CinemaGene編集部で、映画『ザ・ブリザード』の試写会に行ってきました!

レコメンド

2月27日(土)から公開される映画『ザ・ブリザード』。
アメリカ沿岸警備隊史上、最も困難な救助に挑んだ実話をもとに作られた本作の試写会に参加してきました!

予告編映像はこちら

『ザ・ブリザード』映画オリジナル予告編

【ストーリー】
1952年2月18日未明、マサチューセッツ州ケープコッド沖を最大規模のブリザードが襲い、強風と高波を受けた巨大タンカー、ペンドルトン号は真っ二つに割れてしまった。船長のいる船首は海の底に沈んでしまい、残された機関士レイモンド・シーバート(ケイシー・アフレック)は、急遽指揮を執ることとなる。
一方、アメリカ沿岸警備隊(コーストガード)の基地ステーションでは、一等水兵のバーニー・ウェバー(クリス・パイン)が海の監視を続けていた。すると、新任の司令官クラフ(エリック・バナ)から、ペンドルトン号の救出指令を受ける。バーニーは自殺行為だと知りながらも、同行者とともに木製の小型救命艇36500で荒れ狂う海へと救出に向かうのだった。
救助に向かう男たち、タンカーの沈没を食い止め救助を待つ男たち。
基地や港で生存を信じて待ち続ける家族や恋人たち。様々な思いが交じり合いながら、運命の時間は刻々と迫っていく…。

『ザ・ブリザード』の感想は?

★『ザ・ブリザード』メイン②
猛烈な吹雪と嵐によって真っ二つになってしまった巨大タンカーを救助しようと4人の若き沿岸警備隊が真冬の北大西洋へと立ち向かう実話をベースにした物語。
沈没寸前の船内で、刻一刻と浸水していく恐怖や、パニックに陥る船員達の混沌とするリアルな人間模様など、1分1秒を争うスリリングな展開の数々に見ているこちらまで緊張感が伝わってきます。
救助船の船長を務めるバーニー(クリス・パイン)は婚約を約束した妻を港に残したまま、この不可能と思われる救助に向かいます。
守るべき者のため、また、自らの意志を貫き通すため、死と隣り合わせの状況下で、恐怖へと立ち向かうバーニーの姿は、見るものに確かな希望を与えてくれます。
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凄まじい嵐に襲われ、船が真っ二つに割れる。そして、その嵐に人々は翻弄され、ただ戸惑うことしか出来ない姿が描かれているのだろうと思っていた。
しかし、実際の内容は全然違っていて、救う人たち、救われる人たち、そして帰りを待つ人たちそれぞれの心情がリアルに描かれていたように思う。映画の前半では、被災した船の乗組員たちの必死の行動と心情を描き、後半ではそれを救助に向かう人々の心情と絆を描いているように感じ取れた。
これほどまでの実話が存在したのかという驚きと、出演者と実際の人たちがよく似ていることにも驚かされ、全てにおいて「なるほど」と感心させられる作品であった。
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沿岸警備隊員のバーニーが主人公ですが、物語はバーニーを取り巻く人々の様子が同時進行で描かれます。
ある日、悪天候のため、タンカーが2つに割れてしまうという事故が発生。バーニーは救助に向かうのですが、悪天候のため救、助は困難を極めます。
自分の危険を顧みず、助けに向かうバーニー、生きるためにあらゆる手段を試すタンカーの乗組員、そして、港で待つ家族や恋人。それぞれ状況は違うけれど、生きたい、助けたいという共通の思いが、わかりやすく描かれています。
リアルな海難救助ものの映画は、どちらかというと男性向けというイメージがあり、女子には…と思っていましたが、本作は、主人公が恋に落ちるシーンから入ったので、女子でも見やすく、話に感情移入しやすいのでは?と思います。
こちらまで巻き込まれるのでは?と感じるほどの迫力の映像ばかりなので、DVDではなく、映画館の大きなスクリーンで見ることをオススメします!
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CinemaGene編集部の感想を参考に、週末見たい映画を探してみてください!
『ザ・ブリザード』は、2月27日から公開です!

2月27日(土)全国ロードショー
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