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映画『四月は君の噓』宮園かをり役・広瀬すずちゃんインタビュー

累計発行部数500万部を超える大人気ベストセラー「四月は君の噓」が待望の映画化され、9月10日(土)より公開されます。
今回は、一つの嘘が奇跡を起こす、切ない青春ラブストーリー『四月は君の噓』でヒロイン・宮園かをりを演じた広瀬すずちゃんに、本作の出演とプライベートについて、たっぷりお話を伺ってきました。

宮園かをり役・広瀬すずちゃん

宮園かをり役・広瀬すずちゃん

出演決定時に感じた“ワクワク”と“怖さ”

Q:本作への出演がきまった時の気持ちを聞かせてください。
広瀬すずちゃん:
原作がある作品への出演は3度目でしたが、ファンの方も多い作品だったので、正直なところ「怖いな」と思いました。
主人公とは同世代ですが、今までに演じたことのない問題を抱える難しい役だし、ヴァイオリンの演奏もあったので、ワクワクしつつも、初めてのことだらけでドキドキしていました。

Q:原作は読みましたか?
広瀬すずちゃん:
はい。ただ、全部読んでしまうと演じるうえで、原作の中のかをりにひっぱられすぎてしまうのでは?思ったので、途中で読むのをやめました。

Q:こう演じてみたいという思いはありましたか?
広瀬すずちゃん:
出演がきまってから、台本をいただいて撮影に入るまでにちょっと期間があったんです。
先に台本を見て演技を頭で考えても、かをりの生きる姿や感じていることは、公生との関係・存在があってこそだと思っていたので、あんまり考え過ぎない状態で撮影に入りました。

Q:出演が決まったときに感じた「怖かった」気持ちはどうやって解消しましたか?
広瀬すずちゃん:
別の作品を撮影していたので、そっちに没頭しようとしていました。
不安もあったけど、現場に行って「賢人くんから感じ取って演技しよう!」と切り替えて考えるようにしていました。

Q:ヴァイオリンの演奏については?
広瀬すずちゃん:
もう、いっぱい練習しました!!
押さえる位置が、数ミリでもずれてしまうと、音が全然違ってしまうので、毎日「大変!」って思って練習していました(笑)。
3曲分練習していたので、もう頭がぐちゃぐちゃで…。実際のテンポで弾くと「わ~!」ってなっていました(笑)。

Q:どうやって練習していましたか?
広瀬すずちゃん:
ブロックごとに細かく分けて練習していました。
1曲通して撮影する曲もあったので、ブロックごとと言っても、長い曲もあったんですけど、全部覚えるのは大変でした。毎日「わ~!」って (笑)。
ヴァイオリンの練習期間は半年間くらいあったのですが、その間に、他の作品を2作品くらい撮影していたので、練習できない時期もあって…。
撮影の2週間前からは集中的に練習していました。

Q:練習の成果ですね、すばらしい演奏でした。
広瀬すずちゃん:
全部弾けるわけじゃないんですけど、賢人くんとは撮影中「きらきら星」を弾いてました。
賢人くんはピアノで、私はヴァイオリンで。

Q:この先も、趣味としてヴァイオリンを続けますか?
広瀬すずちゃん:
いや~(笑)。しばらくいいかなと思ってます。

かをりの強さをどう演じるか。

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Q:かをりは、どんな女の子だと感じましたか?
広瀬すずちゃん:
最初の印象としては、かをりがいる世界がものすごくカラフルで、賢人くんが演じる公生の世界がモノトーンって思っていたんですけど、もしかしたら2人は一緒なんじゃないかと。
かをりは、カラフルな世界にはいるけれど、心情的にはモノトーン世界に感じているんじゃないかって思っていました。
かをりは、苦しくなる瞬間もあるだろうけど、17歳では抱えきれないことを受け止めて前に進んでいるので、自分で色を付けて行ける子じゃないかなって思っていました。

Q:かをりの天真爛漫さをどう思いますか?
広瀬すずちゃん:
ここまで天真爛漫で前向きに、強く生きている女の子ってあまり近くにはいないし、身近に考えることが最初は難しかったのですが、かをりが抱えている問題と、公生や椿ちゃん、渡くんと仲良くなるために努力した過程を考えると、自然とそういうテンションになるのかなって。

Q:演技面では、何か変化をつけましたか?
広瀬すずちゃん:
特別に意識して演技したということはないです。
考えちゃうとできなくなっちゃうタイプなので、本当にその場にいて、感じるままに演じていました。
完成した映画を2回観たんですけど、1回目だとすごく普通の時間の中で「あ、ああいうことが起きちゃったんだ」っていう感じなんですけど、2回目見た時は、全部違う表情に見えるんです。

山﨑賢人くんとの共演で感じたこと

天才ピアニスト有馬公生役・山﨑賢人くん

天才ピアニスト有馬公生役・山﨑賢人くん

Q:賢人くんが演じる公生を見てどう思いましたか?
広瀬すずちゃん:
賢人くんの声のトーンとか、少し息が切れるような話し方とか、「わ!公生が生きているっていう感じ!」と思いました。まばたきとか、小さなしぐさの1つからも、特に意識して公生を感じるようにしていました。
賢人くんは公生と違って、常にものすごく明るいので、「公生にもこういう明るいところがあるんだろうな」って思っていました。
かをりとして、一緒に居る時間は、すごく愛おしい時間でした。

