“動き出すポスター”が完成!映画『思い、思われ、ふり、ふられ』ポスター解禁

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2020年8月14日(金)公開の映画『思い、思われ、ふり、ふられ』の、邦画業界初の“動き出すポスター”が完成しました!

本作は咲坂伊緒先生の描く少女コミックが原作となっており、実写版では浜辺美波さんに福本莉子さん、北村匠海赤楚衛二さんと現在活躍する若手実力派キャストが出演し注目を集めています。

監督を務めるのは、青春・恋愛映画の名匠三木孝浩監督。数々の作品を手掛け、最新作の『フォルトゥナの瞳』のヒットも記憶に新しい三木監督が、キャストと同世代の葛藤やその先にある希望を描きます。

そしてこの度解禁となった“動き出すポスター”がこちら!

映画『思い、思われ、ふり、ふられ』動き出すポスター【青春篇】

この“動き出すポスター”は、屋外、電車内の広告が急激に動画へとシフトしている昨今、「映像が一番の武器である映画は、何故いつまで静止画のポスターなのか」という疑問点から企画がスタートしました。

全国の映画館においてもデジタルサイネージは多数導入されていますが、ポスターをデータ出力したり、横型の映像を縦型に変換して流すなどが主流であり、未だにその媒体を活用しきれていないのが現状です。

2020年以降、今後さらに増えるであろうこのデジタル媒体に合わせて、ポスター=静止画という概念を覆す新しい映像広告物として“動き出すポスター”を発案・完成させました。

制作過程においては、三木監督が自らのディレクションのもと、ポスターやスマホの画角に合わせて縦型で新規撮影。三木監督自身も、撮影時から縦型で撮影するのは初めての試みだったそう。

出来上がったポスターは、浜辺さん、北村さん、福本さん、赤楚さんが床に寝そべって空を見上げている所から、「青春が、動き出す」というコピーとともに4人が動き出し、それぞれ1人ずつの表情をとらえた後、「恋、それぞれの結末へ」というコピーに転換し、全員揃った4分割の構図に切り替わります。

恋愛、葛藤、成長の躍動感がテーマである本作であるからこそ、彼らの動き出す青春をこの“動き出すポスター”で最大限表現しています。

解禁となった30秒のタイプのほかに、朱里(浜辺さん)、由奈(福本さん)、理央(北村さん)、和臣(赤楚さん)それぞれのキャラクター編も制作しており、新宿ピカデリー(※12/13(金)~1/9(木)期間で先行上映)、OSシネマズ神戸ハーバーランド(※12/13~)をはじめ、各地の映画館でも順次展開予定となっています。

解禁に先がけ、Wヒロインを演じる浜辺さんと福本さんが新宿ピカデリーを実際に訪れ、サイネージに流れている様子をチェックした2人は「すごい動いている!懐かしい!いいですね!」と興奮した様子で、フロア一体で掲出されている“動き出すポスター”を見つめていました。

浜辺美波さんコメント

“動き出すポスター”を作りますと聞いても、撮影時はどんな風になるのか正直想像がつかなかったので、今日完成したものを見て、やっと分かりました。
一見綺麗なポスターのようだけど、表情やシーンが映像として移り変わっていくのが見ていてすごく楽しくて面白いです。

福本莉子さんコメント

30秒の短い映像を作り上げるために、何度も何度もアングルを変えながら何時間も撮影していたので大変でしたが、今日劇場で流れているものを実際に見られて嬉しかったです。
三木監督がすごく素敵に撮ってくださったので、ループされるのが心地よく、ずっと見ていられますね。

三木孝浩監督コメント

思春期のキャラクター達の想いは一所に留まることなく常にたゆたうように動き続ける。
そんな本作の空気感を静止画ではなくこの“動き出すポスター”で表現出来たらと思って創りました。
四者四様の想いの矢印のすれ違いにドキドキしつつ、本編に期待していただけたら嬉しいです!

映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は2020年8月14日(金)より公開です。

『思い、思われ、ふり、ふられ』公式サイト
■原作:咲坂伊緒「思い、思われ、ふり、ふられ」(集英社マーガレットコミックス刊)
■監督:三木孝浩(『アオハライド』、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、『フォルトゥナの瞳』)
■脚本:米内山陽子 三木孝浩
■映画タイトル:『思い、思われ、ふり、ふられ』
■出演:浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二
Ⓒ2020映画「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 ©咲坂伊緒/集英社