”いまだから観たい”第二次世界大戦が舞台のおすすめの戦争映画15選!

レコメンド

8月15日は終戦記念日です。

そこで本日は第二次世界大戦が舞台の映画作品をいくつかピックアップしました。

ロシアによるウクライナ侵攻によって世界情勢が緊張状態にある昨今、いまあらためて戦争の悲惨さや残酷さ、そんな中にあっても助け合う人々など、この機会に”戦争”について考えてみてはいかがでしょうか?

 

目次

 

 

日本のいちばん長い日

 

降伏か、本土決戦か――。

その決断に、
すべての希望は託された

 

日本のいちばん長い日 予告篇95秒

 

1945年8月15日、終戦―。その前夜、日本で何が起こったのか。

戦後70年を迎える今、伝えたい、知られざる運命の日々―。

強力布陣、豪華キャストで贈る歴史超大作!!!

 

 

STORY

 

太平洋戦争末期、戦況が困難を極める1945年7月。

連合国は日本にポツダム宣言受諾を要求。

降伏か、本土決戦か―。

 

連日連夜、閣議が開かれるが議論は紛糾、結論は出ない。

そうするうちに広島、長崎には原爆が投下され、事態はますます悪化する。

 

“一億玉砕論”が渦巻く中、決断に苦悩する阿南惟幾陸軍大臣(役所広司)、国民を案ずる天皇陛下(本木雅弘)、聖断を拝し閣議を動かしてゆく鈴木貫太郎首相(山﨑努)、ただ閣議を見守るしかない迫水久常書記官(堤真一)。

 

一方、終戦に反対する畑中少佐(松坂桃李)ら若手将校たちはクーデターを計画、日本の降伏を国民に伝える玉音放送を中止すべく、皇居やラジオ局への占拠へと動き始める・・・。  

 

クレジット

 

監督:原田眞人

脚本:原田眞人

出演:役所広司 本木雅弘 松坂桃李 堤真一 山﨑努

音楽:富貴晴美

原作:半藤一利「日本のいちばん長い日 決定版」(文春文庫刊)

配給:アスミックエース、松竹

 

#実話をもとにした作品 #男気のある

 

#日本軍の視点 #太平洋戦争

 

 

男たちの大和/YAMATO

 

もう会えない 君を、守る

 

男たちの大和/YAMATO(予告編)

昭和20年4月、桜の咲き誇る故郷を後に、永遠の海へと旅立っていった巨大戦艦大和。

沖縄海上特攻の途中、米艦載機の猛攻撃を受け、鹿児島県坊ノ岬沖で沈没しました。

乗組員3332人のうち、生還者は276人だけだったそうです。

 

彼らはただ、愛する人を、家族を、友を、祖国を守りたかった…。

 

戦後60年企画として、広島県尾道市にはオープンセットとして190メートルにも及ぶ原寸大戦艦大和のセットを建造した総製作費25億円をつぎ込んだ超大作です。

 

監督・脚本は『人間の証明』『敦煌』などの日本映画界の巨匠・佐藤純彌監督が務めます。

出演者は反町隆史さん、中村獅童さん、渡哲也さん、鈴木京香さん、松山ケンイチさんら豪華な顔ぶれがそろっています。

じつはなんと若かりし頃の池松壮亮さんも出ているんです!

 

「覚悟を決めるということは誰にも生やさしいことではない」

 

途中の戦闘シーンはリアルですが、淡々とそれぞれの心情、覚悟などを描いた作品となっています。

 

STORY

 

2005年4月。鹿児島県の漁師・神尾(仲代達矢さん)はかつて戦艦大和の沈んだ地点まで一人の女性・内田真貴子(鈴木京香さん)を連れて行くことに。

かつて大和の乗組員であった神尾は、およそ60年前の、あの戦争の日々を思い起こしていく……。

 

昭和16年12月8日、日本軍の真珠湾奇襲によって始まった太平洋戦争は、ミッドウェイ海戦でアメリカ軍に大敗を喫して以降、形勢が逆転。

連合艦隊司令長官・山本五十六大将の戦死、太平洋各地の島々の守備隊は玉砕するなど、日本軍は劣勢を強いられていく。

 

