個性溢れる回答続出!キャスト陣が“守りたいもの”とは一体!?映画『空飛ぶタイヤ』完成披露試写会~後編~

イベントレポート

みなさんお待たせしました!キャスト陣&監督が“守りたいもの”を語る、映画『空飛ぶタイヤ』完成披露試写会後編をお届けします!前編はコチラ

長瀬×寺脇の関係性にほっこり♡
ディーン&高橋の奥深い回答も必見!

――この映画は、自分の正義や守るもののために闘う者たちの映画となっていますが、みなさんにとって守りたいものって一体何でしょうか?ではまず赤松社長!

長瀬「そうなりますよね(笑)やっぱり愛する人、じゃないですかね。…いれば!(笑)」

――TOKIOのメンバーとかではないんですか?

長瀬「まあ、なんか男を愛するっていうのもねえ(笑)でもやっぱり赤松のように家族がいたりとかっていうのは(守りたいと)思いましたね。あとやっぱり、寺脇さん守りたいっすね。」

寺脇「え、守ってくれんの?俺を?何から?(笑)」

長瀬「あの、できることがあれば守ります!(笑)本当にね、昔からお世話になってるんですよ。やっぱり役者の世界でも、こんだけ歳が離れたら、なかなかコミュニケーション取りづらいじゃないですか。でも昔から寺脇さんのほうから話かけてくれたりとか、合わせてくれたりとか、今の僕から見ても阿部くんみたいに若い子にもやっぱり(寺脇さんのほうから)いってあげるんすよね。大人になってからすごくそのありがたみを感じてるので、長生きしてください(笑)」

寺脇「わしはおじいちゃんじゃないか!(笑)」

――ディーンさんはいかがでしょう?

ディーン「愛する人っていう意味では家族ですね、子供たちとか。もし何かあったときに、頑張らなきゃなと思いますよね。自分が頑張らないと、誰が彼らを導いていけるのかとか考えてしまうので。そんな感じで大丈夫ですか?」

長瀬「リアルな答えですよ!本当は俺もそれ言いたかったんだけど、言えないっていう(笑)」

ディーン「今回沢田課長を演じて、沢田監督は裏設定で離婚してることになってるんですよね、監督?」

監督「そうそう。原作は奥さんがいるんですけど。」

ディーン「(沢田は)それなりにいい生活してるんですけど、夜一人で乾きもの食べながら、お酒飲んで、企画書書いてって、なんか暗いんすよね。それを演じたときに、自分は家族に助けられてるところがたくさんあるんだなって改めて思いましたね。」

長瀬「いいっすね~。」

監督「演技上はやっぱりバツイチが似合うなと思いながら(笑)幸せなんでしょうけどね(笑)」

ディーン「ムロさんにお祝儀返せって言われましたからね(笑)」

長瀬「そうだよね(笑)まぁ、みなさんにはこれから観ていただくのでこれ以上は言えないですけど!」

――では、高橋さん、いかがですか?

高橋「想像力ですかね。自分がどう思うかってことよりも、相手がどう思うかとか、これを言ってしまったらどうなるかとか、相手の立場になって、なるべく想像するようにはしたいですね。僕は今、ある番組で人類進化についてやっていまして、人類が成長していくのにはコミュニケーションが不可欠だったという話を聞いたんです。やっぱりそれが、どこかもろ刃の剣になっているところがあったりして、人を思いやるっていうのは、たぶん想像力が不可欠なんじゃないかなと思いました。」

――では女性陣、まいりましょう。深田さんいかがですか?

深田「そうですね、やっぱり家族ですね。周りの人たち、友達、犬…」

(笑)

長瀬「犬、間違いじゃないですよね!何でみなさんが笑ったのか分からないくらいですよね!」

深田「全然分からないです!(笑)もう自分ができること何をしてでも守りたいな、守れる自分でありたいなというふうに思います。」

――寺脇さんは何でしょう?

