中村勘九郎、人生初ノーバン投球!『真田十勇士』ファーストピッチイベント

映画ニュース

9月22日(木・祝)より全国公開される堤幸彦監督作品『真田十勇士』の公開に先がけ、7月19日(火)阪神甲子園球場にて『真田十勇士』ファーストピッチイベントが行われました。
この日は、伝統の一戦<阪神vs巨人戦>。本作で猿飛佐助を演じる中村勘九郎さんが、劇中の衣装そのままにマウンドに降り立ち、伝統の一戦の幕開けにふさわしい一球を投じ、スタジアムを大いに盛り上げました。

高校球児の憧れ、甲子園のマウンドに立つ勘九郎さん

高校球児の憧れ、甲子園のマウンドに立つ勘九郎さん

Q:おみごとなピッチングでしたね。
中村勘九郎さん(以下、勘九郎):

ありがとうございます。自分でも驚きです。嘘偽りなく本当に、こういたイベントで投げるのは初めてだったので…

Q:見事なノーバウンドで
勘九郎:

よかったですね。僕初めてなんですよ。子供の頃も野球やってなかったので。実は野球部に入りたかったんですけど、学校で忘れ物を、あの、ぞうきんを忘れてですね、それが原因でうちの母親とトラブルになって、入部届けにサインしてくれなかったっていう苦い思い出があるんです。それで、いやぁどうなるかなと思ったんですけど、よかったです。

Q:結構練習とかはされたんですか?
勘九郎:

いえ、昨日一日だけです。「明日、ファーストピッチセレモニーがあるんですよ」と言ったら「練習しておかないのは無謀だよ」と言われて、そこで練習しました。

Q:その時も結構いいボール投げられてたんですか?
勘九郎:

いえ、18mなかったので、ちゃんと投げたのは今までで初めてで。いやでもうれしいです。人生で初めての経験ですし、甲子園と言うことで、うれしかったですね。

Q:改めて、甲子園のマウンドに立った感想を。
勘九郎:

いやもうそりゃ感動ですよ。ラッキーちゃんに連れられて入ったんですけれども、本当にもう、いつも見ているところですし、甲子園と言えば高校球児が「立ちたい」って願っているマウンドなんでね。そこに足を踏み入れることができたのは本当に幸せですね。これはもう、素人が歌舞伎座の舞台に立つのと同じくらい神聖なことだと感じました。

Q:今回は猿飛佐助ということで西軍、阪神側なんですけれど、ご自身はどちら側でしょう?
勘九郎:

これを言ってしまうと戦争なんですけれど(笑)特にひいきのチームはないですね。『ファミスタ』でもいろんなチームを使っていました。けれども、なぜか野球場に試合を観に行くのは阪神戦が多いんですよね。この間の休みも息子と観に行ったんですけれど、その時がたまたま阪神、巨人戦でしたね。

Q:青山学院時代、阪神の田淵祐勝選手とはご学友でしたよね?
勘九郎:

そうですね!でしたらそれを理由に阪神ファンになります!(笑)。それに偉大なる掛布雅之先生とは私本名が同じで「雅行(まさゆき)」ですので、阪神ファンですね(笑)。断言してしまいましょう!

Q:映画のコピーも「不可能に、挑め。」ですがまさに阪神の現状と重なるかもしれませんね。
勘九郎:

いや、そんなことはないですね。阪神なら不可能じゃないです!15ゲーム差、ひっくり返してやりましょう!

Q:最後に映画のアピールポイントをいただいてよろしいでしょうか?
勘九郎さん:

映画『真田十勇士』、9月22日公開です。ものすごいことになっています。というのも、今の日本でこんなに派手なものを作っていいんだろうか?怒られないんだろうか?というくらい、豪華で派手な作品になっております。お子様からおじいちゃんおばあちゃんまで楽しめる娯楽大作になっておりますので、アクションだけではなく、親子の愛やロマンス、いろんなものが詰まっておりますので、ぜひぜひ劇場へお越しくださいませ!わたくし今こんな風にまじめにやっておりますが、映画の中で演じさせていただいております猿飛佐助は本当に馬鹿なので、笑ってやってください。映画だけではなく舞台も9月11日から東京公演が始まり、10月14日からは大阪でも公演があります。映画と演劇が同時期に観られるという史上初の企画となっておりますので、初物好きの方はぜひぜひ、ご覧くださいませ!

全国公開と同時期に、堤監督演出で舞台が再演されることも決定し、<映画>と<舞台>を同時期に公開・上演するという、映画界・演劇界にとって史上初の画期的な試み、<世紀のビッグプロジェクト>としてエンターテインメント界の歴史を塗り替えるであろう『真田十勇士』。
公開まで、情報は随時アップしていきます!

『真田十勇士』映画オリジナル予告編

『真田十勇士』
9月22日(木・祝)全国超拡大ロードショー!
©2016『真田十勇士』製作委員会