錦戸亮お手製の“羊の木”を奉納!キャスト陣のお願いは全員“健康”!?映画『羊の木』大ヒット祈願イベント!

イベントレポート

いよいよ来週2月3日(土)に公開となる映画『羊の木』の大ヒットを祈願し、東京・神田明神にて行なわれた大ヒット祈願イベントに、主演の錦戸亮(関ジャニ∞)さん、北村一輝さん、優香さん、吉田大八監督が登壇しました!

シックな装いで登場したキャスト陣と監督。主演を務めた錦戸さんから「もうすぐ公開されるんですけど、早く届けたいなという気持ちでいっぱいです。」という挨拶に続き、「すごく作品性の高いものなので、誇りに思えるような映画です。」と北村さん、「元殺人犯役は初めてで、貴重な経験をさせていただいた特別な映画なので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいと思いますので、みなさんよろしくお願いします。」と優香さん、最後に吉田監督が「撮影がわりと前で、やっと公開が間近に迫っているということで、期待と不安が両方日に日に大きくなってわくわくしています。」と各々映画への期待を述べました。

それぞれのキャラクターが持つ奥深さとは…?

本作について、俳優に関する質問が多かったと話した吉田監督。「みんなが今まで(こんなキャストの姿を)見たことがなかったりとか、なんかそういうふうに見えてくれてるみたいで、それはすごく嬉しいです。」とキャスト陣の新たな一面が見えたと言ってもらえたことについて嬉しさを述べ、「北村さんがいつにも増してこわかったけど、でもよく考えるともしかしたらすごくいい奴なんですか?とか、質問される方も考えながらで。優香さんが色っぽいとか。錦戸くんはどうしてあんなに市役所の人に見えるんですか?何かやったんですか?って聞かれたんですけど僕は何もやっていなくて。」と明らかにしました。

これに対し錦戸さんは「僕もすごく言われるんですよ。どうやってオーラ消してるの?って聞かれるんですけど、消してないよって思って(笑)でもそういうふうに見えているならラッキーですね。」と語り、周りの人からの感想について尋ねられると「すごい見てみたいって言われますね。」とコメント。設定がおもしろく、惹きつける力があるのが見てみたいと言われる理由なのでは?と話していました。

映画の感想について尋ねられた北村さんは「作品性が高いというか、こういう作品が近年少ないというか、こういう映画らしい映画、世界観のあるものだと感じました。」と本作を絶賛。加えて「それぞれが持ってるバックボーンがあるからこそ、表面に出す優しさが怖かったり、表面に出る色っぽさの中に狂気があるからそれが増して見えたり、奥深いものがあるのですごく惹き込まれるなと。」と語り、他の方々の演技については「みんなどういうふうに撮っているのか気になってはいました。それぞれキャラクターが違うが、抱えてるものがあって、その中でもがき苦しんでるというか、その人間が苦しみの中で見えるというか。」と、それぞれの役が持つ深みについて語りました。

今回映画を見た方からセクシーだったと言われたという優香さん。「すごくそれを言っていただけて(笑)みなさんの思うイメージがセクシーとかけ離れていると思うんですよ、普段は(笑)見てくださった方に、エロかったね〜と言ってもらえて嬉しいです。」と嬉しそうに話し、「6人がキャラクターが濃いので、この中に混じったときにどんなふうになるのか不安でしたけど、6人の中で一番犯罪者に見えないほうがいいなって監督に言われたりして、隙のある人とか、思わず出てしまう色気を持った人周りにいるかな?って探しながらやりました。」と役への取り組みを明らかにしました。

錦戸亮お手製の“羊の木”披露!さらにキャスト陣の絵馬も…!

この日のイベントでは、映画のタイトルにかけた“羊の木”を披露!なんと錦戸さん自ら制作したんだとか!「羊の木を作るって言われて作ったんですけど、羊ではないんで… それだけふまえて見てもらえると(笑)」と錦戸さんが話すと、他の3人は一体どんなものだろう?とザワザワ。運ばれてきたのは、高さ105cm、重さ10kgにもなる鉄製の“羊の木”!「これ昨日、鉄切って、僕が全部溶接したんですよ。」という錦戸さんは、“羊の木”をわずか1時間程度で作り上げたそう!それに対し「すごいじゃ~ん!プロじゃないですか!」と優香さん。北村さんは「深いなと思って、なんか冷たい感じが!ちゃんとそこを考えてる、考えてないフリして!実はその冷たさとか、この作品に残ってるものがちゃんと入ってるなって。」と称賛。終始、めっちゃ楽しい!と言いながら作っていたという錦戸さんのエピソードも聞くことができました。

そんな羊の木には、キャストと監督の書いた絵馬をかけることに。吉田監督は“羊の木大大大大大大大大ヒット”と、自らの名前である「大八」にかけ、遊び心溢れる監督のセンスが感じられました。続いて優香さんは“健康で心豊かにいられますように”とのお願いごとを披露。健康じゃないと何もできないと話す優香さんに、健康のためにやっていることは?と聞くと、「青汁飲んだりとか、ハチミツなめたりとか…」と意外にも渋い回答が。北村さんは“健康管理”と記し、「もうすぐ50歳なんですけど、一作品に一回くらいは必ずケガをするんですよ(笑)」と明かし、「作品に集中して、そのあと必ず体調を壊すという毎回その繰り返しなので、今年からは本当に前もって普段から健康管理をきっちりしたいなと思います。」と驚きのエピソードも飛び出しました。そして錦戸さんはというと、なんと“無病息災”というまたもや健康に関するお願い事(笑)「やっぱり体が資本ですからね。長生きしたいと思いますし。」と話し、「昔は太く短くでもいいやと思ってましたけど、今はもうできるだけ長く生きたいと思いますから。」と、長生き願望を語りました。最後にキャスト全員で羊の木に絵馬を飾り、トークセッションは終了。その後、羊の木とともにキャスト陣と吉田監督はご祈祷を受け、大ヒット祈願イベントは幕を閉じました。

心揺さぶる衝撃と希望のヒューマン・サスペンス!映画『羊の木』は2月3日(土)公開です!

『羊の木』ストーリー

素性が知れないものたち、信じるか?疑うか?
さびれた港町・魚深(うおぶか)に移住してきた互いに見知らぬ6人の男女。市役所職員の月末(つきすえ)は、彼らの受け入れを命じられた。一見普通にみえる彼らは、何かがおかしい。やがて月末は驚愕の事実を知る。「彼らは全員、元殺人犯」。それは、受刑者を仮釈放させ過疎化が進む町で受け入れる、国家の極秘プロジェクトだった。ある日、港で発生した死亡事故をきっかけに、月末の同級生・文をも巻き込み、小さな町の日常の歯車は、少しずつ狂い始める・・・。

『羊の木』公式サイト
出演:錦戸亮  木村文乃 北村一輝 優香 市川実日子 水澤紳吾 田中泯/松田龍平
監督:吉田大八 『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』
脚本:香川まさひと
原作:「羊の木」(講談社イブニングKC刊) 山上たつひこ「がきデカ」、いがらしみきお「ぼのぼの」
配給:アスミック・エース
© 2018『羊の木』製作委員会 ©山上たつひこ、いがらしみきお/講談社

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