サプライズに中島も涙!?加藤シゲアキ&行定勲監督も登壇『ピンクとグレー』大ヒット御礼舞台挨拶開催!!

映画ニュース

1月9日に公開され、2週間(1月23日付)で興行収入3.5億円(96館)を突破した『ピンクとグレー』の大ヒット御礼舞台挨拶が、1月24日シネマメディアージュにて行われました。
主演・中島裕翔さん、原作・加藤シゲアキさん、監督・行定勲の3人が登壇しましたが、実は、中島さん、加藤さんが並ぶイベントは今回が初!
大ヒットイベントに相応しく、笑顔と感動に包まれたイベントとなりました。

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イベント詳細

MC:ありがとうございます。
ここからは私から質問をさせて頂きます。中島さん、行定監督にお伺いします。
1月9日に公開した本作ですが、大ヒットしております。公開から2週間たって、実感は湧きましたか?

中島:
初めての経験なので、あまりピンときていないんです。
周りの方から「大ヒットしていますね!」と言っていただけるんですが、気持ちが追いついていないというか。
でもこんなに大ヒットしていて、光栄ですしホッといています。

行定監督:
皆さんのお陰です。リピーターの方もいらっしゃるようで、嬉しいです。
地方では、これから公開される地域もあるので、ここからまた火がついてくれればなと。
皆さんの口コミで引っ張って頂ければと思います。

MC:ありがとうございます。
加藤さん、中島さんと行定監督に託した原作が素晴らしい結果を残しています。
現在の心境をお聞かせください。

加藤:僕も正直あまり実感がないんですが、ヒットするともらえるという大入り袋をもらったり、友人が映画を見に行こうと思ったら、満席で入れなかったという話を聞いて、素直に嬉しいですね。

MC:ありがとうございます。中島さん、本日は加藤さんと初めて同じ舞台に立ちました。
今回、初めて映画化される加藤さんの小説の主演を務めることとなりましたが、プレッシャーがあったと思います。大ヒットという成果を受けて、期待に応えられたと思いますか?実際の心境はいかがですか?

中島:映画初出演作品であり、先輩が原作者でもあったので、作品にどう寄り添っていくかなどプレッシャーはありましたね。
でも映画は映画の見方がありますし、原作から大胆なアレンジもされた62分後の衝撃の展開は、原作があってこそ生まれたことだと思います。

MC:ありがとうございます。
中島さん、加藤さん、9日(土)から映画が公開し、3.5億円を超える大ヒット!という結果を受けて、2人でお話をする機会などあったのでしょうか?どんなお話をされましたか?

加藤:3億円、ジャンボ宝くじというようなそんないやらしいお金の話はしていませんが(笑)
たくさんの人に観てもらっているみたいだね、とは話しましたね。

MC:ありがとうございます。
加藤さん、映画の主演を中島さんが務めると聞いた時、そして、実際に完成した映画を観たときの中島さんに対する印象はどうでしたか?

加藤:そうですね、もともと彼とはカメラという同じ趣味もあって話す機会も多くて。
実は、第一報は裕翔本人から、「主演をすることになりました」って連絡をもらったんです。
その時、僕はまだそのことを知らなかったんですが、驚きよりも「裕翔がやるんだ、面白そうだな」とすんなり受け入れられましたね。それから、ごっちとりばちゃんどっちを演じるんだろうとかいろいろ考えました。
裕翔が演技を頑張っていることも知っていましたし、本当に裕翔が演じてくれて良かったです。
僕が彼に求めていたのは、むき出しになって演じてほしいということだったんですね。
僕が「ピンクとグレー」をむき出しになって書いた小説だったので。
全身で、まさにむき出しで体当たりで演じてくれて、裕翔がやってくれて良かったと思いました。

MC:中島さん、加藤さんの言葉を受けていかがですか?

中島さん:今、加藤くんの心の内を聞けて嬉しいですね。
全身全霊で演じたいと思っていましたし、ベクトルが合っていたんだと思うと安心しました。

MC:ありがとうございます。
行定監督、加藤さんから預かった原作に大胆なアレンジを加え、62分後以降は衝撃の展開が待ち受けています。そのアレンジについて、加藤さんとお話はされましたか?

行定監督:していなかったと思います・・・

(すかさず加藤さんが突っ込み!)

