出典:http://eiga.com/movie/56093/gallery/
お家でまったりとカプチーノを飲みながら、Hulu(フール―)で楽しめる映画を6つ選びました。ご紹介する6つの映画は、どれも一人で静かにのんびりと観られて、夫婦愛や家族愛など、人生の深いテーマについてさりげなく考えさせる映画です。観終わった後には、観る前よりも温かい気持ちになれる名作ばかりです。
夫婦二人のお店が素敵な映画『幸せのパン』
出典:http://shiawase-pan.asmik-ace.co.jp/m/
大泉洋と原田知世が夫婦役を演じています。都会の喧騒から離れて、北海道の田舎にパン屋「マーニ」を開業した尚とりえ。尚がパンを焼き、りえが珈琲を入れて訪れるお客をおもてなしします。温かいパン屋「マーニ」には、彼氏に振られた女の子や、登校拒否の小学生など、少し事情を抱えた人たちが集いますが、このお店のパンを食べると、みんな元気になっていきます。
人々との交流をほっこり描く素敵な映画です。また尚とりえの夫婦愛もじんわりきます。日本のどこかに実際にありそうなパン屋を描いたこの映画を観終わった後には、周りの人に少しだけ優しくなれそうですね。
堺雅人のコック姿にキュンとする『南極料理人』
出典:http://yozik.blog.so-net.ne.jp/2009-Nankyoku
この映画の原作は、海上保安官出身の西村淳のエッセイです。南極大陸の観測地点で働く人々のためにご飯を作る西村(堺雅人)は、限られた食材を使って毎日おいしそうなご飯をテーブルいっぱいに並べます。豪華で素敵なその食事を、隊員たちは毎回がっつり完食。食事シーンがとても多いので、映画を見ている方もお腹がすいてきそうです。腕まくりして包丁をふるう堺雅人の姿もかっこいい、料理が好きな人におススメの映画です。
心がほっこりする映画『幸せのレシピ』
出典:http://ameblo.jp/flower51/entry-10047754380.html
完璧主義の料理長、ケイトは仕事一筋の生活を送っていましたが、姉の突然の死に直面し、その姉の1人娘ゾーイを引き取ることになります。子どもが苦手なケイトを助けてくれたのはレストランの副料理長のニック。ニックはケイトと全く違う底抜けに明るい性格で、ゾーイとすぐに打ち解けます。血はつながっていなくてもまるで本物の家族のような3人でしたが、トントン拍子にはいかずいろんな試練に見舞われて一つ一つ壁を乗り越えていきます。ニックが作るパスタはとてもおいしそうで、素敵でおしゃれ。また、ケイトとニックのもどかしい恋愛事情にキュンキュンしますよ。
『幸せのレシピ』映画予告
こんな人生もいいなと思える映画『舟を編む』
『舟を編む』映画予告
出典:http://www.dvddata-mag.com/column/646
馬締光也(松田龍平)は、とても真面目なのだけれど、不器用でコミュニケーションが下手なちょっと残念男子です。そんな馬締は、会社のプロジェクトである辞書の編集をすることになります。ベテランの荒木やチャラ男の西岡など、個性豊かなメンバーで辞書を創るという一大プロジェクトが動き出します。光也は下宿先の孫娘、香具矢(宮崎あおい)に一目ぼれしますが、言葉足らずでなかなか思いを伝えられません。光也の恋は実るのでしょうか。そして辞書は完成するのでしょうか。観終わった後には、言葉というものの素晴らしさを改めて感じる、のんびりほっこりあったかい映画です。
略奪愛を描く『水曜日のエミリア』
出典:http://ameblo.jp/lunurself/entry-11008849841.html
この映画のテーマはずばり不倫!不倫と聞くと何だか心穏やかに観れなさそうですが、物語は、主人公のエミリアが略奪愛を成功させてしまうところから始まります。相手のジャックは敏腕弁護士でしたが妻と別れて、エミリアの夫におさまります。物事はエミリアの思い通りになったように見えますが、ジャックと元妻の子どもであるウィリアムとの関係から始まり、2人の間では徐々に何かが壊れ始めます。タイトルの「水曜日」は、エミリアが義理の息子ウィリアムを学校に迎えに行かなければならない曜日です。エミリアとジャックはどうなってしまうのでしょうか。不倫から始まった結婚はうまくいくのでしょうか。そしてエミリアの抱える秘密とは。重いテーマの映画ですが、暗くなりすぎないのは、ナタリーポートマンが美しいからです。ファッションや風景が色鮮やかで、問題を抱えた人々を優しくしかし鋭いまなざしで見つめています。
『水曜日のエミリア』映画予告
アカデミー賞受賞作品『英国王のスピーチ』
出典:http://www.cinematoday.jp/page/N0028877
『英国王のスピーチ』は、吃音を克服したイギリスの国王ジョージ6世と、彼の言語療法士の友情を描いた実話に基づく映画です。吃音のため国民への演説に難を抱えていたジョージ6世のために、王妃エリザベスが言語療法士を見つけてきて、ジョージ6世は吃音を克服すべく努力し始めます。初めは弱弱しく頼りなかったジョージ6世でしたが、家族の愛と言語療法士の友情に支えられて力強い王へと成長します。
出典:http://kyo-eisa9.sakura.ne.jp/
この映画の見どころは、王宮というクラシカルな舞台での、妻エリザベスからの愛情と、ジョージ6世がトラウマや弱い心を克服していく成長の様子です。シンプルなストーリですが華やかで王の威厳も感じられ、何より友情に心が熱くなります。