そんな昭和19年の春、神尾ら特別年少兵たちが戦艦大和に乗艦してきた。大和に憧れ、日本の希望の象徴とする若者たちは、烹炊所班長の森脇や機銃射手の内田に助けられながら、艦内での厳しい訓練に耐えぬく。

 

しかし初の実戦となったレイテ沖海戦で、連合艦隊は事実上壊滅、厳しい行く末にたじろぎ苦しむ、二十歳にも満たない若者たち。

そして運命の昭和20年4月。最後の上陸を許され、それぞれに、母に、妻に、恋人に、家族に、別れを告げる。

 

「死なないで」

悲痛な女たちの祈りを胸に、再び大和に乗り込む3300余名の男たち。

 

苦渋の決断をした伊藤司令長官の指揮の下、「大切なもの」を守る為に、大和と共に、アメリカ軍艦載機との壮絶な戦いが待ち受ける「決戦の海」へと向かった・・・・・・。

 

クレジット

 

監督・脚本:佐藤純彌

原作:辺見じゅん

出演:反町隆史 中村獅童 鈴木京香 松山ケンイチ 蒼井優 渡辺大 内野謙太 崎本大海 橋爪遼 山田純大 金児憲史 森宮隆 池松壮亮 長嶋一茂 渡哲也 井川比佐志 林隆三 本田博太郎 高知東生 平山広行 勝野洋 高畑淳子 余貴美子 寺島しのぶ 白石加代子 奥田瑛二 仲代達矢

音楽:久石譲 (オリジナルサウンドトラック・FLME)

主題歌:長渕剛 (FLME)

製作者: 角川春樹

配給:東映

(C)2005「男たちの大和/YAMATO」製作委員会

 

 

#実話をもとにした作品 #男気のある

 

#日本軍の視点 #太平洋戦争

 

#血がでる 

 

永遠の0

 この空に願う、未来―壮大な愛の物語。

 

 

本作は、観客動員数は700万人、累計興行収入87億円を突破、歴代の邦画実写映画で6位にランクインする大ヒットを記録し、2014年邦画興行収入第1位を記録した作品です。

 

監督は『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや、『STAND BY ME ドラえもん』などを手掛けた山崎貴監督が務め、主演は岡田准一さんです。

 

そのほか、三浦春馬さん、井上真央さん、吹石一恵さん、上田竜也さん、新井浩文さんら豪華俳優陣にも注目です。

 

特攻兵として敵艦を巻き添えにして死ぬことが美徳と考えられていた軍内では、主人公・宮部の生きることに執着する姿勢は軽蔑されました。

 

「私一人が死んでも、戦局におおきな変わりはありません。しかし、妻と娘の人生は大きく変わってしまいます。だから、私にとって生きて帰るということは何よりも大事なことなのです。」

 

宮部はけっして死ぬのが怖いから死にたくないわけではなかったのです。

 

疑問に思うことがあっても大多数の意見、上の意見に同調するしかないという経験はだれしもしたことがあるのではないでしょうか?

 

自分の意見を持ち、それを発信して貫き通すことの難しさ、苦しさを考えさせられる一作となっています。

 

STORY

 

司法試験に落ち続け、人生の目標を失いかけた青年・佐伯健太郎(三浦春馬さん)と、フリーライターの姉・慶子(吹石一恵さん)は、実の祖父だと思っていた賢一郎とは血のつながりがなく、本当の祖父は太平洋戦争で特攻により戦死した宮部久蔵(岡田准一さん)という人物であることを知る。

 

実の祖父・久蔵について調べ始めた2人は、祖父が凄腕のパイロットであり、生きることに強く執着した人物であったことを知る。

 

生きて帰ることを信条にしていた、そんな祖父がなぜ特攻に志願したのか。

 

元戦友たちの証言から祖父の実像が明らかになっていき、やがて戦後60年にわたり封印されてきた驚きの事実にたどり着く。

 

 

クレジット

 

監督:山崎貴

脚本:山崎貴 林民夫

原作:百田尚樹『永遠の0』(太田出版)

