アイドル、メイドに電化製品!オタクカルチャーの聖地・秋葉原を舞台にした映画

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今もなお、オタク文化の聖地として世界中から注目を集める街・秋葉原。そんなオタクカルチャーが堪能できる、秋葉原を舞台にした映画をご紹介します。

オタク5人のベンチャー企業VS巨大IT企業!『アキハバラ@DEEP』

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出典:http://jfdb.jp/

真夜中の秋葉原に集う若者たち。ハッカー、グラフィックデザイナー、メカニック、プログラマー、ネットアイドルといった特技を持った彼ら5人は、秋葉原の寂れた民家を借り”アキハバラ@DEEP”という会社を起ち上げます。知識を駆使して新たな検索エンジン”クルーク”を開発しますが、その権利買い取りを申し出てきたのが大手IT企業の社長・中込(佐々木蔵之介)です。しかし金のことしか頭にない中込を拒んだ5人。直後、会社からコンピューターが盗まれてしまい…。

原作は「池袋ウエストゲートパーク」など、センセーショナルな作風で知られる作家・石田衣良さんの同名小説。成宮寛貴さん、忍成修吾さん、三浦春馬さん、山田優さん、佐々木蔵之介さんなど、今振り返ると豪華若手俳優が共演しています。

秋葉原で再会した少女たちの切ない物語『AKIBA』

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出典:http://movies.yahoo.co.jp/

メイドカフェで働くミナノ(滝沢乃南)は、歌手になる夢を持っていました。毎朝秋葉原の駅でフルーツ牛乳を飲むのが日課のミナノ。ある日、小学校時代の同級生カナコ(前田綾花)と再会します。ミナノと同じメイド喫茶で働くことになったカナコでしたが、ある日急に姿を消してしまいます。そしてミナノは風俗店で捕まっているカナコを発見、助け出すのでした。

『スクールガール・コンプレックス~放送部篇~』など、瞬間瞬間を切り取った映像が美しい小沼雄一監督が、グラビアアイドルの滝沢乃南さんを主演に迎えた作品です。

一歩前に進むために…ひとりの女性の決心『RIVER』

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2008年に秋葉原で起きた無差別殺人事件で恋人を失ったひかり(蓮佛美沙子)。その日から、ひとりっきりで心を閉ざして生きていました。母や友人たちに見守られ、ある日彼女は秋葉原の街に向かいます。恋人の好きだった街を歩き、自殺願望を持つ若者やメイド喫茶のスカウトマンたちと出会い、彼らもまた屈折した思いを胸に生きていることを知ります。ひかりはさらに恋人のことを知っている人を求めて歩き続けるのでした。

蓮佛美沙子さんが主演を務めた、困難に立ち向かう人へのエールムービーです。2008年6月、秋葉原で実際に起きた無差別殺傷事件をモチーフにしています。秋葉原の街並みが、切なく静かに映し出された映画です。

オタク男子が恋をした!相談する相手はネットの住人!?『電車男』

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ハンドルネーム「電車男」(山田孝之)と名乗るとある男性は、電車で酔っ払いに絡まれていた女性(中谷美紀)を助け、一目惚れ。これまで一度も彼女ができたことがない彼は、インターネットの掲示板サイトに恋の相談を書き込むようになります。ネット住民たちのアドバイスを受けた電車男は、掲示板で「エルメス」と呼ばれるようになったその女性との距離を縮めていくーー。

実在するインターネット掲示板での書き込みをもとに作られたラブストーリーです。ドラマ版も含め、秋葉原の名を全国的に広めました。
「電車男」を山田孝之さん、「エルメス」を中谷美紀さんが演じました。他にも電車男を応援するネット住人として、瑛太さん、佐々木蔵之介さん、岡田義徳さん、木村多江さんなどが出演しています。

アキバを、地球を救う5人の少女たち『劇場版 アキハバラ電脳組 2011年の夏休み』

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ひばり、つばめ、すずめ、つぐみ、かもめは、秋葉原の危機に立ち向かう”アキハバラ電脳組”。ある夏の日、秋葉原の地面が隆起する事件が発生。原因は、人工衛星が秋葉原を引っ張り上げようとしているためでした。人工衛星のコンピューターに原因があると考えたひばりたちは秋葉原を救うために、動き出すのですが…。

テレビアニメで好評だった「アキハバラ電脳組」の劇場版です。キャラクターの苗字には駅名、名前には鳥類の名前が使われているのが特徴。1999年に公開された作品ですが、描かれている時代は2011年。いま見直してみると新たな発見があるかもしれません・・・!

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出典:http://jfdb.jp/

秋葉原を舞台にした映画、いかがでしたでしょうか。マニアックなイメージもあるアキバ、オタクですが、映画では恋や友情も盛り込まれ誰もが楽しめる作品になっています。アニメから人間ドラマまで、外国人にも人気の秋葉原で繰り広げられる様々な物語を楽しむ休日もいいのでは?

『アキハバラ@DEEP』
© 2006 「アキハバラ@DEEP」パートナーズ

『AKIBA』
©2006 映画『AKIBA』製作委員会

『RIVER』
©Gambit, Inc.

『電車男』
© 2005 Toho/ Fuji TV/ S・D・P/ Hakuhodo DY Media

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