松村が髙地のドヤ顔を暴露!? 『映画 少年たち』SixTONESインタビュー#1

インタビュー

心に深い傷を持ち、それぞれの事情を抱えて少年刑務所に収監された“少年たち”。その若さゆえに生まれる抵抗、悩み、そして友情を、オリジナル楽曲に乗せて描いた日本発のミュージカル・エンターテインメント『映画 少年たち』。赤房(SixTONES)、青房(Snow Man)、黒房(関西ジャニーズJr.)の各チームで徒党を組む“少年たち”は、一体どのように成長、再生していくのか―。半世紀にわたって上演されてきた舞台を、ジャニー喜多川氏製作総指揮のもと、東西のジャニーズJr.をメインキャストとして、「舞台とは一線を画した映像化」に挑んだ本作。

CinemaGeneでは2回にわたって、赤房に所属するジョー(ジェシー)、ジュン(京本大我)、エガオ(髙地優吾)、ダイケン(松村北斗)、ヒロト(森本慎太郎)、情報屋(田中樹)を演じた、SixTONESのみなさんのインタビューをお届け! #1では映画化についての感想や、おすすめのシーンなど、映画のことをたっぷり伺いました。

――これまで4年にわたって舞台「少年たち」に出演されてきたみなさんですが、映画化すると聞いたときはどんなお気持ちでしたか?

ジェシー:ジャニーさんの作品を映画化するのは初めてなので、自分たちがそれに携わり、形に残せることが嬉しかったです。

髙地:大勢いるJr.の中の一人ですが、“ジャニーズ”としてこの作品に名を刻めると思うと、僕も嬉しかったですね。

ジェシー:普段はデビュー組の先輩がメインになることが多いので、今回のようにジャニーズJr.がメインというのも新鮮だなと思いました。

京本:僕は嬉しい反面、プレッシャーも大きかったです。10代の頃だったら、映画化と聞いて真っ先に嬉しいと感じたと思いますが、僕らも全員20代になったことで、大人としての責任や作品の重みを実感する機会が多くなって。だからこそジャニーさんの思いをしっかり作品に投影して、僕たちの力で成功させなければと、とても気が引き締まりました。

森本:この作品を生かすか殺すかはすべて自分たち次第なので、改めて気合いを入れ直して挑もうという気持ちでしたね。舞台とは少しストーリーも違っていて、それぞれの役柄や赤房の関係性もしっかり描かれているので、映画は映画として成立させられるように演じたいと思いました。

田中:新しいお仕事が決まったことへの喜びはもちろんありましたが、今まで様々な先輩によって受け継がれてきた伝統がありますし、ジャニーさんが大事にしてきた作品でもあるので、僕たちが映画という新しい形で世に放つことにプレッシャーを感じました。とはいえ、他の先輩方のほうがよかったと言われるのはやっぱり悔しいじゃないですか。どうしたら今までの舞台に負けないよう、僕たちなりに作品の良さやメッセージを伝えていけるかなと悩みました。

ジェシー:Jr.だけでどう盛り上げていくか、いろいろ考えたよね。

松村:SixTONESとして初めてのオリジナル曲をいただいたのが「少年たち」の舞台で、僕たちはこの作品のおかげで成長できたと思っています。今回映画として作品を世に広めることで、少しでも僕たちからの恩返しになったら嬉しいです。

――この作品に懸ける思いがとても伝わってきます。完成した映画をご覧になった感想はいかがでしたか?

髙地:シンプルに“ザ・ジャニーズ”だなと…!和の演出やフライングなど、お馴染みの要素がたくさんあって、ジャニーズの良さが全面に出ていると思います。

松村:めちゃくちゃ華やかだよね。

田中:髙地が言ったように、いろいろ詰め込まれていて“てんこ盛り”です!

ジェシー:ビュッフェみたいだよね!

森本:バイキングだなって感じ!

田中:いや、一緒だよ!(笑)

松村:あとエンドロールまで飽きずに観られるなと思った。

ジェシー:確かに!ストーリーも分かりやすいし。

京本:僕は完成した映画を観ながら、冬から夏にかけて長い期間撮影していたときのことを思い出して、グッときてしまいましたね。自分が出演者ということもあってなかなか客観視できなかったので、もう一回冷静になって観たいです(笑)