CinemaGene(シネマジーン)

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観賞後に読みたくなる!マンガ原作の実写化映画5選

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出典:http://d.hatena.ne.jp/
原作に忠実でないが故に面白いと感じる部分も

マンガ原作の実写化映画は、すっかり1ジャンルとして定着しました。ファンは原作の再現度を楽しむ一方で、否定的な意見を耳にすることも珍しくありません。逆に原作を未見の状態で映画を観賞して、原作を読みたくなったという声も聞こえてきます。両者の違いを比較し、観賞後には原作を読んでみたくなる、今回はそんな映画をピックアップしてご紹介します。

『ハチミツとクローバー』


美大を舞台に、儚く脆い青春の時間を送る5人の物語

2006年7月22日公開。キャッチコピーは、「恋をした。それだけのことなのに、世界はまぶしい」。不器用な美大生たちのすれ違う恋愛感情や、人生に悩み迷う姿をみずみずしいタッチで描く、大ヒットコミックを豪華キャスト陣で実写化した本作は、櫻井翔(嵐)が演じる「竹本祐太」と蒼井優が演じる「花本はぐみ」がハマり役として話題になりました。かけがえのない青春の時間を共に過ごすことで絆を深めてゆく5人にも、やがて別れの季節は訪れます。登場人物たちを襲う残酷とも言える現実を乗り越えて、はぐみに想いを伝える祐太の恋の行方は…。
映画以外にも、二期に渡るアニメ化、テレビドラマ、台湾でも「蜂蜜幸運草」のタイトルでドラマ化されるなど、ハチクロ現象を巻き起こしました。

『テルマエ・ロマエ』


古代ローマと現代日本をつなぐタイムトンネルは意外な場所に

2012年4月28日公開。キャッチコピーは「ひとっ風呂、タイムスリップしませんか。」古代ローマの浴場設計技師ルシウスは公衆浴場から、突然、現代の日本(銭湯)へタイムスリップしてしまいます。古代ローマと現代日本を往復する中で、日本の設備を学び、アイデアを吸収してゆく彼はいつしか建築家として高い評価を得て、ついには皇帝付きの技師となります。そんな日々の中で、ルシウスに出会い、惹かれてゆく漫画家志望の日本人女性「山越真実」。彼女もまたルシウスと共に古代ローマへとタイムスリップして様々なトラブルに巻き込まれてゆきます。
古代ローマ人に相応しい濃い顔としてルシウスを演じる阿部寛をはじめ、「濃い顔」のキャストが多い本作。こちらもアニメ化されるなど人気を博し、2014年には実写版の続編「テルマエ・ロマエII」も公開されました。

『るろうに剣心』


幕末、人斬りと恐れられた暗殺者が背負う業とは

2012年4月28日公開。キャッチコピーは「伝説、再び。」幕末の京都でその名を轟かせていた伝説の暗殺者「人斬り抜刀斎」こと緋村剣心。時は明治に移り、彼は「不殺(ころさず)の誓い」を胸に、斬ることの出来な逆刃刀を携えて日本各地を旅する流浪人(るろうに)となっていました。か弱き人々をその剣技で守り、助けながら、やがて東京へと流れ着きます。しかし幕末の負の遺産は彼に安息の時を許す事はなく次々と起こる事件に巻き込まれて…。
主役の剣心を演じる佐藤健をはじめ豪華キャスト陣が結集、実写では不可能と言われた躍動感あふれるアクションシーンが話題となりました。2014年には続編の「京都大火編」と伝説の最期編」が連続公開されました。アニメ化もされ、海外でもファンの多い人気作品です。

『モテキ』


豪華絢爛な予告編ムービーも話題に

2011年9月24日公開。キャッチコピーは、「恋が攻めてきたッ!」連載終了後も発行部数を伸ばし続け、180万部を突破、ドラマ化もされたした大ベストセラーです。ドラマの続編として映画化された本作は、原作者がドラマ版の1年後を舞台に完全オリジナルストーリーを描き下ろしたことも話題となりました。ドラマ版では帰郷した森山未來が演じる主人公「藤本幸世」は、1年後に再び上京、ニュースサイト配信会社の正社員となっていました。相変わらずの瞬間的な衝動に身を任せる無責任さと優柔不断さで、騒動を巻き起こす藤本は本作でも、長澤まさみ演じる「みゆき」と、麻生久美子の演じる「枡本留未子」の間で苦悩する日々を送ります。最後に藤本が選んだのは?
原作と比較して見るとさらに藤本の魅力?が分かるかもしれません。

『ヒミズ』


未来に待っているのは絶望と再生、どちらなのか

2012年1月14日公開。キャッチコピーは、「”生きろ”と君が言った。」
主人公「住田祐一」を染谷将太と、ヒロイン「茶沢景子」を演じる二階堂ふみが、第68回ヴェネツィア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞し、話題となりました。原主人公は理不尽な現実と、不遇な状況に耐えかねて父親を衝動的に殺害、中学生にして「普通の人生」を送ることを諦めてしまいます。殺人犯となってしまったことを知っても、彼を救い出そうとする景子の想いとは裏腹に住田の絶望は深まってゆき、やがて2人の関係にも変化が生まれてゆきます。
東日本大震災後の日本を舞台に、登場人物の設定も原作と大きく異なる本作。また、同じく原作とは異なるラストシーンには賛否両論があり、是非、比較して観ることをおすすめします。本作の公開後に、架空の大地震と原発事故に被災した家族をテーマとした姉妹映画『希望の国』が公開されました。

冒頭にも書いたように、マンガを原作とした実写映画には必ず、世界観が壊された等の否定的な評価も付いて回り、失敗作と評されるものが存在することも事実です。しかし、実写版を観る事で新たな魅力を発見できることもあるかもしれません。原作は好きだが実写版は…と言う方こそ、是非一度観てみることをオススメします。

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