CinemaGene(シネマジーン)

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『ストロベリーショートケイクス』『無伴奏』など。映画監督・矢崎仁司の作品に触れてみない?

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出典:https://nuts-filter.theblog.me/

『ストロベリーショートケイクス』や『無伴奏』など、男女の細やかな心の機敏をフィルムに収めてきた映画監督・矢崎仁司。今回はそんな矢崎監督がメガホンを取った映画をご紹介します。

禁断の恋の結末は?『三月のライオン』

三月のライオン
出典:http://movies.yahoo.co.jp/

1992年公開の本作におけるテーマは、「近親相姦」です。主人公のハルオは記憶喪失で入院していましたが、恋人を名乗る女性アイスによって病院から連れ出されます。しかしアイスは、ハルオの実の妹であるナツコでした。ハルオがアイスを意識していく様子や、記憶を取り戻していく様子、そしてその結末に胸打たれる1本です。

4人の女性が生きる様を優しく描いた『ストロベリーショートケイクス』

ストロベリーショートケイクス
出典:http://beside3030.exblog.jp/

同名コミックの映画化作品です。失恋を乗り越えたフリーターの里子、叶わぬ恋をしているナンバーワンデリヘル嬢の秋代、プライドが高いイラストレーターの塔子、男に愛されることがすべてだと考える事務OLのちひろという、違ったタイプの4人の女性が都会の片隅で懸命に生きる様子を優しく描いています。

上質な大人のラブストーリー『スイートリトルライズ』

スイートリトルライズ
出典:http://eiga.com/

江國香織の同名小説を映画化した、大人のラブストーリーです。主人公の瑠璃子と聡は結婚して3年目の穏やかな生活を送る夫婦でした。しかし、穏やか過ぎた時間は次第にすれ違いを生み、いつしかその溝は深くなっていました。不幸ではないながら満たされぬ思いを持つ瑠璃子は、実直な青年春夫と出会い心惹かれていきます。そして聡も大学時代の後輩と再会し、アプローチをうけます。瑠璃子を中谷美紀、聡を大森南朋が演じました。

高校時代の思い出が10年後にも影を落とす『太陽の坐る場所』

卒業から10年がたった高校のクラス会で、なんとなく東京組と地元組に分かれてしまう同級生たち。地元組の中心となっていたのは、みんなのマドンナで地元テレビ局のアナウンサーとなった響子でしたが、話題の中心はクラス会には来なかった、女優として成功した今日子でした。ふたりのキョウコを中心に、高校時代の人間関係を胸に秘めたまま大人になった、それぞれの痛みと新たな一歩を描きます。

最新作は、多感な時期の恋を耽美に描いた『無伴奏』

学生運動が活発だった1970年前後、主人公の響子は、学生運動をまねて高校で制服廃止闘争委員会を組織し活動していました。しかし真似事であることに嫌気も感じていたある日、喫茶「無伴奏」で大学生・渉と、渉の親友・祐之介、祐之介の恋人・エマの3人に出会います。響子が少女から大人へと成長する2年間を演じるのは成海璃子、渉を池松壮亮、祐之介を斎藤工が演じます。

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矢崎仁司が撮る繊細なヒューマンドラマの世界は、見れば見るほどその世界に引きずり込まれていく魅力があります。ぜひ気になった作品があったらチェックしてみてください。

『ストロベリーショートケイクス』
©2006ストロベリーショートケイクス・パートナーズ

『スイートリトルライズ』
©2009 江國香織/「スイートリトルライズ」製作委員会

『太陽の坐る場所』
©2014『太陽の坐る場所』製作委員会

『無伴奏』
©2015「無伴奏」製作委員会

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