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