Q:2人のシーンでは、どんな話をしていましたか?
広瀬すずちゃん:
1か月半かをりとしていたので、苦しくて、監督に「公生の方を見てほしい」って言われても、どうしても見れない時がありました。
公生を見た瞬間に「もしかしたら、今見ている顔が最後の顔かもしれない」って思っちゃったら、悲しい気持ちが自分の中に重くなってくるし、気持ちが溢れてしまいそうだった、
「今はちょっと、公生の方を見れないです」って、監督も「そっか、そうだよね」って理解いただいて、3人で話し合って撮影していきました。

Q:素顔の賢人くんはどんな人ですか?
広瀬すずちゃん:
カメラ回ってない時とか、普段はすごく明るくて、中学生男子みたいなテンションというか…ノリなんです(笑)。4人の中で1人だけ4歳年上なんですけど、それを全く感じさせないテンションで接してくれたので、すごく居心地がよかったです。
でも、カメラの前に立つと公生のことをすごく考えているんだなぁ、真面目な方だなあぁと感じました。

箸が転がっても楽しい現場

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Q:撮影はどのように進んでいったのですか?
広瀬すずちゃん:
任せてくれるところは任せてくれて、違うと思うところは違うとはっきり言ってくださる監督だったので、「1回かをりとして感じるままに演じてみよう」と思っていました。

Q:撮影の順番は?
広瀬すずちゃん:
話の流れ通りで、大幅にずれることはなかったです。
クランクインが、公生とかをりが出会うシーンからだったので、物語の気持ちを作りやすかったということはあります。
一番最後のシーンは、緑のドレスのシーンだったんですけど、あれは唯一全部自分たちで演奏するシーンだったので、達成感がすごくて…。
役柄と自分たちが練習してきたこととかがマッチしていたので、賢人くんと終わったあとに「いぇい!」って喜び合いました。

Q:出演作が続いていますが、撮影はほかの作品と同時進行でしたか?
広瀬すずちゃん:
撮影がかぶったことないんです。その作品1つに集中できるので助かっています。
オンオフはかなりハッキリできるタイプなので、「役から抜けられない」と言うことはあまりないです。
ただ、空き時間も常にヴァイオリンレッスンがあったので、それでちょっとずーんってしてました(笑)。「覚えられない!」みたいな(笑)。

Q:撮影中、現場の雰囲気は?
広瀬すずちゃん:
本当に中学生みたいな会話しかしてなくて(笑)。
「箸が転がっても面白い」みたいな、本当に明るい現場でしたね。
ゴキブリのおもちゃで遊んでいたりとか、
撮影のお休みの日に、賢人くんと大志くんが買ってきた“背筋がざわざわ”って感じるヘッドマッサージの道具をみんなで使って遊んでいました(笑)。
杏奈は控えめなので、笑っているだけだったんですけど、私は一緒になってはしゃいでいましたね。

これから夢中になってみたいもの

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Q:かをりのように、まっすぐに夢中になってみたいことはありますか?
広瀬すずちゃん:
最近ネイルにハマって…、自分の爪を自分で手入れしているんです。
ネイリストの資格が欲しいです。

Q:かをりは“カヌレ”が好きだしたが、すずちゃんの元気の源は?
広瀬すずちゃん:
食全般です!
食べることで元気がでます。美味しいものを食べることでストレス発散にもなりますし。
食べることが一番好きです(笑)。

Q:切り替えが上手と伺いましたが、どんな方法で切り替えていますか?
広瀬すずちゃん:
筋トレとストレッチをしています、家でやったり、ジムに行ったり…。
体を動かすとリセットされる気がするので、空き時間にも体動かしています。

Q:ご覧になる方にメッセージを
広瀬すずちゃん:
絶対2回観てほしいです!
撮影中もこの『四月は君の嘘』の世界にどっぷり入っているつもりだったんですけど、できあがった作品を観ると、「もっとこの世界にハマっていたい」と思いました。
嘘がわかる前と分かった後で、かをりの表情とか、言ってる言葉がまったく違うものに感じられると思うので、最低2回観てほしいです。
3回見たらまた変わるだろうし…。最低…2回ですね(笑)。
本当に違う映画に感じていただけると思います。
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『四月は君の噓』


完全無欠、正確無比、ヒューマンメトロノームと称された天才ピアニスト・有馬公生(山崎賢人)は、母の死を境にピアノが弾けなくなってしまう。
高校2年生となった4月のある日、公生は幼馴染の澤部椿(石井杏奈)と渡亮太(中川大志)に誘われ、ヴァイオリニスト・宮園かをり(広瀬すず)と出会う。勝気で、自由奔放、まるで空に浮かぶ雲のように掴みどころのない性格―そんなかをりの自由で豊かで楽しげな演奏をきっかけに公生はピアノと“母との思い出”に再び向き合い始める。一方、かをりが抱える秘密にも大きな変化が訪れて・・・。彼女のついた嘘とはいったい―。

『四月は君の噓』は、9月10日(土)より全国東宝系にてロードショー!
©2016フジテレビジョン 講談社 東宝
©新川直司/講談社

photo by 千賀 健史(http://www.chigakenji.com)

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