「好きな人をキュンキュンさせる研究をしたい!」 映画『リケ恋~理系が恋に落ちたので証明してみた。~』西銘駿インタビュー

インタビュー

彩玉大学に通う恋するツンデレ理系美女・氷室菖蒲(浅川梨奈)は、同じ研究室の雪村心夜(西銘駿)に惹かれ告白。しかし、飛びぬけた理系バカの雪村は「理論的に好きを証明できなければ、好きとは言えないし、理系としても失格!」と伝え、2人は研究室のメンバーを巻き込んで「恋」の定義に関する証明実験を始めることに!さらに合宿先では、同じ課題を哲学で解き明かそうとする文系バカの神凪悠(桜田通)が現れ、氷室をめぐり雪村とライバル関係に!果たして氷室と雪村の恋の行方は!?大学の研究室を舞台に、「お互いを好き」であるかを理論的に証明する新感覚ラブコメディ、映画『リケ恋~理系が恋に落ちたので証明してみた。~』。

本作で究極の理系男子・雪村心夜役を演じた西銘駿さんにインタビュー!本作にちなんで“恋”にまつわる質問を聞いてみました。

――今回演じた雪村は、“究極の理系男子”という役どころですが、演じるうえで意識したことは?

雪村は真面目でクールなキャラですが、実際の僕はポンコツで(笑)、雪村とは性格が正反対なので、とにかく素の自分を封印して演じました。セリフ中の公式や難しい単語も、堂々と、もはやドヤ顔で言うようにして、自信満々な感じを出しました。

――確かに専門用語がたくさん出てきますよね。他に何か苦労したことはありますか?

一見堅そうな作品に見えますが、『リケ恋』はコメディなので、思わず笑ってしまうようなシーンも多く、笑いをこらえるのに必死でした(笑)西銘本体はかなりゲラなので、我慢しなきゃと頑張っていたんですけど、そうすればするほど、どんどんおもしろくなってきてしまって大変でしたね。
あとはシーンによって、氷室を好きな気持ちをどのくらい表現するかというところ。浅川さんとは、この場面ではどっちのほうが好きな気持ちが強いんだろうとか、話し合いを重ねながら、一つ一つのシーンを作っていきました。意識を合わせるためにも、演技面での不安や疑問はなるべく共有するようにしていました。

――“理系男子”の雪村ですが、西銘さん自身は何系男子だと思いますか?

“親しみやすい系”男子!僕は誰とでも友達になりたいし、みんなと楽しく過ごしたい人間なんです。共演者にも自分から積極的に話しかけて、だいたい現場入りしてから2、3日くらいで仲良くなります。相手が自分の殻に閉じこもるタイプだと、少し話しかけづらいときもありますが、何だかんだ気がつくと仲良くなっていることが多いです。

――本作では様々な実験を通して「恋」の定義について研究していきますが、西銘さんが実際にやってみたい恋に関する研究を教えてください!

恋の研究!?(笑)う~ん、人の心を読む力…!それを勉強して駆使すれば、相手が何を考えているのか読み取って、うまくアプローチできそうですよね。好きな人をキュンキュンさせる研究をしたいです。

――ちなみに、恋愛以外で研究してみたいことは?

研究というほどではないんですけど、すごく気になっていることが一つあって、風船を膨らませたあとに飲みものを飲むと、なぜ耳の付け根の下の部分が痛くなるのか知りたいです(笑)小さい頃、兄と遊ぶために風船をたくさん膨らませていて、すべて膨らまし終ったあとに、たまたま水を飲んだら、めっちゃ痛かったんですよ!何でなんだろうってずっと気になっています(笑)