「はじめてのおつかい」など、大人女子でも楽しめる福音館書店の絵本

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「はじめてのおつかい」など、大人女子でも楽しめる福音館書店の絵本
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「はじめてのおつかい」や「ぐりとぐら」など、懐かしい絵本を覚えていますか?大好きだった絵本は、今読み返しても素敵だなと思います。
これからの子供たちにも読んでほしい、大人になった今読んでも面白い絵本を紹介します。

「おつきさまこんばんは」はファンタジックな夜空のお話し

おつきさまこんばんは
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1986年発行。
夜になり、お月様が顔を出します。屋根の上の猫たちもお月様にごあいさつ。でも、雲がかかって隠れそうになったお月様は泣き顔に。

紺色の空の中に浮かぶお月さまの顔は、とっても優しい表情です。とても単純な絵とストーリーですが、幻想的で素敵な絵本です。

1ページ1ページが、まるでポスターアートのような「きんぎょがにげた」

きんぎょがにげた
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1982年発行。
金魚鉢からきんぎょが一匹逃げ出します。あっちの部屋のカーテンの模様に隠れたり、こっちの部屋のお花の中に隠れたり…。さぁ、みつけられるかな?

五味太郎さんのイラストが、とてもカラフルで楽しくなります。ページをめくるごとに金魚を探しましょう。アートのような絵本です。

今やだれもが知っているキュートなヒロイン「ちいさなうさこちゃん」

ちいさなうさこちゃん
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1964年発行。
ミッフィーといった方がおなじみかもしれません。オランダの絵本作家、ディック・ブルーナの作品です。
「うさこちゃんとどうぶつえん」など、たくさんのシリーズがあり、どれもきれいな原色の背景やお洋服に目を引かれます。登場する他の動物たちもシンプルでわかりすく描かれています。ママはもちろん、おばあちゃん世代から愛されてきた絵本です。

「ぞうくんのさんぽ」はデフォルメされた動物たちがかわいい

ぞうくんのさんぽ
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1977年発行。
散歩に出かけたぞうくん。途中でかばくんを背中にのせて、次にその背中にわにくんをのせて…のんびり続くお散歩でしたが、ゆらゆらちょっと危なっかしいのです。

丸々とした動物たちと淡い色合い、ぞうくんのおっとりした話し方や絵本の文字も優しい雰囲気の書体になっています。ストーリーの起承転結が、しっかりとした絵本です。

読み終えた後に心が温まる「ふゆじたくのおみせ-おおきなクマさんとちいさなヤマネくん」

ふゆじたくのおみせ-おおきなクマさんとちいさなヤマネくん
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2003年発行。
クマさんとヤマネくんは贈り物をしようとふゆじたくのお店へ行き、買うために必要などんぐり集めに奔走します。ところがなかなかどんぐりは見つかりません。

冬の景色、森の中、動物たちのかわいさなどイラストがとても素敵です。やさしいクマさん、ヤマネくん、そして森の仲間たちの友達を思いやる気持ちが伝わり、ラストはほろりとくる絵本です。

「おしゃべりなたまごやき」はイラストもストーリーもしっかり楽しめます

おしゃべりなたまごやき
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1972年発行。
たまごやきが大好きな王様はある日、鶏小屋から鶏を逃がしてしまいます。自分がやったとはい出せない王様。しかし、夕食の目玉焼きがしゃべり始めます。

ダイナミックなイラスト、大胆な色遣いの長新太さんの絵が印象的です。
文字が多いのでストーリーや描写なども細やかで、大人でも楽しめる絵本です。

繊細で美しい描写、各国シリーズ化されている人気の「旅の絵本」

旅の絵本
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1977年発行。
5、6歳から大人まで楽しめる字のない絵本です。
旅人がたどり着き、進む先々の町や村の様子が細かく描かれています。それぞれのページの中にはちゃんと旅人がいるんですよ。そして、よく見ると赤ずきんちゃんや眠り姫も出てきます。
見て想像して、豊かな感性を育む絵本です。