出演:岡田准一 三浦春馬 井上真央 濱田岳 新井浩文 染谷将太 三浦貴大 上田竜也 吹石一恵 田中泯 山本學 風吹ジュン 平幹二朗 橋爪功 夏八木勲

音楽:佐藤直紀

主題歌:サザンオールスターズ 「蛍」

製作:市川南 畠中達郎

配給:東宝

(C)2013「永遠の0」製作委員会

 

 

#特攻兵 #感動

 

#日本軍の視点 #太平洋戦争

 

#あまりグロくない 

 

この世界の片隅に

 

「誰でもこの世界でそうそう居場所は無うならせんのよ」

 

『この世界の片隅に』(11/12(土)公開)本予告

 

「この映画が見たい」の声が生んだ、100年先に伝えたい珠玉のアニメーション!

 

クラウドファンディングで3,374名のサポーターから39,121,920円の制作資金を集めた本作。

日本全国からの「この映画が見たい」という声に支えられ完成した『この世界の片隅に』、主人公の声を女優ののんさんが担当しています。

 

広島に原爆が投下されたのは昭和20年8月6日、午前8時15分のことです。

原爆の投下が行われたのは人類史上初で、推定で約14万人が亡くなったとされています。

そのほか放射線などでの後遺症で苦しんでいる方もいまなお多くおられます。

そしてこの映画の舞台は広島・呉市。

 

戦争が始まる前~終戦までを描いた本作は戦争でだんだん配給も少なくなり、状況もわからない一般市民を描いたものとなっています。

 

軍事色が苦手な方や、戦艦や銃撃戦の戦闘シーンが苦手な方でも観やすい内容となっています。

 

STORY

 

18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる

良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。

呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。

 

見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。

 

夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。

隣保班の知多さん、刈谷さん、堂本さんも個性的だ。

配給物資がだんだん減っていく中でも、すずさんは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。

 

ある時、道に迷い遊郭に迷い込んだすずさんは、遊女のリンと出会う。

またある時は、重巡洋艦「青葉」の水兵となった小学校の同級生・水原哲が現れ、すずさんも夫の周作も複雑な想いを抱える。

 

1945(昭和20)年3月。呉は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、すずさんが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。

 

そして、昭和20年の夏がやってくる――。

 

 

クレジット

 

監督・脚本:片渕須直

キャラクターデザイン・作画監督:松島秀典

出演(声):のん 細谷佳正 稲葉菜月 尾身美詞 小野大輔 潘めぐみ 岩井七世 牛山茂 新谷真弓 栩野幸知 澁谷天外(特別出演)

音楽:コトリンゴ

主題歌:コトリンゴ 「みぎてのうた」

原作:こうの史代 『この世界の片隅に』 (双葉社刊)

配給:東京テアトル

(C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

公式サイト

 

 

#アニメ映画 #泣ける

 

#原爆 #国民の視点

 

 

 

アルキメデスの大戦

 

これは、数学で戦争を止めようとした男の物語。

 

映画『アルキメデスの大戦』予告【7月26日(金)公開】

第二次世界大戦を数学者の視点で描く、かつてない漫画『アルキメデスの大戦』が待望の映画化。

 

原作は『ドラゴン桜』『インベスターZ』などユニークな発想と独自のテーマ性で時代に斬りこんできた稀代のストーリーテラー・三田紀房先生

 

物語の軸は、史上最大にして悲劇の運命を辿った[戦艦大和]―その建造を巡る頭脳戦。

 

監督は『永遠の0』をはじめ『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなど数々のヒット作を手掛けてきた山崎貴監督。

 

主人公の天才数学者・櫂直を演じるのは、演技力が高く評価され、カメレオン俳優と言われ、音楽シーンでも大活躍の菅田将暉さん。

 

櫂を使って大和の建造を阻止しようとする海軍少将・山本五十六には、舘ひろしさん。

 

さらに、柄本佑さん、浜辺美波さん、笑福亭鶴瓶さん、小林克也さん、小日向文世さん、國村隼さん、橋爪功さん、田中泯さんといった演技派が集結した作品となっています。

 

