――そんな監督、本作には走るシーンがたくさんありますが、どんな思いでそのシーンを盛り込まれたのでしょうか?
橋本監督「…趣味です(笑)」
登坂「悪趣味ですね(笑)」
橋本監督「でも映画の中で人間が自分の体を使って、何かを求めて激しく動くっていうのは、自分自身が観客として観ていたときに、やっぱりすごく揺れ動かされるものがあったんです。映画の前半では悠輔はあまり動かず、美雪が近づいていくんですけど、すべてを知った悠輔が初めて全力で美雪に向かっていく勢いは物語に必要だったし、その姿を見ていれば見ているほど、揺れ動かされるものがありました。なのであれはすごく必要だったんです…(笑)」
登坂「そういうことです!(笑)」
――本作は赤いオーロラを見ると奇跡が起きるということでフィンランドを訪れますが、登坂さんと中条さんは普段から縁起を担いでいること、ジンクスなどはありますか?
登坂「靴を左足から履くことですかね。ライブのときとかいつも左足から履くことに気づいて、一回右から履いてみたら、すごく気持ち悪くて(笑)もう一回脱いで左足から履き直すくらい、気持ち悪さが残ってしっくりこなかったんです。それが自分の中での決まりごとになっていますね。」
中条「私は毎年絶対初詣に行くっていう…!」
登坂「まあまあ(行く人)いるんじゃない?(笑)もうちょいオリジナルのやつ!」
中条「じゃあその中でも、おみくじは引かないっていうジンクス!どう?おみくじの結果を絶対1年引きずっちゃうので、引かないっていうジンクス!(笑)」
登坂「かわいい!良いと思う(笑)」
――本作は余命1年の美雪が“最後にしたいこと”にちなんで物語が進行していきますよね。みなさんが平成最後にやっておきたいことはありますか?
登坂「何だろう… スカイダイビング!」
中条「絶対やってください!(笑)」
登坂「やったとしてもプライベートでやりますけど(笑)」
――挑戦したらぜひSNSか何かに上げてくださいね!ヘルメットにカメラをつけて撮ってもらって(笑)
中条「「雪の華~!」って叫びながら(笑)」
登坂「なんでやねん!(笑)」
――「大ヒット上映中~!」と(笑)
登坂「絶対CMとかで使われる!顔わぁ~ってなってて(笑)」
中条「見たい!」
登坂「ヒットするならそれくらいやりますけど…!」
中条「やるしかないな(笑)」
――中条さんはいかがですか?
中条「スカイダイビング(笑)」
登坂「一緒じゃん(笑)」
中条「登坂さんがやるんだったら、ヘルメットにカメラつけてやります!」
――この流れで監督は…?
橋本監督「…スカイダイビング(笑)」
登坂「じゃあ3人でやりましょうか(笑)手繋いで。そうすればこわくない!」
――上映が始まったばかりなので、ぜひ今すぐやってください!(笑)