CinemaGene(シネマジーン)

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就職、留学、闘病など、自身の体験を言葉に綴るエッセイスト・岸本葉子

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1980年代に当時の若者の視点から書いたエッセイで、一世を風靡したエッセイスト・岸本葉子は、これまでに約100作品を執筆、出版してきました。今回は数多くの作品の中から、5作品をご紹介します。

就職体験を若者の目線で書いたエッセイ「クリスタルはきらいよ」

クリスタルはきらいよ
出典:https://www.amazon.co.jp/

当時東京大学を卒業し、保険会社に就職した岸本葉子。その時の就職体験をエッセイとして出版しました。女子大生の瑞々しい感性で語られる言葉の数々は共感を呼び、ドラマ化もされました。
日本の景気が右肩上がりに良くなり、社会全体が浮ついていた1985年。しかし、そんな時代でも就職活動の壮絶さは変わりません。就職を通して自分を見つめなおす過程は現代にも通じます。

世界中を旅するエッセイ「旅はお肌の曲がり角」

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出典:http://www.chimerafilms.net/

岸本葉子はOLとして2年間務めた会社を辞め、中国に留学しました。その後文筆活動をする中で、多くの国や地域へと出かけています。
そんな旅の中での体験をつづったエッセイが本作です。女の1人旅で出会う様々なトラブル。今夜の宿にご飯、夕飯、お土産選び。旅をしながら生活をした筆者ならではの視点が楽しいエッセイです。

30歳という人生節目のエッセイ「三十女のおいしい暮らし」

三十女のおいしい暮らし
出典:https://www.amazon.co.jp/

30歳、独身での生活を謳歌する筆者の日常をつづったエッセイです。おいしいもの、きれいになれるもの。女の果てしない興味を覗き見ることができます。当時最新の技術だった、ファックスやインターネットに触れてみる筆者の好奇心の強さに元気をもらえます。

虫垂癌闘病体験記で話題に「がんから始まる」

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出典:http://books.bunshun.jp/

近年の岸本葉子の代表作「がんから始まる」は、2001年から始まった岸本葉子自身の闘病体験記です。2001年に40歳の若さで虫垂癌と診断された岸本葉子は、自身の体験をドキュメンタリー風に連載しはじめ、2003年に書籍化しました。
がんを患ったことによる自身の心境の変化や、周囲の人々とのかかわりが克明に記されています。

年を重ねた筆者の優しい視線で綴られるエッセイ「幸せは97%で」

幸せは97%で
出典:https://www.amazon.co.jp/

昭和から平成、目まぐるしく変化する時代を生き抜いた筆者の優しい視線で綴られたエッセイです。煮た油揚げのほのかな甘みや、同窓会へのワクワク、動物が描かれた針山に少し心を痛めてみたり。何気ない日常を優しく切り取っています。

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出典:https://locj.jp/

岸本葉子の著作は100冊以上。あなたのお気に入りエッセイを探してみてください。

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