戦闘シーンはほどんどなく、戦争が始まるまでの、戦争をなんとか止めたいと動く暗躍の物語です。

主人公の櫂はそもそも軍人ではなく、数学の天才です。

軍艦など見たことも触ったこともない、そんな櫂が二週間のうちに軍艦の製図を独学でし、予算案を見直す様は手に汗握ります。

 

STORY

 

これは、帝国海軍という巨大な権力に立ち向かい、数学で戦争を止めようとした男の物語。

 

1933年(昭和8年)。欧米列強との対立を深め、軍拡路線を歩み始めた日本。

海軍省は、世界最大の戦艦を建造する計画を秘密裏に進めていた。

 

だが省内は決して一枚岩ではなく、この計画に反対する者も。

 

「今後の海戦は航空機が主流」という自論を持つ海軍少将・山本五十六は、巨大戦艦の建造がいかに国家予算の無駄遣いか、独自に見積もりを算出して明白にしようと考えていた。

 

しかし戦艦に関する一切の情報は、建造推進派の者たちが秘匿している。必要なのは、軍部の息がかかっていない協力者…。

 

山本が目を付けたのは、100年に一人の天才と言われる元帝国大学の数学者・櫂直(菅田将暉さん)。 

ところがこの櫂という男は、数学を偏愛し、大の軍隊嫌いという一筋縄ではいかない変わり者だった。 

 

頑なに協力を拒む櫂に、山本は衝撃の一言を叩きつける。

 

「巨大戦艦を建造すれば、その力を過信した日本は、必ず戦争を始める」

 

この言葉に意を決した櫂は、帝国海軍という巨大な権力の中枢に、たったひとりで飛び込んでいく。

 

天才数学者VS海軍、かつてない頭脳戦が始まった。

 

 

クレジット

 

監督:山崎貴

脚本:山崎貴

出演:菅田将暉 柄本佑 浜辺美波 笑福亭鶴瓶 小林克也 小日向文世 國村隼 橋爪功 田中泯 舘ひろし

音楽:佐藤直紀

原作:三田紀房『アルキメデスの大戦』(講談社「ヤングマガジン」連載)

配給:東宝

Ⓒ2019「アルキメデスの大戦」製作委員会

Ⓒ三田紀房/講談社

 

 

#戦艦大和建造計画 #ウィットに富む

 

#日本海軍の視点 #あまりグロくない

 

 

 

 

硫黄島からの手紙

 

戦争を終わらせた、一枚の写真。

その真実ー。

 

硫黄島からの手紙(プレビュー)

 

2006年、硫黄島。地中から発見された数百通もの手紙。

それは、61年前にこの島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった。

届くことのなかった手紙に、彼らは何を託したのか。 

 

2次世界大戦時の最も悲劇的な戦いと言われる“硫黄島の戦い”を、日本側の視点から描いた戦争映画です。

「硫黄島プロジェクト」として、日米双方の視点で描かれたうちの日本軍視点のものとなっており、米国軍視点で、同監督にて『父親たちの星条旗』があります。

 

 

 

 

STORY

 

諸君、最善を尽くせ。そして、正しいと思う道を行ってくれ。それが己の誠意なんだ。いいな

 

戦況の悪化の一途をたどる1944年6月、アメリカ留学の経験を持つ栗林忠道中将が硫黄島に降り立つ。

 

彼は規律や作戦を次々に近代化していく。米軍の猛威が迫る中、彼のもとで戦う兵士たちは、各々の思いを祖国で待つ人への手紙に託すのだった。

硫黄の臭気が立ち込め、食べ物も飲み水も満足にない過酷な灼熱の島で掘り進められる地下要塞。

このトンネルこそが、圧倒的なアメリカの兵力を迎え撃つ栗林の秘策だった。

最後の最後まで生き延びて、本土にいる家族のために一日でも長く島を守り抜け―。

 

「死ぬな」と命じる栗林の指揮のもと、5日で終わると思われた硫黄島の戦いは36日間にも及ぶ歴史的な激戦となる。

61年振りに届く彼らからの手紙。そのひとりひとりの素顔から、硫黄島の心が明かされて行く…。

 

 

