CinemaGene(シネマジーン)

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いつまでも色あせない!女優グレース・ケリーの参考にしたいヘアファッション

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出典:http://tsumujikaze2.blog.so-net.ne.jp/2014-10-21
こんなに美しいグレース・ケリーも、少女時代は内向的で目立たない子供だったとか

1929年アメリカで生まれたグレース・ケリーの家は、オリンピックでメダルを獲得したのをバネとして、レンガ職人だった父親が一代で財を成した大富豪。
母親はモデル兼大学の講師、叔父は賞を受賞したほどの劇作家です。
グレース自身もハリウッド女優として、数々の作品に出演しています。セクシーさをアピールした同時代の女優マリリン・モンローとは対照的で、グレースは気品あるクール・ビューティーとして人気がありました。また、オードリー・ヘプバーンとも活躍時期が重なっていて、引退した時期も同じでした。体格も趣味もよく似ていた2人は、日本文化にも関心が高かったようです。2人とも凛とした美しさがありますよね。

アマチュア劇団からプロの女優へと変身していくグレース・ケリー

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出典:http://shisly.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-b911.html
女の子らしい大きな襟付きの服で、前髪を伸ばしておでこを出したヘアスタイルは、とっても可愛らしいですよね。

グレースは4人兄弟の3番目で、姉と兄、妹がいます。グレースの兄も父親と同じようにボート競技で1956年のメルボルンオリンピックに出場して、銅メダルを獲得しています。スポーツ一家といってもいいかもしれません。
グレースは幼いころから病気がちで目立たなかったため、他の兄弟たちと同じように、父親からは愛情を与えられず、評価もされなかったようです。母親からの愛情は十分ではなかったようですが、礼儀作法や競争心、決断力といったことを教えられたということです。
こうした教えの元、グレースの気品ある美しさの根本ができたのかもしれません。

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出典:http://www.geocities.jp/yurikoariki/gracekelly

高校生の頃に女優を志したグレースですが、当初は舞台女優を目指していたのだとか。毛先がゆるくカールしたオールバックのヘアスタイルは、幼い頃のまま残して魅力ある大人へと変化して目が離せません。
12歳の時に地元のアマチュア劇団に入団して、18歳の頃父親の反対を押し切って、単身ニューヨークの演劇学校へ進みます。在学中にモデルとしての活動を開始し、20歳になるとプロの女優として舞台に出演してブロードウェイ、テレビへと活動の場を広げていくことになります。

数々もの女優賞を受賞するまでに成長する女優グレース・ケリー

真昼の決闘ブロック3
出典:http://plaza.rakuten.co.jp/mag7cup/diary/201105050000/
映画デビューを果たして、まだ何年もたっていない頃「真昼の決闘」での1シーンです。リボンをあしらったドレスがお似合い。

グレースの映画デビューは21歳の時で、端役ではあるけれども1951年にニューヨークで撮影された「十四時間」に出演しました。
彼女の出世作は、1952年ハリウッドでの西部劇「真昼の決闘」です。フレッド・ジンネマン監督の作品で、主演のゲーリー・クーパーがアカデミー主演男優賞を受賞したことがきっかけで、共演のグレース・ケリーが世間の人たちに知られるようになりました。
1953年には、ジョン・フォード監督作品でクラーク・ゲイブルと共演した「モガンボ」で、アカデミー賞助演女優賞ノミネートされています。1954年「喝采」ではアカデミー賞主演女優賞とNY批評家協会賞女優賞、ゴールデン・グローブ賞女優賞を受賞しています。

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出典:http://ameblo.jp/oniku-sanne/entry-11969752529.html
「ダイヤルMを廻せ」でのグレースは、ヘアスタイルをセンターで分けて、生え際からバックにかけてゆるくカールさせています。顔の表情が分かりやすく明るい印象を与えてくれます。オールバックのようなスタイルとはまた違って、キリットした表情でも可愛らしく見えます。

清楚でエレガントな印象のグレースですが、セクシーな一面もあるところに引かれたアルフレッド・ヒッチコック監督が、「ダイヤルMを廻せ」のヒロインに起用して大ヒットを記録しています。ヒッチコック監督のお気に入りとなってこの映画に出演したことで、次回作の「裏窓」にも出演します。殺されそうになる人妻から一変して、殺人犯を探すお嬢様を熱演したグレースですが、その後1955年に「泥棒成金」にも出演しています。

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出典:http://e-tsurezure.blog.so-net.ne.jp/2013-01-11-3

映画「裏窓」のワンシーン。シネマモードに影響を与えたグレース・ケリーですが、劇中でオートクチュールの衣装に大ぶりのアクセサリーを組み合わせています。大きめのイヤリングに髪もアップにしていて、シックで品の良いスタイルです。

ヒッチコック監督は、彼女にかなりご執心だったようで、繊細でありながら知性とユーモアを持ち合わせているということで、“雪をかぶった噴火山”であると形容して“セクシャル・エレガンス”と称しています。女性として魅力的で美しく、女性から見ても完璧な人物として映っているようです。

映画「上流社会」や「裏窓」でのファッションコーデ

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出典:http://aminie.exblog.jp/4385568

つばの広い帽子と花柄があしらわれたノーカラーのワンピースと合わせれば、クラシカルな印象に。
全身をベージュ系で統一されたパンツスタイルは、品のあるグレースのヘアスタイルと似合っています。こういうスタイルをするときは、極力アクセサリーを付けないことで、落ち着いた大人の女性を演出できますよね。
パステル系の衣装を着ることが多いグレースですが、ピンクのツインニットを着ているグレースはとても可愛らしいですよね。スカートと合わせるよりはパンツスタイルでコーデすれば、ピンクのツインニットでも可愛らしい大人の女性になれるかもしれません。

1955年に開催したカンヌ映画祭で、モナコ大公であるレーニエ三世と出会い、1956年にサン・ニコラ大教会で盛大な結婚式が行われました。レーニエ大公の希望もあって、実質「上流社会」が最後の映画出演となっています。
レーニエ大公との間には、1男2女を儲けています。

大人の女性として気品あるグレース・ケリーに近づくために

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出典:http://zqn.be/1167

幼い頃から変わらない、おでこをしっかりと出した流れるようなヘアスタイルに大きめなウェーブで、可愛らしく知的な女性のイメージを与えてくれます。メイクもナチュラルでありながら、目元口元をはっきりと描いてクラシカルな雰囲気にしてみるといいかもしれません。

映画の中でのグレースが着ている50年代のクラシカルなファッションは、小物なども上手に使っていてとても参考になります。

結婚した後のグレース・ケリーを描いた『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』


監督はオリヴィエ・ダアン、主演はニコール・キッドマン。劇中のファッションも映像もとてもきれいです。

モナコ公妃となってからは、押し花アーティストとして活躍していたグレース・ケリー。趣味に没頭した充実した生活を送っていたのですが、レーニエ大公と共に日本へ来日して、変わらぬ美しい姿を見せてくれました。しかし、帰国後間もない1982年7月14日にモナコ市内での自動車事故という悲劇の最後を迎えてしまいました。
女優からプリンセスへとなったグレースの、結婚後を描いた『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』が、2014年に公開されました。
ひとりの女性として、立ち止まって考えさせてくれる映画です。

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