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綾野剛×村上虹郎×熊切監督、男同士で語る映画に込めた熱い思い!『武曲 MUKOKU』初日舞台挨拶!

6月3日(土)より全国公開中の映画『武曲 MUKOKU』初日舞台挨拶が行われ、主演の綾野剛さん、村上虹郎さん、熊切和嘉監督が揃って登壇!
撮影中の裏話や、映画にちなんだ<最近何かと戦ったエピソード>など、役者×監督がそれぞれの視点で語った初日舞台挨拶の模様をレポートします。

◆綾野剛と村上虹郎の“日本映画史に刻む6分間の死闘”を目撃せよ!
映画『武曲 MUKOKU』特集記事はこちら!

綾野剛「監督の“いいっすねー”を聞くとホッする」

主人公・矢田部研吾を演じた綾野剛さん

映画の公開日6月3日(土)に行われた舞台挨拶で、主演の綾野剛さん、村上虹郎さん、熊切和嘉監督の3人が登壇。
綾野さんは、登壇して客席を見渡し「武蔵野館・・・やっぱりいいですね、この雰囲気」と満席の様子に満足げな表情で挨拶。村上さんは、「この日を迎えることができてとても幸せです」と挨拶。
熊切監督と再びのタッグとなった本作に臨むにあたっての心境について、綾野さんは「熊切監督とは5年前に『夏の終り』でご一緒したんですが、その時は熊切組に入れるという喜びばかりで地に足がついていなくて、すごく心残りがありました。でも監督は、その後も“必ずまたやろうね”とずっと言ってくださって、その言葉を信じながら今日まで来て本当によかったなと思います。主役として現場に立ちましたが、監督に自分の身を委ねて、“チーム武曲”の一員として現場に臨んでいました」と振り返りました。

念願の熊切組参加となった村上虹郎さんは、「最高でした!」と語り、「監督とは現場に入ってからはほとんど会話した記憶がないんです。でも、誰よりも、僕らなんかよりキラッキラした目で僕らをずーっと見つめてくれていました。タオルを頭にまいて武士のような恰好でカメラの横で見守ってくれるんです。それで、“いいっすねー”と言ってくれるんです」と監督の2人への信頼を振り返ると、監督は「そうですね・・・」と照れながら同意。綾野さんも、「カットがかからず“いいっすねー”って・・・OKなのかどうなのか分からない時もありました(笑) でも、あの“いいっすねー”を言われるとホッとしたよね・・・」と村上さんに語りかけ、現場の独特な雰囲気を振り返りました。

原作者・藤沢周&世界的巨匠ジョン・ウー監督からのメッセージサプライズ!

熊切和嘉監督

映画を鑑賞した原作の藤沢周氏より、「すごい迫力だった。僕が研吾という人物、融という人物について、こんな人だったんだと逆に教えられた」というコメントが紹介されると、綾野さんは「本当に恐縮です。原作がいいから映画もここまでたどり着けたと思います。全く救いがなく、自分の役をかわいそうと思ったのはこれが初めてですが、同時に、ここまで生きている実感を得られる役というのもほとんど初めてで、体内に入ってくるものを感じていたので、それに浸食されてもいいと思いながら演じていました」とコメント。
村上さんは、「僕は原作を先に読んでいたのが助けになりました。融は剣道を知らない初心者なんですが、運動神経抜群というイメージを持っていて、古武術のような構えも自分の考えでやってるんです。誰とも話さずこういう感じかな・・とやったのも、原作からもらったインスピレーションによるものです」と振り返りました。

続いて、熊切監督の映画人生を変えた世界的巨匠のジョン・ウー監督からの「いろんな面で人を勇気付ける素晴らしい映画。剣道という日本古来の武術を題材としながら、現代を生きる若い世代に希望を伝えている。」という絶賛のコメントが紹介されると、綾野さんも村上さんも、あまりのことに驚きを隠せない様子!(コメントの全文は公式サイトよりご覧いただけます)

村上虹郎、教習所でも役者魂炸裂!?<最近何かと戦った>エピソードを披露!

羽田融を演じた村上虹郎さん

映画のクライマックスである台風の中の決闘シーンについて、監督は、「このシーンは3日かけて撮影していて、色々仕掛けもあってふたりは本当に大変だったと思います。僕はすごく楽しかったです(笑)」と2人をねぎらうと、綾野さんは「疲弊していく様子をちゃんと撮ってくれる監督なので、ひたすら疲弊していけばいいと思いながらやっていました。楽しくて仕方なかったです。“殺してやるから早くかかってこい!”みたいな(笑)」と、劇中の自身のセリフを交えつつ、撮影の様子を振り返りました。
一方村上さんは、「このシーンは後日アフレコを撮ったんですが、本当に面白かったです。2人で回りに何もないのにマイクの前で“ワー!”“ウオー!”ってやって(笑)この時の綾野さんのラスボス感はすごかった・・・」と振り返りました。

続いて、映画の設定にちなんで、<最近何かと戦った>エピソードを披露することに。
綾野さんは、「最近、自分と向き合うことをやめると自分は役者としてやっていけないんだな・・・と思ったんです。肉体的にも精神的にも自分と向き合っていない作品はお客さんの心にも届かないと思うし、どんなジャンルの作品でもまずは自分と向き合って役を演じているから。」と熱い思いを寄せました。村上さんは、「この間、車の教習所を卒業したんです。そこで応急救護の訓練って芝居をするんですけど、どうも数人に“あいつは役者だ”ってバレていたんです。役者が本業なので、これも芝居だ、ちゃんと声を出していこう!と思った」と、大きな声を出しながら訓練の演技に臨んだことを明かすと、会場はクスクスと微笑ましい笑いに包まれました。

最後に、綾野さんから「映画のキャッチコピーは“破滅か、救いか――”になっていますが、愛に渇望した男たちが地獄に魅せられて、その中から光を手繰り寄せる作品です。この映画を観た時に皆さんの中に小さな希望や光が見つけられるといいなと思います。撮影の時は相当激しく重い作品になるだろうと思ってたんですが、出来上がった映画には熊切監督の映画への愛や、村上くんの瑞々しさが映っていて、確かな希望と光がそれを求めた人間たちにちゃんと注がれていました。」とメッセージが寄せられました。

映画『武曲 MUKOKU』予告編&ストーリー


海と緑の街、鎌倉。矢田部研吾(綾野剛)は、幼い頃から剣道の達人だった父(小林薫)に鍛えられ、その世界で一目置かれる存在となった。ところが、父にまつわるある事件から、研吾は生きる気力を失い、どん底の日々を送っている。そんな中、研吾のもう一人の師匠である光村師範(柄本明)が彼を立ち直らせようと、ラップのリリック作りに夢中な少年、羽田融(村上虹郎)を送り込む。彼こそが、本人も知らない恐るべき剣の才能の持ち主だった──。

原作:藤沢周『武曲』(文春文庫刊)
出演:綾野剛  村上虹郎 前田敦子 風吹ジュン 小林薫 柄本明
監督:熊切和嘉
脚本:高田亮
音楽:池永正二

『武曲 MUKOKU』公式サイト
配給:キノフィルムズ
全国大ヒット公開中!
©2017「武曲 MUKOKU」製作委員会

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