クレジット

 

監督:クリント・イーストウッド

脚本・原案:アイリス・ヤマシタ

出演:渡辺謙 二宮和也 伊原剛志 加瀬亮 中村獅童

音楽:カイル・イーストウッド マイケル・スティーヴンス

原作:栗林忠道
吉田津由子(編)
『「玉砕総指揮官」の絵手紙』

配給:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ

©2007 Warner Bros. Entertainment Inc. and DreamWorks LLC. All rights reserved

 

#実在した人物がモデル #男気のある

 

#日本軍の視点 #太平洋戦争 #血が出る

 

父親たちの星条旗

 

戦争を終わらせた、一枚の写真。

彼らはそこに、何を託したのかー?

 

Flags of Our Fathers - Trailer #f3

 

先ほどご紹介した『硫黄島からの手紙』の舞台となった”硫黄島の戦い”を米国軍の視点で描いた本作。

 

硫黄島のような黒い砂浜を再現し、大がかりな土木工事や大砲・銃火器の使用許可などの困難な条件を克服可能な場所であるアイスランドのレイキャネスで、戦闘シーンが撮影されました。

 

硫黄島の摺鉢山の山頂に、星条旗を立てた6人のアメリカ兵の「その後」を描いた、苦悩の物語となっています。

 

日米どちらの視点でも監督を務めたクリント・イーストウッド監督だからこそ、どちらが悪者だとかそういう政治的意図は感じず、ただただ戦争というものの悲惨さ、生き残った者の苦しみを描いています。

 

アメリカ側は当初、この戦いを5日で終わらせるつもりでした。

しかし日本側の持久戦により1ヶ月を超えるものとなっていきます。

 

 

STORY
 
「英雄なんていない。
みんな父と同じ普通の人間だったんだ」
 

 

第2次世界大戦の重大な転機となった硫黄島の戦いで、米軍兵士たちはその勝利のシンボルとして摺鉢山に星条旗を掲げる。

 

硫黄島での戦闘が終了し、ローゼンタールの写真が新聞の一面を飾ると、アメリカ国民の士気は爆発的に盛り上がり、第二次世界大戦を代表する有名な写真となる。

しかし、この光景は長引く戦争に疲れたアメリカ国民の士気を高めるために利用され、旗を掲げる6人の兵士、ジョン・ブラッドリー(ライアン・フィリップ)らはたちまち英雄に祭り上げられる。

多くの仲間を失い英雄視に戸惑いを隠せない彼らをよそに、国内の戦債のキャンペーンに駆り出される。

 

しかしそのたびに戦闘での記憶がフラッシュバックし、終戦後も苦しんでいく。

 

 

クレジット

 

監督:クリント・イーストウッド

脚本:ウィリアム・ブロイレス・Jr

出演:ライアン・フィリップ ジェシー・ブラッドフォード アダム・ビーチ

音楽:クリント・イーストウッド

原作:ジェームズ・ブラッドリーロン・パワーズ『硫黄島の星条旗』

配給:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ

© (C) 2006 Warner Bros. Entertainment Inc. and Dreamworks LLC. All rights reserved.

 

#実在した人物がモデル #戦争のその後

 

#アメリカ軍の視点 #血が出る

 

 

プライベートライアン

 

ノルマンディ大激戦の陰に 選ばれた8人の兵士達による たった一人の新兵を救出する作戦があった…

 

プライベート・ライアン - 予告編

 

命とその数は比例はしないとはいえ、どこにいるのか、生死すらわからない一人の兵士を見つけるために、小隊8名は命がけで戦地を探し回ります。

 

撮影前にトム・ハンクスをはじめとした出演者たちは、リアルな演技をするために元海兵隊大尉のデイル・ダイの協力の下、当時の兵士達が携行していたものと同じ装備を背負って延々と行軍する、教官がいきなり彼らに向かって発砲(空包)するといった、実際の当時の訓練に近いものを10日間受けさせられています。

 

作中で、救出されるライアンは救出チームからは好かれていませんでした。

顔も知らないライアンのために自分たちの仲間が命を懸けなければいけないので当然といえば当然の感情だと思います。

そしてそのギスギス感を出すために、ライアン役のマッドデイモンはこの過酷な訓練から意図的に外されています。

 

