監督としても才能を発揮！大人の渋さを見せる俳優イーサン・ホークのおすすめ出演映画作品

映画「ビフォア」シリーズで知る人も多いイーサン・ホーク。1970年生まれで40代半ばとなり、ますますセクシーさを増しています。2001年には『チェルシーホテル』で監督としてもデビューしました。日向でも陰でも才能を発揮するイーサン・ホークの出演作を紹介します。

詩を通して人生の素晴らしさを感じる『いまを生きる』

出典：https://cinema-fanatic.com/

1959年、全寮制の学校で新学期が始まります。新赴任してきたジョン・キーティングは、生徒たちに規則に縛られた学校生活よりも素晴らしいことがあると説き、詩の素晴らしさを教えます。ある時、生徒のニールはキーティングがかつてこの学校で詩のクラブを作っていたことを知り、自分たちも…と、ダルトン、ノックス、トッドたちと共にクラブを再開させるのでした。夢を語り合う彼らでしたが、ニールは父親に将来の夢を絶たれ絶望してしまい…。

1989年の、ロビン・ウィリアムズが主演した心温まる学園ドラマです。生徒のひとりであるトッドを、イーサンが演じました。

出会い、恋をし、高まる気持ちが溢れてくる『恋人までの距離（ディスタンス）』

出典：http://isaaclikes.com/

ヨーロッパを走る電車の中。パリへ向かうセリーヌとウィーンへ向かうジェシー。偶然隣り合わせ意気投合した2人は、ジェシーの降り立つウィーンで彼の飛行機の時間まで街を散策することになります。ただただ話に夢中になり、歩き、時間は過ぎていきます。そして2人の距離は急速に縮まるのでした。

1995年に本作（原題『ビフォア・サンライズ』）が公開され、2004年『ビフォア・サンセット』、2013年『ビフォア・ミッドナイト』の全3部作。イーアン・ホーク、そしてジュリー・デルビーの代表作ともいえます。ふたりの出会いから9年後の再会、そしてそのまた9年後の2人の生活…と、時と共に自然な形で変化していく彼らをまるで友人のように見守ることができる作品です。

新米刑事の相棒はなんでもありの悪徳刑事…『トレーニング デイ』

出典：http://www.showbiz411.com/

ロサンゼルス市警の新人刑事ジェイクは、麻薬取締課に配属になります。そこでコンビを組むことになったのは、ベテラン刑事のアロンソ。しかし、アロンソは事件解決のためならなんでもする男。小さな犯罪なら見逃して大きな獲物をつかもうとする彼のやり方に、ジェイクは反発します。

デンゼル・ワシントンと共演した、2001年の作品。正義感の強い新人刑事ジェイクを、イーサンが演じました。

ボクと共に家族が成長していく12年『6才のボクが、大人になるまで。』

6歳の時に両親が離婚し、姉のサマンサと引っ越すことになったメイソンJr.。母親と過ごし、彼女が再婚した後は家族が増え、6人での生活が始まります。メイソンJr.は反抗期を迎え、恋をし、やがて大学へと進学を決めます。6歳の彼は、18歳の春を迎えるのでした。

イーサンは、メイソンJr.の父親を演じました。パトリシア・アークエット、エラー・コルトレーン、ローレライ・リンクレイターが共演。2002年から、6歳の少年が大人になるまでの12年間を、同じキャストで撮り続けました。『ビフォア・サンライズ』のリチャード・リンクレイター監督作品です。　

イーサンの人生にも触れることができる監督作品『シーモアさんと、大人のための人生入門』

俳優としての仕事に行き詰まっていたイーサン・ホークは、ある日の夕食会でシーモア・バーンスタインと出会います。彼はかつてコンサートピアニストとして活躍し、引退した後はピアノを教えることで生活していました。シーモアの深い言葉と美しいピアノの音に、イーサンの心は癒されていくのです。

2016年10月公開の、イーサン・ホーク監督作品。ドキュメンタリー映画であり、実際にイーサンが出会い彼を救ったピアノ教師シーモア・バーンスタインの豊かな言葉でつづられています。

2017年には、リュック・ベッソン監督のSF映画に出演予定のイーサン・ホーク。監督としても俳優としても高い評価を得て、日本でもますます知名度は上がる予感です。これまでの作品もぜひチェックしてください。

【関連記事】
◆渋い男の代表格！ジュード・ロウはやっぱり渋くてかっこいい
◆イケメンが目白押し♡ いま熱い注目の英国俳優5選