1月7日(土)、中島裕翔くん×新木優子ちゃんの青春ラブストーリー『僕らのごはんは明日で待ってる』が公開初日を迎え、映画公開を記念して、主演の中島裕翔くんをはじめ、新木優子ちゃん、美山加恋ちゃん、岡山天音さん、市井昌秀監督ら登壇による、舞台挨拶が行われました。
中島裕翔くん登場で大歓声!
中島裕翔くんや新木優子ちゃんほか出演者が登場すると、会場は大きな歓声とすごい熱気!
昨年1月末~2月頃にかけて行われた撮影からおよそ1年、ついに公開初日を迎えた中島裕翔くんは、
「今日は無事に初日を迎えられて嬉しいです。キャストやスタッフはもちろん、映画を応援してくれた沢山の方に感謝したいです。」と挨拶。美山加恋ちゃん、岡山天音さんを加え、キャスト4人と監督が一同に揃った舞台挨拶は今回が初めてということで、「昨日一人で福岡の舞台挨拶に行ってきたのですが、今日は皆がいるので心強いです(笑)」と笑顔で語りました。
続いて、新木さん、美山さん、岡山さんも挨拶。
新木優子ちゃん:「今日という日を迎えることができて、すごく嬉しく思います。今日の舞台挨拶も皆さんと楽しい時間を過ごせたら嬉しいです。」
美山加恋ちゃん:「この作品が新年一本目だよという人が結構いるかと思うと、とても嬉しいです。」
岡山天音さん:「この台本をいただいた時から好きなお話だったので、こうして皆さんに観てもらえるのはとても嬉しいです」
それぞれ喜びの言葉を述べました。
「僕らの明日は○○で待ってる」と題して…、新年の抱負を語る!
それぞれが語った抱負はコチラ!
中島裕翔くん「僕らの髪形は明日で待ってる」!
理由:メンバーの八乙女光は髪形や色を本当に色々変えていて、羨ましいなって思っていて。真っ白な髪形や、坊主なんかもやってみたい!(客席からえーっ!と歓声があがると)知ってます知ってます、僕のファンの方は、僕に前髪がある方が好きですもんね(笑)
新木優子ちゃん「僕らの自信は明日で待ってる」!
理由:去年、大学を卒業したので、2017年は特技か趣味を増やして、自信を付けられたらなって思います。友人からボルダリングや海外旅行をオススメされたので、アクティブな趣味を増やせたらなって思います。
美山加恋ちゃん「僕らの声優は明日で待ってる」!
理由:去年から本格的に声優業に挑戦させていただいているのですが、人間じゃない生き物、特に意思がある動物の声優をやってみたいなって思っています。
岡山天音さん「僕らの海外旅行は明日で待ってる」!
理由:小さい頃、両親に連れられてから海外はほとんど行っていないので、改めて大人になってから海外を見てみたいなと思っています。中島さんが本作のロケで行ったタイにも行ってみたいです。
監督「僕らの結婚は明日で待ってる」!
理由:もうすぐ結婚してから10年が経つのですが、当時は指輪も買わず、結婚式も挙げていなかったので、今年はプレゼントして写真を一緒に撮ろうかなって思ってます。相手は嬉しがってくれるかは分かりませんが・・・(笑)
そして、盛り上がりを見せるなか、中島、新木にはサプライズとして、急遽手紙を用意してきたことを告白した市井監督。驚く二人に向け、撮影当時を振り返る、市井監督から二人への感謝の手紙が朗読されました。
▼手紙内容
裕翔くんへ
映画では冒頭の、特に寒かった秩父のデパート屋上のシーン。双眼鏡に手を添えるだけで、あまりの冷たさに手が凍り、貼り付いてしまうほどでしたが、あなたはその痛みに堪えながらも、顔色一つ変えることなく、元気に現場を引っ張ってくれましたね。小春の秘密を知り、片桐はいりさん扮する山崎の前で、気持ちを吐露するシーン。アングルをいくつも変えたので、何度もやらなければいけない中、小春の状況に近い方が身近におられるということで、その方の痛みを想像しながら、あなたは何度もポロポロと涙を流しながら演じてくれましたね。小春が日常に戻り、公園で子供たちをふと見つめるシーン。日常に戻る喜びの涙を流すことに苦労していた優子ちゃんに、「いつまでも待つから」とそっと寄り添っていましたね。裕翔くんは気遣いの人です。よく、ぶっきらぼうな人が実は優しいというギャップが素敵で、得をする人がいます。けれど、中島裕翔は得しません。良い意味で、そのままだから。あまりに自然過ぎて、誰もその気遣いに気づかれない可能性すらあるから。けれど、あなたの他人を思いやる心根の優しさ、座長として現場を推進する芯の強さに、僕含めスタッフ一同、全員が気づいていました。
優子さんへ
まだ小春役に決まっていない時、お会いしましたね。正直、お会いするまでは、スタイルは抜群に良過ぎるし、CMで見る笑顔も実は完全に作り笑顔で、全く人間味の無い人だったらどうしようとソワソワしていました。しかし、そんな不安は杞憂に終わり、お会いして、あなたの片思いだった人の話をやけに細かく聴かせてもらい、即興芝居を通してあなたの日常を見せてもらい、ここに小春がいると気づかせてもらいました。
小春が日常に戻り、公園で子供たちをふと見つめるシーン。日常に戻る喜びを想像し涙することは、とてもとても困難なことだったと思います。そういった部分を少しでも引き出したく、僕は現場で星野源くんの曲をイヤフォンで聴かせましたが、あなたはあまり響きませんでした。そして、優子ちゃんご自身で選ばれた曲は、僕が全く興味の無い女性ボーカルのものだったので、僕はあまりのギャップに正直愕然としました。けれど、最後にはきっちりシーン意図を汲み取ってくれましたね。何度も言われているだろうから恐縮だけど、新木優子は笑顔の人です。無理せず、自然と発するあなたの笑顔が小春に繋がり、さらには、真冬のキツい現場の中、僕含め周りのスタッフ・キャストがどれだけ救われたことか計り知れません。
お二人へ
およそ一年前に顔合わせも兼ねた読み合わせをしたこと、今でもはっきりと覚えています。「感情は考えるものじゃない」「うまくやろうとしないで」「背伸びしないで」「二人の中に葉山亮太と上村小春は既にいるから」と何度も言いましたね。芝居をしない芝居に挑戦したことで、本人と役との境界をあえて曖昧にしたことで、全てを自分事にしなければいけないキツさがあったと思います。お二人が各々自分自身と向き合い、きちんと自分の痛みと捉えて、その場に存在してくれたおかげで、亮太と小春はスクリーンの中でちゃんと生きています。
「僕らのごはんは明日で待ってる」チームの強い結束力も、2月14日の体育祭での奇跡の晴天も、お二人の作品に対して真摯に向き合うひたむきな姿勢があったからこそです。最後まで駆け抜けてくれて、ありがとう。まだまだ監督として未熟な自分に付いてきてくれて、ありがとう。
涙をこらえながら感謝を伝える市井監督からの手紙に、思わず感動した二人。
中島裕翔くんは、「皆さんがいなかったら号泣してました。監督、素敵なお手紙本当にありがとうございます」と監督に深々と頭を下げていました。
出会いから7年、運命の恋が再び動き始める――!“うるキュン”青春ラブストーリー『僕らのごはんは明日で待ってる』は、大ヒット上映中!
2017年1月7日(土)TOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー
©2017『僕らのごはんは明日で待ってる』製作委員会