過酷な訓練を終えたトムハンクスらの前に、何も知らないマッドデイモンが撮影に参加します。

そして撮影現場も険悪な雰囲気になる、というエピソードがあります。

 

さらにエキストラ250名は現役のアイルランド兵というとても臨場感・緊迫感のある演技となっています。

 

 

STORY

 

1944年連合軍はフランスのノルマンディー海岸に上陸するが、多くの兵士たちが命を落とした。

 

激戦を生き延びたミラー大尉は、最前線で行方不明になった落下傘兵ジェームズ・ライアン二等兵の救出を命じられる。

 

ライアン家は4人の息子のうち3人が相次いで戦死しており、軍上層部は末っ子のジェームズだけでも故郷の母親の元へ帰還させようと考えたのだ。

 

しかし残る末子ジェームズ・ライアンも、ノルマンディー上陸作戦の前日に行なわれた空挺降下の際に「敵地で行方不明になった」という報告が入り、マーシャルはライアンを保護して本国に帰還させるように命令する。

 

ミラー大尉と彼が選んだ7人の兵士たちは、1人を救うために8人の命が危険にさらされることに疑問を抱きながらも戦場へと向かうが……。

 

 

クレジット

 

監督:スティーヴン・スピルバーグ

脚本:ロバート・ロダット

出演:トム・ハンクス エドワード・バーンズ マット・デイモン トム・サイズモア

音楽:ジョン・ウィリアムズ

配給:UIP

 

 

#血が出る #戦争のその後

 

#ノルマンディー上陸作戦

 

ハクソー・リッジ

 

世界一の臆病者が、英雄になった理由とは—

 

『ハクソー・リッジ』本予告編

 

第二次世界大戦の沖縄戦で衛生兵 (Combat Medic) として従軍したデズモンド・T・ドスの実体験を描いたものです。

 

彼は味方をたったひとりで75人以上救い、さらには重傷を負って倒れている敵の兵士に手当てを施したことさえあるそうです。

 

終戦後、良心的兵役拒否者としては、アメリカ史上初めての名誉勲章が授与されました。

 

デズモンドは人が死ぬのが怖い、戦争を止めたい、とかではなく一貫して”自分は殺さない”という考えを持っています。

そんなデズモンドの人並外れた勇気と深い人間愛の源を知ることのできる映画です。

 

沖縄戦において、「前田高地」と呼ばれた日本軍陣地が舞台。

ハクソーとはのこぎりで、リッジとは崖の意味。150メートルの断崖絶壁の崖が、のこぎりのように険しくなっていたことから、最大の苦戦を強いられたアメリカ軍が、“ハクソー・リッジ”と呼びました。

 

 

STORY

 

アメリカ・ヴァージニア州の緑豊かな町で生まれ育ったデズモンド・ドスは、少年のこと、弟との喧嘩で弟を死なせそうになってしまう。

そういった経緯から自らを責め、「汝、殺すことなかれ」という教えを胸に刻み、衛生兵として陸軍に志願する。

 

はじめは銃にも触らないデズモンドに上官らから嫌がらせを受けるが、デズモンドの「皆は殺すが、僕は助けたい」という姿勢を認めるようになっていく。

時は過ぎて1945年5月。戦いが激戦化していた沖縄のはハクソー・リッジへ到着したデズモンドの部隊。

日本軍による四方八方からの猛攻撃で部隊は退却を余儀なくされる。

 

その最中、負傷した仲間たちが取り残されるのを見たデズモンドは、たった一人で戦場へ留まり仲間を助けることを決意する―。

 

これは、武器を持たずにたった1人で75人の命を救った男の物語。

 

 

クレジット

 

監督:メル・ギブソン

脚本:ロバート・シェンカン アンドリュー・ナイト

出演:アンドリュー・ガーフィールド サム・ワーシントン ルーク・ブレイシー テリーサ・パーマ ヒューゴ・ウィーヴィング レイチェル・グリフィス ヴィンス・ヴォーン

音楽:ルパート・グレッグソン=ウィリアムズ

配給:キノフィルムズ

公式HP

© Cosmos Filmed Entertainment Pty Ltd 2016

 

#実話をもとにした作品 #血が出る

 

#アメリカ軍の視点 #太平洋戦争

 

 

ミッドウェイ

 

勝者も、敗者も、海に全てを捧げた。

<日本の運命を変えた3日間>

 

映画『ミッドウェイ』予告編

同じ様に国を愛し、等しく覚悟を持って戦った日米の男たち―何が彼らの勝敗を分けたのか?

