出典:http://gensun.org/aid/1361260
空腹時の鑑賞には要注意ですよ(笑)
映画には美味しい料理がたくさん登場する作品があります。一流レストランのシェフが作る本格レパートリーから、マイナス70℃の地球の果てで作られる絶品グルメまで、珠玉のクッキングムービーを6選集めてみました。
完璧主義の堅物女性シェフが見つけた本当の恋『幸せのレシピ』
目にも美しい一級品の料理に注目
料理に対して完璧主義すぎて客とトラブルが耐えない女性料理人(キャサリン・ゼダ・ジョーンズ)が、母親を無くしたショックから食事をしなくなった姪と、価値観の合わない陽気な副料理長(アーロン・エッカート)との関係性を料理を通じて理解し合い、距離を縮めていきます。
舞台となる高級レストランでサーブされる極上の料理の数々に、思わず目を奪われます。
美味しいご飯を誰と一緒に食べるか、それがなにより大事『スープ・オペラ』
元気になれるスープのレシピが知りたい!
独身の35歳女性(坂井真紀)の家に、自称画家と名乗るトニー(藤竜也)、雑誌編集者見習いの康介(西島隆弘)が家に転がり込んできて、3人の奇妙な共同生活がスタート。突拍子もない非現実的な設定だけど、3人を取り巻く環境や人間性をリアルに描くことでキャラクターに感情移入できる演出が素晴らしい。
ひとつ屋根の下、ご飯を一緒に食べるという当たり前の風景がほんとにほのぼのとしていて、心温まる人間ドラマです。
宝石のように輝くスイーツに女子はイチコロ☆『洋菓子屋コアンドル』
登場するスイーツを全部食べ尽くしたくなるのは私だけじゃないはず
江口洋介・蒼井優共演で送るビター&スイートなヒューマンドラマ。蒼井優が方言なまり全開のパティシエ見習いを、江口洋介が伝説のパティシエをそれぞれ演じています。ケーキの製造工程やケーキ作りへの情熱など、パティシエという職業それ自体の魅力もきちんと画面から伝わってきます。極上のスイーツをほおばるお客の笑顔が印象的。見終わったあとに、ケーキ屋さんに直行しちゃう人が続出かも!?
堺雅人主演のクッキングエンターテイメント『南極料理人』
出典:http://blog.goo.ne.jp/
美味しそうな家庭料理の数々に生唾ごくん
南極観測隊に料理人として参加した西村淳原作のエッセー「面白南極料理人」を実写化。堺雅人が、観測隊員の胃袋を満たし幸せにする温和な調理人を演じています。おにぎり、豚汁、天ぷら、ラーメン、伊勢エビまで。全編通じて、食べるシーンのオンパレード!きたろう、生瀬勝久などベテラン役者たちの食べる演技が本当に美味しそう。見たら、お腹が“グー”と鳴るのは避けられませんよ。
目にも鮮やかな伝統的フランス料理が登場『大統領の料理人』
大統領の舌を唸らせた極上の料理に魅了されます
フランス大統領官邸史上唯一の女性料理人の実話を基につづる感動作。大統領のプライベートシェフという格式の高いテーマ性を、ときにコミカルな演技を交えつつエンターテイメントに仕上げた作品です。
型破りな料理と自身の信念によって、大統領の信頼を勝ち得たヒロイン。調理の音にまでこだわったという料理の演出にも注目です。
陽気なラテンに心躍るクッキングロードムービー『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』
豪華な出演陣にも注目
口うるさいオーナーがいる一流レストランを辞め、キューバサンドの移動販売を始めたカール・キャスパー。マイアミ〜ニューオリンズ〜オースティン〜ロサンゼルスまで旅をしながら、絶品のキューバサンドを売りまくります。
フードトラックを取り上げた料理映画は珍しく、それだけで物語に新鮮味を与えます。陽気なラテンリズムに乗って登場する美味しそうな食べ物たち。映画全体からハッピーな香りが漂ってきそうです。