吉高由里子、5年ぶりの主演で殺人者に!映画『ユリゴコロ』公開決定

レコメンド

吉高由里子さんが、原作・沼田まほかるの大ヒット小説の映画化『ユリゴコロ』で、5年ぶりの映画主演が決定しました。

沼田まほかる原作の「ユリゴコロ」とは、2011年の単行本刊行以来、販売部数は累計25万部を超えるヒット小説。沼田まほかるとしては、初の映画化作品となります。

沼田まほかる原作「ユリゴコロ」

沼田まほかる原作「ユリゴコロ」

5年ぶりの主演!吉高由里子さんが演じるのは…

宿命に翻弄される殺人者を演じる吉高由里子さん

宿命に翻弄される殺人者を演じる吉高由里子さん


今回吉高由里子さんが演じるのは、人間誰もが持っている“心の拠り所”、それが生まれながらに“人間の死”であった女、美紗子役。
殺人という行為から逃れる術を持たずにこの世に生まれ、それゆえ強いられる悲しみの連鎖の中で、愛という感情を知り、自らに抗い、苦悩するという難しい演技が求められる役どころ。宿命に翻弄されるかのような女性の人生を、圧倒的な芝居で演じきり、いまだかつてない一面を見せます。

出演について、吉高由里子さん本人は、
「初めて殺人者を演じます。私が演じた美紗子は、なかなか共感しづらい部分もある難しい役でしたが、久しぶりの映像作品で貴重な経験をさせて頂きました。
まだ完成した映画を見ていないので、どんな作品になっているか楽しみです。」
と、コメント。
3年ぶりのテレビドラマ「東京タラレバ娘」(NTV)の主演が発表となっていますが、本作ではまったく異なる役どころに挑みます。

監督は、『君に届け』(10)、『近キョリ恋愛』(14)などを手がけた熊澤尚人監督。
今年9月初旬から10月中旬まで、約1ヶ月間にわたる撮影を終えたそうで、熊澤監督本人も「吉高さんの繊細かつ大胆な演技力のおかげで、今までにない、美しくも悲しい殺人者を表現できたと確信しております。是非ご期待下さい!」と、本作の手ごたえを感じているようです。

2012年大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネート、「このミステリーがすごい!」国内部門第5位をはじめとする、数々の国内ミステリーランキングTOP10にランクイン。アメリカ・中国・韓国・台湾でも翻訳出版された話題作「ユリゴコロ」の映画化。
公開が楽しみですね。

映画『ユリゴコロ』
原作:沼田まほかる『ユリゴコロ』(双葉文庫)
脚本・監督:熊澤尚人
主演:吉高由里子
企画・製作幹事:日活
制作プロダクション:ジャンゴフィルム
製作:「ユリゴコロ」製作委員会
配給:東映/日活
©沼田まほかる/双葉社 ©2017「ユリゴコロ」製作委員会 
http://yurigokoro-movie.jp/

【関連記事】:
◆原作と合わせて見てみたい! 2016年公開の小説が原作の映画5選
◆松本潤×ヒロイン:有村架純×監督:行定勲 禁断の純愛物語『ナラタージュ』映画化!