松村が髙地のドヤ顔を暴露！？　『映画 少年たち』SixTONESインタビュー#1

――では、みなさんのおすすめのシーンを教えてください！

森本：個人的に好きなのは髙地が笑顔で震えているシーンですね。ジェシーといわもっちゃん（岩本照）がもめている横での髙地の演技がすごくうまくて。

田中：あのシーン、台本に“笑いながら震える”って書いてあったんだよね。

京本：あれ難しいよなあ。すごい…！

田中：これを機に髙地に演技の仕事が決まればいいなと思いました。

京本：試写で初めて観たときに、宮舘（涼太）くんがめっちゃツボで、出てくるたびにすごい見ちゃいました！シュンソクっていう役で足が速い設定なんですけど、顔が映っていないのに全力で走っているシーンがあったり、セリフを話しかけられても何も返さずそのまま走り去って行ったり（笑）

田中：宮舘くん自身も本当に足が速いんだよね！

京本：阿部（亮平）ちゃんが「待ってよ」って追いかけるシーンは、本当に追いつけなかったらしいです（笑）

髙地：北斗が慎太郎に勉強を教えるシーンも好きだな。

田中：あれいいよね…！赤房の関係性が見えるというか。あとは刑務所内にある庭で、みんなでボール遊びをしているシーン！

一同：あぁ～！

田中：僕たち赤房はバレーボールをして遊んでいるんですけど、実は本気で楽しんでいました！

髙地：シーンの流れ的に大我にはボールを渡さないってことになっていたのに、結局全員大我に渡してたよね（笑）

田中：きょもが返すたび、きょもに返るっていう。

髙地：大我は球技が苦手なんですけど、それを知っているから余計に渡したくなって（笑）

京本：メンバーを信じて、ボールはこないだろうと思っていたのに… すっかり油断していたから、すごく変な返し方になっちゃいました（笑）それが本編に使われているので、ぜひ見つけてみてください！

田中：僕たちが素で楽しんでいるシーンなので！

ジェシー：ちなみにキャッチボールをしているシーンもあるんですけど、髙地はボールの投げ方が本当に下手でした（笑）

一同：（笑）

髙地：いや、僕は昔いじめられていた役だから、きっと友達と野球をやったこともないんじゃないかと考えて、あえて下手にしたんです！本当はできますから！（笑）

田中：俺それ気づかなかった…！

松村：樹はちょうどいないシーンだったんだよ。

髙地：ジェシーがキャッチボール相手だったんですけど、この人わざと遠くまで行くんですよ！だからさらに変な投げ方に…（笑）

松村：あ、そのときの裏話なんだけどさ。地方での撮影だったし、俺らジャニーズ以外の人たちもいっぱいいたじゃん？やっぱり髙地はちょっとかっこつけたかったのか、カットがかかった瞬間、きれいなフォームで投げ始めて、フッて息吐きながらドヤ顔してた（笑）

髙地：違う、違う！そのときは普通にキャッチボールしたくなっちゃっただけ！

田中：今ここで暴露されるの、一番恥ずかしいやつ（笑）

髙地：うん、恥ずかしいです…

松村：赤房の仲の良さを見せるのって、ストーリー的になかなか難しいんですけど、実はそういったシーンにぎゅっと詰まっているんじゃないかなと。

田中：赤房のメンバーでいるときだけは、心を開いているというか、一瞬刑務所の中だということを忘れられるようなシーンにも見えるよね。

松村：完成した作品を観てすごくいいなと思いました。

――みなさんの素の表情によって、赤房の関係性が表現されていたと…！ぜひ細かいところまで注目していただきたいですね！

撮影の裏話を交えながら、本作についてトークを繰り広げてくださった#1はここまで。次回はメンバーと過ごす中で最近「仲間」だと感じたエピソードや、仕事の原動力、さらに劇中のシーンにちなんだ質問など、6人それぞれの考え方に迫ります。お楽しみに！

◆田中が明かした方向音痴のメンバーとは！？　『映画 少年たち』SixTONESインタビュー#2

『映画 少年たち』予告編