寺脇「すごい真面目な感じの流れだよね、これ?(笑)」

――いいですよ、ふざけても(笑)では、ふざけたバージョンからからいきましょうか?(笑)

寺脇「いや、まあ、ふざけてるわけでもないんですけど、ゴミをポイ捨てする人っているじゃないですか。もう信じられないんですよ、あれが!だから(ポイ捨てで)ゴミを捨てない自分を絶対守りたい!何で捨てるの!?っていっつも思うのよ!」

小池「注意はされるんですか?」

寺脇「できないときもあるけどね。例えば車の窓からタバコを捨てたりとか。もしバナナの皮とか捨てて、誰かが滑ったらどうするんだ!」

長瀬「いやいや、アニメじゃないんだから(笑)」

寺脇「でもまあ、モラルというか。当たり前のモラルは守っていきたいなと思いますね。」

最年少、阿部の“守りたいもの”は意外にも○○!?
ディーン×中村のカラオケエピソードも♡

――では、お隣の阿部さんはいかがですか?

阿部「僕は前にも出た通り、家族とかはやっぱり守れるように成長したいんですけど、今はまずは(自分の)身体、健康ですね。自分を守りたいです!(笑)」

(笑)

阿部「髪とかもよく染めするんですけど、ハゲないように頭皮を守ったりとか…」

長瀬「まだ心配すんのは早くない!?(笑)」

阿部「早いんですけど、今から!長生きしたいんで…!(笑)」

(笑)

――中村さんはどうでしょうか?

中村「僕も家族はもちろんですけど、自分のルールを守っていきたいなと思ってます。僕はどの現場もそうですけど、いかに早く帰るかっていうのを常にやっていまして…(笑)常に最短を狙ってます。」

ディーン「バラシが早いんだ!」

中村「この間まで舞台をやっていて、電車で通っているんですけど、(帰るのが)早すぎて、舞台を観に来たファンの人と同じ電車に乗って帰るっていう…(笑)」

長瀬「感想とか聞けばよかったのに!どうだったの?って!」

中村「おもしろくなかったって言われたらどうしようかなと思って(笑)でも今、高橋さんの(お話にあった通り)人類の進化においてコミュニケーションが不可欠だということで、もうちょっと現場に長居してみようかなと思いました。」

ディーン「ちなみに一刻も早くバラして帰って、一体どこにモチベーションがあるんですか?」

中村「いかにスムーズにバラすかっていうのが… スムーズにいくとすごく気持ちがいいんですよ、自分の中で!現場終わってメイク部屋と衣裳部屋があって、メイク部屋に人がいると思ったら、自分はすぐ衣装部屋に行って…」

ディーン「あ~、なるほど!」

長瀬「段取りよく!その自分のルールを守っていきたいっていうね。」

ディーン「いや、僕カラオケルームで準備とかバラシとかやった日に、一緒だったんですよ、中村くんと。せっかくだし、よかったら一緒に歌おうよって、僕一気に3曲とか入れちゃって。そしたらなんか中村くん、ずっと微動だにしないで座って聞いてて(笑)」

中村「大熱唱されてましたよね(笑)」

長瀬「(中村くんは)歌わなかったの?」

ディーン「そう、歌わなくて!じゃあ歌わないんだったらタンバリン持つ?とか言って(笑)」

中村「普段カラオケに一切行かないので、そのときにめちゃくちゃ悔やみましたね。何で日頃カラオケに行ってなかったんだろうって… もっと行ってれば盛り上げられたのにってすごく思いました。」

ディーン「まあ、全然僕たち盛り上がってましたけどね(笑)」

長瀬「ディーンくん歌ってるときどうしてたの?」

中村「横でタンバリンを小さく…(笑)」

ディーン「本当なんかもういじめてるみたいで、申し訳ないなと思って(笑)」

中村「いやいや!(ディーンさんの歌を生で聴けて)贅沢です!こんな贅沢なことはないと思ってました。だからディーンさんが音楽番組出られて、大観衆の前で歌われてるのを見て、僕はカラオケボックスで二人きりで聴いたんだよって誇らしげに思ってました!(笑)」

(いいな~!うらやましい!)

ディーン「掘り下げてよかった(笑)」

――では小池さん、“守りたいもの”何でしょう?

小池「いや、なんでこの順番なのかなと思って(笑)すごいプレッシャー(笑)まあでも、それはもちろん、今やらせていただいている番組のポジションですよ!真面目に死守したいと思ってます!誰にもあの座を渡したくない!そういう気持ちでお仕事をさせていただいてます。」

長瀬「ハングリー精神だ!」

――浅利さんいかがでしょうか?