 

監督は、『インデペンデンス・デイ』シリーズ(96・16)のローランド・エメリッヒ監督が務めます。

 

20年に及ぶリサーチと新たに発見された日本軍側の貴重な資料をもとに、両軍に敬意を捧げて史実を再現しました。

 

さらに、ハリウッドならではのアメリカ国防総省の全面的な協力を得て、アメリカ海軍の潜水艦ボーフィンの内部、フォード島やパールハーバーの施設、ハワイのヒッカム空軍基地などの撮影が特別に許可され、圧巻の戦闘シーンとなっています。

 

そして、山本五十六、チェスター・ニミッツをはじめとした実在の人物を演じるために、ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼など日米の実力派俳優が集結しました。

 

戦争という究極の危機的状況で、勝敗を分けたものとは?──

 



頻発する大災害、未知のウイルスによる世界的被害、ウクライナ侵攻などいくつもの危機に直面する現代の我々に、歴史は極限状況を生き抜く術を教えてくれるはずです。

 

STORY

 

1941年12月7日(日本時間12月8日)歴史が大きく動いた──

 

ハワイ諸島、真珠湾(パールハーバー)に停泊していたアメリカ海軍の艦隊が、日本軍の艦上機部隊によって急襲されたのだ。

大将山本五十六(豊川悦司さん)の命により、南雲忠一中将(國村隼さん)や山口多聞少将(浅野忠信さん)らの空母機動部隊が、奇襲攻撃を仕掛けたのだった。

 

兵力とプライドに大打撃を受けたアメリカ軍は、士気を取り戻し、日本に反撃するため、太平洋戦域の新たな総司令官に、ニミッツ大将(ヴディ・ハレルソン)を任命する。

 

ニミッツは着任早々、情報将校のレイトン少佐(パトリック・ウィルソン)に、「山本大将の考えを読み、彼の次の動きを教えろ」と命じるのだった。

 

一進一退の攻防の中、レイトン少佐が統括する戦闘情報班が、日本の通信を傍受して暗号を解読、日本の次なる目的地は“ミッドウェイ”だと判明する。

 

6月4日(日本時間6月5日)、山本の令により、南雲中将、山口少将ら日本軍の艦上機隊がミッドウェイへ向けて出撃し、銃爆撃の雨を降らせていく。

一方、空母エンタープライズからも艦上機隊が日本艦隊へ向けて出撃、海中では潜水艦が、待ち伏せを仕掛けていた。

 

そんな中、日米両軍が兵力と知力のすべてを注いだ、両国共に絶対に負けられない海戦は、最も重要な局面へと突入する──!

 

クレジット

 

監督:ローランド・エメリッヒ

脚本:ウェズ・トゥック

出演:エド・スクライン パトリック・ウィルソン ルーク・エヴァンズ アーロン・エッカート ニック・ジョナス 豊川悦司 浅野忠信 國村隼 マンディ・ムーア デニス・クエイド ウディ・ハレルソン

音楽:トーマス・ワンダー

配給:キノフィルムズ

公式HP

 © 2019 Midway Island Productions,LLC All Rights Reserved.