加藤:いや、お聞きしてましたよ!熊本料理店で!!(笑)

行定監督:あれ、そうだったっけ?(笑)でもまだ固まってないときかな?

加藤:そうですね、いくつかあるアイデアの1つという感じで。
僕はもう基本的には映画には映画の魅力があると思うので、全てお任せというスタンスでした。
でも「うわー、そういう手もあるのか!小説でも書きたい!」って思いましたね。

MC:ありがとうございます。
加藤さん、映画の中で最もお気に入りのシーンを上げるとしたら、どこになりますか?
またその理由は何ですか?

加藤:いくつかあって1つに決められないんですが・・・
改めて見直したんですが、まず映画冒頭のダンスシーンですね。
ごっちのお姉さんのダンス発表会シーンなんですが、ダンスのジャンルがコンテンポラリーといって(独特で)難しいジャンルなんですが、行定監督が絶妙なバランスで撮ってくださっていました。
それから、裕翔が自分に見えるシーンが何度かあったんですよね。
映画の中で(中島演じる)ごっちがインタビューを受けているシーンとか、同じようなシチュエーションが自分にも多々あるので「そうそう、シゲっぽいな」って。(笑)
あと、裕翔がギターを弾いているシーンですね。
良く聞くと、(ギターの)ルートが鳴ってなくて、それが中学生みたいでリアル!
可愛いなって思っちゃいました。(笑)
あともう1つあげるとしたら、ナイトクラブのシーンですかね!(笑)
主題歌のASIAN KUNG-FU GENERATIONの「Right Now」のPVを行定さんが撮られてるんですが、そのシーンに通ずる部分があるんですよ・・・すみません、最後のイベントかもという事でちょっと語っちゃいました。

MC:ありがとうございます。
中島さん、行定監督。加藤さんの話を聞いて、いかがですか?

中島:原作者ならではの細かいところまで見ていただいていて嬉しいですね。

行定監督:PVも映画としっかりリンクした作りにしてるので、是非見てほしいです。

MC:ありがとうございました。
そろそろお時間となりますので、最後のメッセージを頂きたいと思いますが、その前に、映画の初出演で初主演、2015年1月の撮影を経て、数えきれないくらいの取材をこなし番組に出演し、12か所舞台挨拶を回るという大プロモーションをし、公開まで1年間を駆け抜けてきた中島さんに、行定監督より、花束のプレゼントです!

※行定監督、加藤さんよりそれぞれ中島さんにサプライズで“ピンクとグレー”仕様の花束を贈呈※

MC:監督、加藤さん、ありがとうございます。中島さん、いかがですか?

中島:すごく綺麗ですね!びっくりしました!!
地方キャンペーンの時は、その地方のご飯を食べることがご褒美だったんですが、今日は最後の舞台挨拶で特大のご褒美をもらった気分で嬉しいです。

加藤:(冗談っぽく)泣くなよ~!

中島:(泣きマネをしながら)泣いた方がいいですか!?(笑)

MC:ありがとうございました。
残念ながら、時間が無くなってしまいましたので、最後に、みなさまから来場の皆様にメッセージをお願いいたします。

加藤:たくさんの方々にご覧になっていただけて本当に嬉しいです。
2度観ても楽しめる作品だと思います。女性のお客さんも多いですが、是非、男性にもご覧いただきたいです。
そして、裕翔が本当に頑張ってくれました。ありがとう!
きっと裕翔の代表作になると思っています。僕にとってそれが一番嬉しいです。

行定監督:(今回)裕翔で本当に良かったと思っています。
とても楽しく映画を撮られてもらいましたし、若い役者と撮るのもいいなと思わせてくれました。
加藤くんの作品をリレーする形で、新しい青春映画を撮るということを追及できたかなと思っています。
そして、皆さんに届いたと感じています。記憶に残る作品になればと思っています、ありがとうございました。

中島:お2人からこんなにお褒めの言葉をいただいて恐縮です。
本当にいろいろな人に支えられて主演をつとめる事ができたと思っています。
地方キャンペーンをはじめ、今日ここに来てくださった方、スタッフの方々に感謝しています。
ありがとうございました!

大ヒットイベントに相応しく、笑顔と感動に包まれたイベントとなりました。

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