楽器講師の宮内陽輔からサプライズレター!感極まり思わず涙するメンバーも
――先程、眞栄田さんからもあったように、今回は“ヨースケ@home”としても活躍されている宮内陽輔が先生を務めてくださったと聞いておりますけど、どんなことを教えてもらいましたか?
佐野「いろいろ教わりましたよね。」
森永「ハートの部分を一番教えてもらったかなという感じがします。」
佐野「技術の面ももちろんなんですけど、やっぱり気合い…!」
森永「自分たちがまずわぁっと盛り上がるというか。」
眞栄田「あと褒め上手ですよね。褒めて伸ばしてくれるみたいな。」
佐野&山田「褒め上手!」
――精神面でも支えてくれた、そんな陽輔先生から、みなさんにお手紙を預かっております…!私のほうから代読させていただきたいと思います。
手紙には、「郷敦くんの真っ直ぐな情熱がこのバンドのエンジンのようになっていたと思う」「杏ちゃん紅一点で最年少。戸惑うこともたくさんあったと思うけど、その芯の強さにいつも救われました」「森永くんがいなかったら、こんなにまとらなかったでしょう」「仁くんはふわあっとしているように見えるんだけど、説明のできない包容力」「メインボーカル・佐野くんは“誰も1人にさせない”というか、そういう優しさが人一番強い」など、撮影時の各メンバーの様子や、それぞれに向けた労いの言葉が。
佐野「いやぁ…やばいっすね…(笑)陽輔さんは僕らの“お父さん”とはちょっと違うんですけど、すごく大きな存在で。陽輔さんがいるからこそ、すごく頑張ろうって思えたし、本当に大変なことも多かったんですけど、すごくキツかったこともあったし…」
と、感極まり、涙を流しながら声を詰まらせる佐野さん。
森永「陽輔さんが楽器指導の代表だったんですけど、ドラム講師は若山雅弘さん、ベース講師は大澤拓海さんがやってくださって、3人ともすごく熱意をもってやってくださっていたので、本当に大きな存在だったなと。みなさんがいなければ、こういうバンドになれていなかったなというのはすごくあります。」
――最後に佐野さんと橋本監督から一言ずつご挨拶をいただきたいと思います。
佐野「僕らの思い、沖縄のみなさん、スタッフさんの思いがたくさん詰まった映画です。ぜひ多くの方に愛される映画になってほしいなと思います。まだ公開されたばかりで、たくさん続くので、ぜひ何度も観に行ってほしいです。今日はありがとうございました。」
橋本監督「「小さな恋のうた」の歌詞の中に、“やさしい歌は世界を変える”と一説があります。そういったことは本当にあるんではないかなと信じております。その世界というのは、本当に大きな世界だったり、各個人の小さな世界だったり、在り様は様々だと思うんですけど、音楽は世界を変えてくれる力があると信じて、この映画を作りました。そして映画にもそういった力があるんじゃないかなと信じて、みんなで魂を込めてこの映画を作りました。この僕たちが込めた祈りだったり、思いだったりが、沖縄の人や、東京をはじめとした日本中の人、世界中の人に届いてくれたら嬉しいなと思っております。もし今日映画を観ていただいて、僕たちの思いが届いて、それがみなさまの中で美しい響きとなってくれているようであれば、その響きをもっともっと大きなものにしたいと思っておりますので、お友達やご家族に勧めていただいて、より大きな響きとなって、この音楽が、映画が世界を変える手伝いをしていただけたら嬉しいなと思っております。今日はみなさんありがとうございました。」
映画『小さな恋のうた』は絶賛公開中です。
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佐野勇斗、森永悠希、山田杏奈、眞栄田郷敦、鈴木仁、トミコクレア/世良公則 他
監督:橋本光二郎『orange-オレンジ-』(15)、『羊と鋼の森』(18)、『雪の華』(19)
脚本:平田研也『つみきのいえ』(08)、『22年目の告白 -私が殺人犯です-』(17) Inspired by the songs of MONGOL800
配給:東映
5月24日(金)全国ロードショー
©︎2019「小さな恋のうた」製作委員会