CinemaGene(シネマジーン)

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恋は時にほろ苦い。大人女子におすすめな詩人、銀色夏生の世界

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出典:http://www.amazon.co.jp/

女流詩人、随筆家、写真家として活躍する銀色夏生。彼女の詩は、ときに優しくときに切ない情景を鮮やかに描き出しています。今回はそんな銀色夏生の世界をご紹介します。

女流詩人、銀色夏生って?

女流詩人の銀色夏生は、宮崎県生まれ。大自然に囲まれて育ってきた彼女の感性は、とても細やかです。その詩は恋を題材にしたものが多く、特に失恋した女性の気持ちや、別れ間際のカップルを的確に捉えた作風が心に刺さると、密かな人気があります。また報われない恋に身を焦がす男性を捉えた作品など、心の隙間に刺さるような作風が特徴です。
詩集などの作品では、詩のみならず挿絵や写真などもすべて自身で手がけているという銀色夏生。次からはその巣系な世界を少しだけ、ご紹介します。

銀色夏生の代表的なエッセイ「つれづれノート」

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泡のようにわきあがり、木の葉のように流れゆく、日常の中の喜怒哀楽。引っ越し、旅、そして日常。すぎていく時間と、すぎていき続ける時間をフト考える、大好評日記風エッセイ。現在20冊以上もシリーズで出ており、根強い人気があります。銀色夏生ならではの感性で、日常の狭間を鋭く捉えた言葉が並んでおり、ハッとさせられた人も多いのだとか。
銀色夏生に興味を持ったら、まずは読んでおきたい一作です。

きっと、誰もが幸せになれる「こんなに長い幸福の不在」

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失恋や仕事での失敗。受験に落ちちゃったり、仕事を失ってしまったり。そんなどん底だと思えるときでも、いつか幸福がちゃんと訪れます。そんな「いまはどん底だけど、ポジティブな気持ちで幸福を待つ」タイトルどおりの詩が収録されている詩集です。この詩に描かれている主人公は、他の詩でも登場します。
そんな報われない悲しさと、それでも前向きに生きる力強さを感じ取ってみてください。

青春のバイブル「君のそばで会おう」

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きっと誰もが恋する辛さ、苦しさを味わったことがあるでしょう。恋に悩むすべての方に贈る詩集です。文庫本ながらカラーの写真や挿絵など、すべて銀色夏生自身が撮ったり描いたもの。一冊まるまる彼女の世界観にひたることのできる詩集になっています。
恋の辛さを味わったほろ苦い青春時代を思い起こさせてくれる、そんな一作です。

読むのではなく、感じる詩集「流星の人」

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自分の思考というのは、えてして一方向だけ向いているように考えがちです。しかし、本当のところは様々なベクトル考えが錯綜しているもの。それをどうにか外の世界に合わせて一方向にまとめているように見せかけているわけです。この詩集は、そんな四方八方にちらばる思考をそのまま表現した詩集。みずみずしい言葉とともに、加工していない生の言葉があなたの感性に訴えかけてくるでしょう。まさしく「読むというより感じる」一作です。

銀色夏生の写真家としての側面も!「これもすべて同じ一日」

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冒頭でお話しした通り、銀色夏生は女性写真家でもあります。作品に挿入されている写真も、彼女が撮ったものが多く、その腕前が遺憾なく発揮されているのが写真詩集「これもすべて同じ一日」です。どこか寂しさを感じさせる風景写真に、銀色夏生の詩が添えてあります。物悲しさのなかにも、彼女らしい繊細な言葉が連なっており、読む人の心を捉えて離しません。

いかがでしたでしょうか。銀色夏生の世界をほんの少しですが、ご紹介でした。時には詩集を手にとって、恋や日常の辛さを忘れてみるのも、いいですね。

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