山田涼介「俳優人生で最も過酷だった…」『記憶屋‐あなたを忘れない‐』メイキング特別映像公開!

映画ニュース

シリーズ累計50万部を超える織守きょうやさんの小説「記憶屋」が山田涼介(Hey!Say!JUMP)さん主演で映画化!「記憶屋‐あなたを忘れない‐」が2020年1月17日に公開します。

この度、山田涼介さんが俳優人生で最も過酷だったと語る雨の中での号泣シーンを含む、本作のメイキング特別映像が到着!

https://youtu.be/JC78YlZyF20

公開された映像には、遼一を演じた山田涼介さんや、遼一と一緒に記憶屋を探す高原を演じた佐々木蔵之介さんらの姿が映し出されます。
本映像で注目なのは、降りしきる雨の中、街行く人々の中で一人うずくまり、激しく地面を叩き、怒りとも悲しみともつかない彼の慟哭が寒空に響き渡る1分9秒からのシーン。大人気グループのセンターを務め、TVのバラエティなどでも活躍している山田さんが、その全てをかなぐり捨てて挑む迫真の演技に、胸を鷲掴みにされてしまう程の衝撃的なシーンとなっています。

実はこのシーンが撮影されたのは1月。極寒の中、雨に打たれながら感情を爆発させなければいけないこのシーンは、山田さんにとって俳優人生を振り返っても一二を争う程に辛いシーンだったという。山田さんは、「雨に打たれるシーンは本当に大変でした。湖で寒中水泳をした経験もありますが、それ以上に寒かった!」とその壮絶さを語りながら、「役者経験の中で、エキストラの方に『大丈夫ですか!?』と本気で声をかけられたのは初めてでした(笑)」と話し、なんと周りのエキストラにまで心配をされていたことを明かしました。

山田さんが役者魂を見せつけたこのシーンは、劇中でも重要なシーンとして描かれ、普段は明るい遼一が、ここまで感情を露わにして泣き崩れてしまう程の理由とは一体何なのか?その答えは公開まで待たねばならないが、まずは山田の迫真の演技の一端をメイキング映像で堪能してください。

そしてもう一つの注目は、高原を演じた佐々木さんの存在。佐々木さんの計算された軽妙な演技は、高原の弁護士というお堅い肩書に、憎めない軽さと人間味を与え、唯一無二のキャラクターに仕上げました。真っすぐで一本気な性格の大学生と、どこか砕けた雰囲気を持つ弁護士との凸凹バディは、作品に暖かいユーモアを与えています。山田さんは、バディを組んだ佐々木さんに関して「一番共演をしたかった俳優さんだったんです!」と念願の共演であったとを明かしつつ、「これまでお会いしたことはなかったのですが、“絶対にいい方だろう”と思っていたら、やっぱりそうで(笑)年の差を感じさせないように、あえてフランクに接してくれたのもありがたかったです。」と初共演の感動を語った。

山田さんが過酷な撮影を乗り越えて、渾身の演技を魅せた本作。遼一の成長と大切な人への想いを繊細に描いた、至極のヒューマンドラマに期待が高まります。

ストーリー
大学生の遼一は年上の恋人・杏子にプロポーズするが、その翌日から彼女と連絡が取れなくなってしまう。数日後に再会した彼女は、遼一の記憶だけを失っていた。信じられない遼一は、人の記憶を消せるという都市伝説的な存在「記憶屋」のことを知り、大学の先輩で弁護士の高原に相談して杏子の記憶喪失の原因を探り始める。幼なじみの真希や高原の助手・七海らと調査を進めるうちに、遼一は人々の中にある忘れたい記憶やその奥にある思いや愛に触れていくことに……。

キャスト・スタッフ・クレジット
出演:山田涼介 芳根京子 泉里香 櫻井淳子 戸田菜穂 ブラザートム 濱田龍臣 佐生雪 須藤理彩/杉本哲太 佐々木すみ江 田中泯 蓮佛美沙子 佐々木蔵之介ほか
原作:織守きょうや「記憶屋」(角川ホラー文庫刊)
監督:平川雄一朗
脚本:鹿目けい子 平川雄一朗
音楽:髙見 優
主題歌:「時代」中島みゆき(ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
(C)2020「記憶屋」製作委員会
『記憶屋‐あなたを忘れない‐』公式サイト