大人になった今だからこそ。夏休みを舞台にした映画を見て童心に返ってみない?

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学生はいよいよ夏休み!遊びに恋にと、ワクワク感がたまらないこの時期。暑さなんて跳ね除ける、不思議なパワーが夏にはあります。映画の中にも、そんな夏の魔法で出来上がった作品がたくさんあるんです。見ると学生時代に戻ってしまうような、夏休みを舞台にしたものを、邦画洋画ともに紹介しましょう。

暇な暇な夏に突然起こったお気楽学生たちの大騒動!『サマータイムマシン・ブルース』

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2005年8月19日。甲本(瑛太)たちSF研究会のメンバー5人と写真部の伊藤(真木よう子)と柴田(上野樹里)は、暇に任せて部室でたむろする毎日です。しかし甲本がエアコンのリモコンを壊してしまいます。
その翌日8月20日。部室で見かけたタイムマシン。それに乗って、取りあえず昨日に戻ってエアコンのリモコンを持ってくることに。そして、戻った昨日であれやこれやとしたことが、実は未来に関わると知った彼らは…。

『踊る大捜査線』シリーズの、本広克行監督がメガホンをとったコメディ作品。真木よう子やムロツヨシといった、今話題の方たちが出演しています。
おバカでゆるいノリの学生たちが真夏に繰り広げるドタバタが、暑くて何もする気にならないときには、ぴったりの映画です。

音楽に目覚めた女子高生が真夏の猛特訓!『スウィングガールズ』

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東北の高校に通う友子(上野樹里)たちは、夏休みの補習授業にうんざりしていました。授業をさぼりたい一心で、食中毒で演奏できなくなった吹奏楽部のピンチヒッターとして楽器を練習し始めます。ところが楽しくなってきた頃に吹奏楽部は復活して、友子たちはお払い箱に。しかし楽器に目覚めた彼女たちは、吹奏楽部の拓雄(平岡祐太)の指導で、ジャズバンドを始めるのでした。

高校生活の夏休み。だらけていた友子たちが、ジャズで絆を深めていく様子にほっこりとさせられる作品です。
ラストのステージでは思わず感涙…。上野樹里と共に貫地谷しほり、本仮屋ユイカなどがかわいらしい女子高生姿で楽器を演奏しています。

転校してきたイケメン!夏から始まる胸キュンストーリー『天然コケッコー』

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中学2年生のそよ(夏帆)が通う学校は、小中学生あわせて6人という小さな分校です。ある日、東京から広海(岡田将生)が転校してきます。彼はそよの初めての同級生でした。少しとっつきにくい広海でしたが、ふたりの距離はだんだん縮まります。修学旅行の行先は広海が住んでいた東京になり、大喜びのそよ。そして、卒業の頃が近づいてくるのです。

初々しい夏帆と岡田将生の出演で、中学生のほのかな恋を描いています。かっこよくてクールな都会の少年が発する一言一言に、胸がキュンキュンします。夏帆の笑ったり照れたりふくれたり、とくるくる変わる表情が何ともかわいいです。
ロケ地となった島根の美しい自然、のどかな夏を感じながら、見てください。

大人だからこそ感動する少女たちの夏物語『旅するジーンズと16歳の夏』

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カルメン(アメリカ・フェレーラ)、レーナ(アレクシス・ブレデル)、ティビー(アンバー・タンブリン)、ブリジット(ブレイク・ライヴリー)の4人の少女たち。母親同士が彼女たちがおなかにいる時からの知り合いで、生まれてからもずっと一緒の親友同士です。ところがある夏、初めてお互いに離れ離れの日を過ごすことになります。別れの前日に行った古着屋で見つけた1本のジーンズ。不思議なことに4人誰が履いてもぴったりなのです。彼女たちは、離れている間も順番にこのジーンズを送り合って着まわそうと約束します。最初に届いたのは、ギリシャにいる内気なリーナから…。

友情のあかしとして、ジーンズを送り合う4人の少女たちの抱えた悩みや痛みを、ひと夏の経験と共に描いた作品です。サウス・カロライナ、メキシコ、メリーランド、ギリシャと、それぞれの夏の情景を楽しみつつ、共に笑って泣いてください。

永遠の少年たちに贈る夏のノスタルジックムービー『スタンド・バイ・ミー』

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1950年代のアメリカ・オレゴン。兄を失くし、両親とうまくいかないゴーディ(ウィル・ウィトン)、父がアル中で将来を悲観しているクリス(リヴァー・フェニックス)、父から虐待を受けたテディ(コリー・フェルドマン)、不良の兄を持つバーン(ジェリー・オコンネル)。ある夏の日、12歳の彼らは、行方不明になっているブラワーという少年の死体を探す冒険に出かけます。線路に沿って歩き、沼でヒルにかまれ、それでも4人は協力し合って進みます。夜を明かすため、たき火をして語り合うクリスたち。クリスとゴーディはそれぞれの胸の内を話すのでした。
翌朝ブラワーの死体を見つけた彼らは、同じく死体探しに来ていたバーンとクリスの兄たちと出会ってしまい…。

スティーブン・キングの小説を映画化した作品です。ベン・E・キングが歌う主題歌と共に大ヒットしました。ゴーディとクリスの夜の語り合いには胸をうたれます。誰もが一度は思い描く友達とのひと夏の冒険。今もなお、大人が感動するノスタルジー溢れる映画として人気です。

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出典:http://www.tapthepop.net/

夏休み、と言って思い出す映画を邦画洋画合わせて5本紹介しました。いかがでしたか?色々な経験をして、友情や恋が急速に盛り上がる夏だからこそ!という作品ばかりです。暑くて外に行きたくない日などに、ぜひおうち映画で楽しんでくださいね。

『スウィングガールズ』
©2004 フジテレビジョン/アルタミラピクチャーズ/東宝/電通

『天然コケッコー』
©2007「天然コケッコー」製作委員会

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