体重20キロ増で挑んだ映画『聖の青春』など、松山ケンイチの出演作品をピックアップ!

レコメンド

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最近は映画で見かけることが多い、松山ケンイチさん。2003年のスクリーンデビュー以来、40本以上の作品に出演しています。『GANTZ』のようなコミックの実写版や『ノルウェイの森』のようなベストセラー小説の映画化など、様々なタイプの作品に関わっている松山さん。原作の良さを決して壊さない役作りが好評です。
そんな松山さんの近年出演した主な作品と、主演最新作をご紹介します。

天界のお茶くみ男がひとりの女性の運命を変える『天の茶助』

「天の茶助」予告篇

人間の運命を決める天界の脚本家。彼らの書くシナリオに沿って、人間たちは生きているのです。そして彼らのお茶くみをしているのが、茶助でした。ある時シナリオに斬新さを、という話を耳にした茶助が何気なく言った言葉で、シナリオが書き換えられます。そしてそれによって、茶助の気にかけている女性が死んでしまうことに…。そこで人間界に降り立った茶助は、彼女を助けるために奔走するのでした。

実直で一生懸命な茶助を演じたのが、松山さんです。ファンタジックでコミカル、そしてあたたかい気持ちになれる映画です。

終戦の日の玉音放送までの激動を描いた『日本のいちばん長い日』

『日本のいちばん長い日』映画オリジナル予告編

1945年、太平洋戦争における日本の戦況は悪くなる一方です。広島と長崎に原爆投下され、日本はポツダム宣言を受け入れることになります。そして、終戦を告げる天皇陛下の玉音放送が決められた頃、戦い続ける意思を掲げる若い将校たちがクーデターの計画を進めていました。

松山さんが演じたのは、陸軍横浜警備隊長の佐々木武雄です。彼はクーデターを起こした青年将校たちとはまた別に、首相官邸の焼き討ち事件を起こしました。
太平洋戦争から、戦争終結を知らせるラジオ放送が流される8月15日正午までを描いた作品です。

せっかくの人生を楽しく生きるための術『の・ようなもの のようなもの』

『の・ようなもの のようなもの』映画オリジナル予告編

出船亭志ん田(でふねてい しんでん)は落語家として、今ひとつぱっとしない人生を送っています。住み込みしている師匠には怒られ、思いを寄せるその娘の夕美にまでからかわれる始末。師匠のそのまた師匠の十三回忌には、かつての弟子を復活させることになり、志ん田は今は落語とは無縁のその男を探します。そしてなぜかその男と志ん田は、共同生活をすることになるのでした。

森田芳光監督の『の・ようなもの』の35年後という設定の作品です。出船亭志ん田を松山さん、夕美を北川景子さんが演じました。

伝説のギャグ漫画が笑撃の実写映画化!『珍遊記』

『珍遊記』映画オリジナル予告編

昔々のお話です。手の付けようがない不良息子の山田太郎に困っている老夫婦。ある時現れた旅の僧侶・玄奘に、太郎を預けます。玄奘は太郎の持つ妖力を封じ、共に旅をすることに。しかしその道中では思いもよらない騒動が起きるのでした。

人気のギャグ漫画が映画化された作品です。西遊記をモチーフにしたストーリーで、孫悟空のような暴れ者・山田太郎に松山さんが扮しました。妖術を封じる前の太郎はピエール瀧さん、玄奘は倉科カナさんが演じました。

殺人事件後に現れた彼らはいったい誰なのか…『怒り』

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ある夏の日、東京で起きた殺人事件。夫婦が殺され、壁に血文字で”怒”と大きく書かれていました。犯人は整形し逃亡。そして1年が過ぎます。
同じ頃、千葉に現れた田代、東京に現れた直人、沖縄に現れた田中。素性を明かさない3人の男は、それでもそれぞれが出会った人々と繋がりを持ち始めます。
田代は愛子という女性と付き合い始め、それを見守る父親。しかしテレビで見る逃亡犯と田代が重なって見えた時、彼らの苦悩が始まるのでした。

2016年9月公開。『パレード』『悪人』『横道世之介』など、映画化の多い吉田修一原作の作品です。松山さんが演じたのは、千葉の漁港で働き始めた田代です。そして直人を綾野剛さん、田中を森山未来さんが演じました。

病と闘いながらも将棋にかけた人生『聖の青春』

『聖の青春』映画オリジナル特報

1994年にプロの棋士である聖は、”名人”のタイトルを手に入れるために上京します。幼い頃よりネフローゼ(腎臓の病気)である聖を心配し家族は反対しますが、森師匠だけは彼を応援していました。そして東京での生活が始まり、聖は羽生善治という最強の棋士をライバルとして将棋に励みます。しかしある時、聖は自分の体ががんに侵されていることを知るのでした。

2016年11月19日公開予定。29歳でこの世を去った棋士・村山聖の生涯を映画化した作品です。体重を増やして村山聖役に挑んだ松山さん。東出昌大さん扮する羽生棋士との緊迫した対局シーンが見どころです。

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個性的なキャラクターを演じたら右に出る者はいない、というほど様々な役をこなしている松山ケンイチさん。現在絶賛上映中の映画『デスノート Light up the NEW world』にも、かつての“L”役で出演されているとの噂が…!
これから先も、いったいどんな姿を見せてくれるのか楽しみですね。

『天の茶助』
©2015「天の茶助」制作委員会

『日本のいちばん長い日』
8月8日(土)全国ロードショー
©2015『日本のいちばん長い日』製作委員会

『の・ようなもの のようなもの』
2016年1月16日全国ロードショー
©2016「の・ようなもの のようなもの」製作委員会

『珍遊記』
2/27(土)より、新宿バルト9他にて全国ロードショー!
©漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会

『怒り』
2016年9月17日公開
©2016映画「怒り」製作委員会

『聖の青春』
11月19日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国公開
©2016「聖の青春」製作委員会