“美”と“対比”でキャラクターを引き立てる!永瀬廉&神宮寺勇太が見せた俳優としての伸びしろ

注目男子

本日5月23日で、めでたくデビュー1周年を迎えたKing & Prince岸優太さん、岩橋玄樹さん(※現在は活動休養中)、平野紫耀さん、神宮寺勇太さん、永瀬廉さん、髙橋海人さんの6名で構成され、“キンプリ”の愛称で親しまれる彼らは、アイドルとしてキラキラ眩しいパフォーマンスを披露する一方、メンバーそれぞれが映画やドラマに次々と出演し、すさまじい勢いで人気を獲得。さらにはバラエティ番組、舞台、CMなど、デビュー1年目にしてその活躍は多方面にわたり、“国民的アイドル”への道を着実に歩んでいます。

King & Princeの俳優枠といえば、ギャップのある役どころを見事に体現し、昨年公開の映画『honey』、『ういらぶ。』に続き、早くも主演3作目となる『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』が9月に公開を控える平野さんや、映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』(2016)、『ニセコイ』(2018)など、ジャニーズJr.時代から数々の作品で、“岸くんのようで岸くんじゃない”と評判を呼ぶ、唯一無二の存在感を放つ演技が魅力の岸さんを思い浮かべる方も多いはず。

そんな中、新たに俳優としてメキメキと頭角を現す2人が、5月17日(金)に公開を迎えた映画『うちの執事が言うことには』に出演している永瀬さんと神宮寺さん!本作は名門・烏丸家の27代当主である烏丸花穎(からすま かえい)と仏頂面の新米執事・衣更月蒼馬(きさらぎ そうま)、一触即発状態の不本意コンビが、烏丸家に降りかかる難事件を解決するために立ち向かっていく上流階級ミステリー。永瀬さんは主人公の烏丸花穎役で映画初主演を、神宮寺さんは物語のカギを握る赤目刻弥(あかめ ときや)役で映画初出演を果たし、華々しいデビューを飾りました。

そして本作に関する数々のインタビューやイベントで、「お芝居の楽しさを知った」「もっと演技をしてみたいと思った」と語り、俳優業への意欲を見せた2人。そこで今回は、筆者が注目した劇中の場面を紹介しながら、永瀬さんと神宮寺さんの魅力を掘り下げていきたいと思います!

もはやルックスそのものが上流階級!ビューティフルKing・永瀬廉

本作で永瀬さんが演じたのは、名門・烏丸家に生まれ、18歳にして突然父から当主を継ぐことになる主人公・烏丸花穎。花穎はその若さゆえに少々自由奔放な面もありますが、自分と関わる人を大切にする優しい青年で、愛情溢れるピュアな瞳と無邪気な笑顔が印象的。特に食事のシーンでは、「おいしい…!」と言ってぱあっと明るい表情になったり、おいしそうにパンケーキを頬張ったり、目を輝かせながらケーキを見つめたりする姿がとてもかわいらしく、18歳らしい一面が表れています。

しかし、ただかわいいだけに留まらず、上流階級らしい“気品”をしっかりと感じさせているところがポイント。声色や言葉遣い、事前に指導を受けたという所作はもちろんのこと、永瀬さん自身の美しさが大きな役割を果たしているんです。透き通るような茶色の瞳にスッと通った鼻筋、そしてシャープな顎のライン。驚くほどに整った顔立ちは、正面からも横からも、どの角度から切り取っても美しいですよね…!

また、永瀬さんは現在放送中のドラマ「俺のスカート、どこいった?」に、クラスのリーダー・明智秀一役で出演。映画とは打って変わり、光が宿っていないかのような冷たい視線が特徴的ですが、この“闇”がより引き立つのもやはり永瀬さんの美しさがあるからこそ。彼の美貌は女子たちのハートを奪うだけでなく、キャラクターの持つ魅力を一層際立たせる役目を担っているのです。

少女漫画の実写化作品など、国宝級のルックスを存分に生かした役どころに期待も高まりますが、おかしな言動をしたり、変顔を炸裂させる個性強めのキャラクターなど、どこかその美しさに違和感を覚えるような役柄は意外性や新鮮さを感じさせてくれるかもしれませんね!