千葉雄大さんが従兄だったら…『全員、片想い』「あさはんのゆげ」清水富美加インタビュー

インタビュー

「片想い」をテーマに描いた8つの短編作品を集めた映画『全員、片想い』が7月2日(土)から公開されます。
8つのエピソードのうちの1つ、従兄との夏の思い出を描いた「あさはんのゆげ」で主人公・風花役を演じた清水富美加さんにお話を伺ってきました!

asahan_01

Q:本作の出演が決まった時の感想を教えてください。

清水さん:
今までコメディ作品の出演が多く、ラブストーリーには一生縁がないかな?と思っていたので、出演のお話をいただいたときはビックリしたのと同時に、女の子なのでやっぱりうれしかったです。

Q:演じるうえで、大変だったことは?

清水さん:
今まで出演した作品でも演じたことのないキャラクターでしたし、素の自分とも違う女の子だったので、監督にはたくさん質問をさせていただきました。
風花ちゃんは行動が突発的だったり、感情的だったり、「私は人を近づけさせない…」という様に複雑な子だったので、自分なりに考えて演じるのは難しかったですね。

Q:風花ちゃんはどんな女の子だと思いましたか?

清水さん:
以前はきっと人と普通に関わり合いをもっていた女の子だったと思うんです。
だけど、ある嫌なことがあってこうなっちゃったんだろうなとか、心がギザギザしちゃったんだろうなって思って演じていました。

asahan_03

Q:役作りについて、監督さんとはどんな話をしましたか?

清水さん:
監督からは、「こういう風にやりましょう」という指示はなく、「どんどんやってみましょう」と言われていました。「このシーンは、相手への思いがあふれ出る表情で。」という指示をいただき、何テイクかやってみる、という感じで進めてくださいました。

asahan_08

Q:千葉雄大さんとの共演はいかがでしたか?

清水さん:
一緒の撮影は2日間でしたが、いろんなお話をさせていただいきました。
お会いするまではすごいクールな人かなと思っていたので、やさしくて、お兄ちゃんのような感じでした。
私自身、要のような従兄がいないので、関係性がどんな感じかなぁと思っていましたが、千葉さんが従兄なら懐くと思います(笑)。
風花ちゃんは要に対してツンデレでしたね。仲良くなってからも「別に。」みたいな(笑)。

asahan_02

Q:朝ごはんがキーになるお話しでしたが。朝ごはんって重要ですか?

清水さん:
この作品に参加するまでは、朝ごはんをあまり意識したことがなかったのですが、朝ごはんっていいなぁと思いました。作ってくれる人がいて、一緒に食べるというのも、うらやましいです(笑)。

asahan_06

Q:「片想い」という言葉から連想するイメージは?

清水さん:
片想いと両想いなら、両想いの方がいいですけど(笑)。
片想いの時ほど、いつも見ている景色が違って見えるというか、輝き出して見えるというか…。素敵だなって思います。
「明日ここで会えるかも」とか、「会ったらこんなこと話そう」とか、考える時間って幸せだろうなと思います。

Q:清水さん自身は「片想い」するとどうなりますか?

清水さん:
私は、すぐ気持ちを伝えちゃいます(笑)。
好きだなと思ったら、すぐ言っちゃうので、片想い期間は圧倒的に短いですね(笑)。
「関係性がどうなっちゃうかわからないから言えない」とか悩む気持ちもわかるんですけど、そういうつらさよりも、気持をためておく方がつらいと思うので。
風花ちゃんは、好きって言ってないけど、言っちゃったようなもんですよね。顔に出ちゃってましたね(笑)。

asahan_09

Q:忙しい毎日のリフレッシュ方法は?

清水さん:
お仕事から帰って来て、家でお酒を飲むことです。
それでリセットできます(笑)。
特に日本酒が大好きなんですけど、美味しいお酒を飲んで「よし!明日も頑張ろう」って思っています。
あと、運動が苦手だったんですけど、最近運動をするようになって…。
運動を始めてから、朝スッキリ起きれるようになりました。
体力を使い切って寝たほうが、メリハリがついていいらしいですね。

Q:最後に、ご覧になる方にメッセージを。

清水さん:
今両想いの人は片想いだったときの新鮮な気持ちを思い出したり、片想いの人は自分の話かなと感じたり共感していただける作品なので、ぜひみていただきたいです。

「あさはんのゆげ」

「あさはんのゆげ」


「あさはんのゆげ」
主演:清水富美加、千葉雄大
脚本・監督:山岸聖太
ⓒ 2016「全員、片想い」製作委員会