映画『正欲』各登場人物の重要シーン満載！かけがえのない人とのつながりを表現した長尺予告Vaundy「呼吸のように」Ver.解禁！

大ヒット上映中の映画『正欲』より、長尺予告が解禁となりました！

本作の原作小説は、2009年『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞、2013年『何者』では直木賞を受賞した朝井リョウ先生が、作家生活10周年で書き上げた渾身の一作。

自身が「小説家としても一人の人間としても、明らかに大きなターニングポイントとなる作品です」と語り、2021年3月に発売されるやいなやその内容が波紋を呼び、第34回柴田錬三郎賞を受賞した話題作。

家庭環境、性的指向、容姿――様々に異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく衝撃的な物語を映画化するのは、『あゝ、荒野』(2017)、『前科者』(2022)などを経てその手腕にさらに期待が高まる演出家・岸善幸さんと、原作を大胆に再構築しながら監督の演出の可能性を拡げていく脚本家・港岳彦さん。

このふたりのタッグにより、いわゆる「当たり前」ではない生活を送る人たちの人生を大胆な演出表現をもって映像として浮かび上がらせ、第36回東京国際映画祭で最優秀監督賞と観客賞をダブル受賞。2023年、日本映画最大の意欲作が誕生しました。

Vaundyの主題歌と劇中の重要シーンを使用した『長尺予告「呼吸のように」Ver.』がVaundyのYouTubeチャンネルで解禁！

第36回東京国際映画祭で最優秀監督賞と観客賞をダブル受賞し、先週末10日(金)から大ヒットスタートを切った本作。

この度、Vaundyが歌う主題歌と劇中の重要シーンを使用した『長尺予告「呼吸のように」Ver.』がYouTubeで公開されました。

Vaundy自身初の映画主題歌となった本楽曲は、書き溜めた未発表の曲から、映画の世界観に合うものをVaundyが選び提供した重要な一曲。

『長尺予告「呼吸のように」Ver.』は映画監督・岡下慶仁さんがディレクションし、本作の岸監督が監修を務めています。

映像は、新垣結衣さん演じる夏月がプールに浮かんでいる映像から始まり、中学時代の夏月（滝口芽里衣さん）と佳道（齋藤潤さん）が登場します。

校舎裏で言葉を交わすことなく、とある秘密を共有しあうふたり。蛇口から噴き出す水を浴びて恍惚とした表情を浮かべています。

さらに現在へと切り替わり、激しく流れ落ちる滝を見つめる夏月と佳道（磯村勇斗さん）の背姿が映し出されます。当該シーンはWEB初公開の映像も含んだ重要シーンとなっています。

そして、稲垣吾郎さん演じる検事の啓喜が息子の教育方針を巡って妻と衝突しているシーン、佐藤寛太さん演じる大也の感情の発露そのもののダンスシーン、東野絢香さん演じる八重子が涙ながらに何かを訴えるシーンも映し出されます。

違う場所、違う人生、違う境遇で生きる人々の人生が、誰も予想できなかった感情で少しずつ近づいていく…。

“この世界を生き抜くために”恋愛感情抜きの偽装結婚という共犯関係を結んだ夏月と佳道。

彼らが本物の新婚夫婦さながら水飲み場で楽し気に戯れ、劇中でも特に多幸感溢れる開放的なワンシーンに重なる「僕の日々の中で 君がまだ息を吸うなら 僕は君の横で ずっと息を吐いてていいかい」の歌詞。

かけがえのない人とのつながりを表現した『呼吸のように』の歌詞が深い余韻を響かせます。

そしてラスト、取調室で向かい合う啓喜と夏月。そこで交わされる言葉、そして衝撃の結末とは──。映画を観る前と観た後では受ける印象がガラリと変わる『長尺予告「呼吸のように」Ver.』。ぜひ見比べてみてください。

傑作か、問題作か――。日本映画界を代表する実力派俳優が集結し、いま、この時代にこそ必要とされる、心を激しく揺り動かす、痛烈な衝撃作。

映画『正欲』は大ヒット上映中です！