浅利「僕はそうですね、この感じなんで、守れるかどうか分からないので、その第一歩として時間を守るっていうことですかね。待ち合わせの時間とか、ちょっとしたことをちゃんと守っていっていれば、知らないうちにみんなも守れるようになるかなっていう。(いろんなものを守るためには)まず仕事をしなきゃいけないですからね。」

長瀬「時間はそんなルーズなの?」

浅利「そうでもないです!そうでもないですけど…」

長瀬「人として、みたいな!」

ディーン「監督、現場でどうだったんですか?」

監督「(今日みたいに)こんなに噛むことはなかったよね(笑)いや、時間は全然守ってましたよ。今日は、かなり緊張されてるんですか?(笑)」

浅利「あの、はい、そうですね(笑)まあ、とにかく時間は守ろうっていう!」

(笑)

長瀬「でもね、(浅利くんの)素晴らしい演技が見れますから。楽しみにしていただきたい!」

監督「浅利さんのところでみんな泣きますから。」

浅利「もう、ハードルが!(笑)」

――では、監督はどうでしょう?

監督「一番若い顕嵐くんに言われてしまったんですけど、俳優陣と違って不摂生することが多いんですよ。だから健康!どうしても(自分の体調が良くないと)面倒くさいなって思って、人のことまで考えられなくなっちゃうので。健康第一です!」

長瀬「監督にも長生きしてもらいたいですからね。」

監督「ありがとうございます(笑)」

――まだまだお話を伺いたいところですが、残念ながらここでお時間がきてしまいました。最後に締めの挨拶を長瀬さんと監督からいただこうと思います。ではまず、本木監督からお願いします。

監督「記念すべき『空飛ぶタイヤ』完成披露試写会に、わざわざお忙しい中、お越しくださいましてありがとうございました。あっという間の2時間だと思いますので、どうぞ楽しんでいってください。今日はありがとうございました。」

長瀬「短い時間でしたが、ありがとうございました。試写会ですけれども、一足先にみなさんに観ていただけるということで、みなさんのコメントなどが肝になっております。先程も言いましたけれども、僕らが生きていく中で避けては通れない社会、その中に目に見えないものがたくさんあるんですよね。まあ、僕もなんとなく感じてますけれども。そういう思いがきっとキャストやスタッフの中にもあって、それが一つの大きな塊となったのがこの作品だと思ってます。純粋にこの作品を楽しんでいただいて感じたことが、きっとみなさんに伝えたかったことだとも思いますし。それが池井戸先生が僕らに与えてくれたメッセージなんでね。それをぜひとも胸にしまっていてほしいなと思いますので、最後まで今日はゆっくり楽しんでいってください。ありがとうございました。」

キャスト・監督・スタッフ一同が“魂”で作り上げた、映画『空飛ぶタイヤ』は6月15日(金)公開です!ぜひその雄姿を劇場で!

『空飛ぶタイヤ』ストーリー

ある日突然起きたトレーラーの脱輪事故。整備不良を疑われた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、車両の欠陥に気づき、製造元である大手自動車会社のホープ自動車カスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)に再調査を要求。同じ頃、ホープ銀行の本店営業本部・井崎一亮(高橋一生)は、グループ会社であるホープ自動車の経営計画に疑問を抱き、独自の調査を開始する。それぞれが突き止めた先にあった真実は大企業の“リコール隠し” だった。果たしてそれは事故なのか、事件なのか。男たちは大企業にどう立ち向かっていくのか。正義とはなにか、守るべきものはなにか。日本を代表するオールスターキャストによる世紀の大逆転エンタテインメント!

『空飛ぶタイヤ』公式サイト
長瀬智也
ディーン・フジオカ 高橋一生
深田恭子 岸辺一徳 笹野高史 寺脇康文 小池栄子 阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.) ムロツヨシ 中村蒼
原作:池井戸潤「空飛ぶタイヤ」(講談社文庫、実業之日本社文庫)
監督:本木克英 脚本:林民夫 音楽:安川午朗
主題歌:サザンオールスターズ「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」(タイシタレーベル/スピードスターレコーズ)
企画・配給:松竹
2018年6月15日(金)反撃開始!
(c)2018映画「空飛ぶタイヤ」製作委員会

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