『黒崎くんの言いなりになんてならない』千葉雄大インタビュー

インタビュー

映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』で、白河タクミを演じた千葉雄大さんにインタビューをしてきました!
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Q:完成した作品を見た感想は?

千葉さん:
素直に面白かったです。
エロキュンってついているだけあって、ド肝を抜かれるような、キュンというか、ドキュンっていう感じのシーンも多いのですが、それ以外にも、黒崎くんとタクミ、由宇ちゃんと芽衣子の友情など、共感してもらえると思います。
映画を見終わったあと、きっと恋がしたくなると思うし、友情っていいなって思える作品だと思います。

Q:黒崎くんという役柄について、どう思いますか?

千葉さん:
正直ずるいなって思います(笑)。
ドSなんだけど、その中でもちょっと小学生っぽい可愛さがあったり、動揺した時の「あれ?こんな一面もあるのか」という魅力があったり。
いろんな魅力があるので、タクミからしてみると「持って行かれるな」って感じですね。

Q:由宇ちゃんついては、どう思いますか?

千葉さん:
台本を読んだときは、なんで2人は、こんなに由宇ちゃんのことを好きになるんだろうと思いました。だけど、撮影現場での、小松さんが演じている由宇ちゃんを見て、一生懸命だし、すごく可愛らしくて、2人が好きになっちゃうのは分かるなって思いました。
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Q:タクミの魅力はどこだと思いますか?

千葉さん:
やさしいと思うんです。でもそのやさしさは黒崎くんとは違う、包み込むようなやさしさがあるというか…。
すごく大人ぶっているところがあるんですけど、本当に好きになったときに、歯止めが利かなくなるっていうのは、人間っぽくて、個人的にはいいなって思います。

Q:演技について、中島さんと相談しましたか?

千葉さん:
映画だと、あんまり2人で和気あいあいと仲よくしているシーンがないんですよね。
物語が後半に進むにつれて、2人の対決はバチバチとしてくるんですけど、自然と距離ができちゃいましたね。あんまり話さなかったし。

Q:バスケのシーンはどのくらい練習しましたか?

千葉さん:
撮影は、朝から夜まで、12時間くらいしていました。
事前にも練習しましたし、撮影の合間にも時間を見つけて練習していました。
ただ、撮影が始まってしまうと、合間に練習というのも難しくなってしまったので、足引っ張っちゃいけないっていう焦りみたいなものもありました。

Q:中島さんから床ドンされていましたが、どんな気持ちでしたか?

千葉さん:
床ドンされた気持ちですか?
する側が多いので、されるのも悪くはないですね(笑)。
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Q:一番好きなシーンは?

千葉さん:
寮で停電になるシーンで、由宇ちゃんと黒崎くんが2人きりになったときに、黒崎くんが攻めるシーンがあるんです。
そのときの黒崎くんの舌打ちが好きです(笑)。
「この尻軽女」の後に舌打ち。あれがいいんです。ぞわっとしますね。

Q:タクミくんとの共通点は?

千葉さん:
う~ん…共通点。どうかなぁ。
普段はあまりみせないけど、友情をすごく大切にしているところですかね。
タクミのような王子様感とかには、共通点ないです(笑)。
タクミは意外と腹黒いんですよ(笑)。やさしく笑っているようで、ちょっと大丈夫?みたいな。ココロと顔が一致しないとかもあるんですよ。
そういう腹黒い感じは、僕と似ているかもしれないです(笑)。
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Q:千葉さんの中の黒悪魔と白王子の割合は?

千葉さん:
基本的には、そんなに優しくはないと思います。
僕、外面はいいと思います。それはちょっと言い過ぎかな(笑)
どうだろう・・・
9対1くらいじゃないですかね。もちろん9が黒悪魔部分ですよ(笑)。

Q:これだけは絶対ゆずれないというものってありますか?

千葉さん:
割と“自分”の優先順位は低いです。
やりたいこととか、僕が我慢したら円滑に回るんだったら、“自分”の優先順位は低くしますね。
自分が何かやって、まわりが嫌になることはしたくないです。
我を通すときは通しますけど、言わない美学みたいなものがある気がしていて。
言った方がいいときもありますよね。そのさじ加減って難しいですけど。

Q:こいつにだけは絶対勝てないという人はいますか?

千葉さん:
「こいつに勝ちたい」って、口に出した時点で負けているような気がします。あんまり言わないですけど。
自分にできないことをできる人には、勝てないなって思います。
中島くんに勝てないなって思うことは多々ありましたね。
ぼくが黒崎くんを演じてもあんな感じにはできないと思うので。
中島くんに、「僕がタクミを演じても、千葉くんみたいにはできないよ」って言ってほしいですね。できれば(笑)。
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Q:学生時代の恋の思い出を教えてください。

千葉さん:
中学校に上がったとき、小学校まではすごく仲よく話していた人が、あんまり話してくれなくなったんですよ。
そういう子たちは、ちょっと悪いような人とか、スポーツができる人とかになびいてて…。幼いながらに人生の縮図みたいなのを感じていました(笑)。
僕自身は、モテたわけでもなく、モテないわけでもなく…下から2番目くらいでした(笑)。

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★キャストインタビュー
「黒崎くんとの共通点は…」中島健人さんインタビュー

ドSとドM、どっちが好み?小松菜奈さんインタビュー

「恋と友情を選ぶなら…」高月彩良さんインタビュー

「健人くんの愛のあるいじり…」岸優太さんインタビュー
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©マキノ/講談社
©「黒崎くんの言いなりになんてならない」製作委員会