無言で立ち去る登坂に中条ビックリ!?映画『雪の華』公開記念舞台挨拶レポート

イベントレポート

2月2日(土)東京・丸の内ピカデリーにて、映画『雪の華』の公開記念舞台挨拶が行われ、登坂広臣(三代目 J SOUL BROTHERS)さん、中条あやみさん、橋本光二郎監督が登壇しました!

――まずは一言ご挨拶をお願いたします。

登坂「みなさん今日は朝早くからありがとうございます。無事に公開を迎えることができまして、初日を迎えられたと思うと、自分自身にとってもすごく特別な日になったと思います。今日は短い時間ですが、この映画についてのお話を聞いていただけたら嬉しいです。」

中条「今日は来てくださって本当にありがとうございます。昨日の初日から、たくさんの方に「観たよ」と言っていただいて、すごく幸せだなと思いました。今日は楽しい時間にしましょう。」

橋本監督「監督の橋本です。こんなにも多くの方に足を運んでいただいていて、本当にただただ感動して、言葉を失っちゃっているくらいです。みなさんにはもう観ていただいた後ということで、いろいろな感想をお持ちだと思いますけれども、頑張って作り上げて、伝えたかった想いというのが、みなさんに届いていたら嬉しいです。悠輔が美雪に与えた勇気のように、この映画がみなさんの心を温めて、優しく背中を押してくれるような存在になったら嬉しいなと思います。」

まさかの監督の趣味だった!?
登坂が明かした撮影エピソードとは?

――初日を迎えた今のお気持ちはいかがですか?

登坂「ちょうど去年の今頃クランクインをして、フィンランドで撮影をしていたことを考えると、本当に1年という時間がいつの間にか流れていたなと。自分自身もこの撮影が終わってから、今日を迎えるまで様々な活動をしてきましたけど、公開を迎えるまでどこか、この『雪の華』という映画が自分の心の中に残っていたので、無事にみなさんに届けられる日を迎えてすごく安心していますし、自分の中にあったこの作品に対する思いが、観てくださる方のもとへお渡しできたのかなと思います。」

中条「1年前に撮影していて、公開されると寂しい気持ちもあるんですけど、私自身、美雪ちゃんや悠輔はあのあとどうしているんだろうなって考えたりしながら今日を迎えました。みなさんに観ていただいて、いろんな気持ちになってくださったり、勇気が湧いたと言ってもらったりして、たくさんの方に勇気を与えられるような作品になったことが本当に嬉しいなと思います。」

橋本監督「1年前にクランクインして、寒いフィンランドの地に二人がやって来て、撮影が始まって。今回の映画は“1年”という言葉がすごく大きな話になっていますけど、自分でもそれはしっかり表現しなきゃいけないと思っていて、いろいろと考えながらやりました。改めてあのときから1年なのかと考えると、1年ってすごい長いようだし、短いようだし、不思議な時間だなと思います。これだけの時間をかけて作り上げてきましたが、毎回言うように、映画は何百人という人が関わって出来上がっていくんですけど、99%までしか出来上がらなくて、お客さんが観てくれて初めて100%になるんですよね。そういった意味で、今日観ていただいて、本当に『雪の華』が完成したんだなと感慨深いです。嬉しいような寂しいような、これから巣立っていく子どもを見ているような感じですね。」

――フィンランドのすごく積もっている雪の中を登坂さんが全力で走るシーンがありますが、あのシーンは大変だったんじゃないですか?

登坂「本当に大変でした。その一言に尽きます(笑)国内の撮影でも走りましたし、フィンランドでも雪の中を走っているんですけど、足場も悪く、本当に寒かったです。まっすぐ走っていくシーンがあるんですけど、そのときはどこまで走っていくか指示がなかったので、ずっと走りましたね(笑)どんどん撮影クルーから離れて一人で走っていくんですけど、カットの声が聞こえないから、ず~っと走ってたんです。もういいだろうと思って振り返ったら、スタッフの方が走って追いかけてきてくれていて、だいぶ前にカットがかかっていたみたいです(笑)ひたすら走って足がパンパンでした…」

中条「監督の声が小さかったせいですね(笑)」

橋本監督「すいませんでした…」

登坂「もうちょっと大きめにカットって言ってくれたら… わりとクールに言う人なんで(笑)」