 

#史実に基づいた #ミッドウェー海戦

 

#両軍の視点 #日本vsアメリカ

 

ダンケルク

 

我々は最後まで戦い続ける。フランスで、海で、大海原で戦い続ける

 

映画『ダンケルク』予告3【HD】2017年9月9日(土)公開

 

史上最大の救出作戦と言われる「ダイナモ作戦」が展開された、第2次世界大戦のダンケルクの戦いを描く本作。

 

9日間に、860隻の船舶が急遽手配され、331,226名の兵(イギリス軍192,226名、フランス軍139,000名)をフランスのダンケルクから救出しました。

 

驚きなのが、漁船や遊覧船など民間の船が、兵を浜から沖で待つ大型船へ運んだことです。

 

なんの装備もない船が、なんの訓練設けていない民間人が、戦地に赴いたわけです。

 

爆撃されるかもしれない、潜水艦がいるかもしれない状況で、自分なら民間人としてどう行動するのかを考えさせられる一作です。

 

あと個人的には空軍パイロットのファリア(トム・ハーディ)の危険を顧みない出撃に胸を撃たれました。

 

 

STORY

 

1940年、海の町ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万人の兵士。

 

背後は海。陸・空からは敵――

 

そんな逃げ場なしの状況でも、生き抜くことを諦めないトミー(フィオン・ホワイトヘッド)とその仲間(ハリー・スタイルズ)ら、若き兵士たち。

 

一方、母国イギリスでは海を隔てた対岸の仲間を助けようと、民間船までもが動員された救出作戦が動き出そうとしていた。

 

民間の船長(マーク・ライランス)は息子らと共に危険を顧みずダンケルクへと向かう。

 

英空軍のパイロット(トム・ハーディー)も、数において形勢不利ながら、出撃。

 

こうして、命をかけた史上最大の救出作戦が始まった。果たしてトミーと仲間たちは生き抜けるのか。勇気ある人々の作戦の行方は!?

 

 

クレジット

 

監督・脚本:クリストファー・ノーラン

製作:エマ・トーマス クリストファー・ノーラン

出演:フィン・ホワイトヘッド トム・グリン=カーニー ジャック・ロウデン ハリー・スタイルズ アナイリン・バーナード ジェームズ・ダーシー バリー・コーガン ケネス・ブラナー キリアン・マーフィー マーク・ライランス トム・ハーディ

音楽:ハンス・ジマー

配給:ワーナー・ブラザース

©2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.

 

#実話をもとにした作品 #男気のある

 

#ドイツ軍vs連合軍 #フランス侵攻

 

 

 

ヒトラーの忘れもの

 

少年たちが見つけるのは、憎しみか
明日への希望かーーー

 

映画『ヒトラーの忘れもの』本予告篇

 

帰郷を夢見る少年と 揺れる指揮官
悪夢の中で築かれる絆は、希望となる―

 

第二次大戦後のデンマークで、ナチスが埋めた200万個以上の地雷を撤去したのは、大半が15歳から18歳のドイツ人少年兵でした。

 

戦争が終わってもなお、異国に置き去られた彼らは、母国の罪の償いを強いられるように危険な作業を命じられ、半数近くが死亡、もしくは重傷を負ったそうです。

 

デンマーク国内でも知られることのなかった残酷な史実を題材にした本作は、戦争の矛盾に満ちた現実を浮き彫りにし、観る者に問いかけてきます。

 

 

人は憎むべき敵を赦すことができるのか?

いかなる残酷な状況においても、生きるための希望を抱き続けることは可能なのか?

 

脚本・監督はデンマークの新鋭マーチン・サントフリート監督が務めました。

 

一触即発の地雷除去シーンを生々しいスリルをみなぎらせて描く一方で、敵同士であるデンマーク人軍曹と少年たちの間に芽生える疑似親子のような絆を感動的に映し出します。

 

大人が始めた戦争の後始末をを子供が取るという身勝手さは、現代の私たちにも無関係なことではないと深く訴える、そんな作品です。

 

STORY

 

1945年5月、ナチス・ドイツによる5年間の占領から解放されたデンマーク。

 

ドイツ軍が海岸線に埋めた無数の地雷を除去するため、捕虜のドイツ兵たちが駆り出された。

セバスチャン、双子のヴェルナーとエルンストらを含む11名は、地雷を扱った経験がほとんどない。

彼らを監督するデンマーク軍のラスムスン軍曹は、全員があどけない少年であることに驚くが、初対面の彼らに容赦ない暴力と罵声を浴びせる。

 

広大な浜辺に這いつくばりながら地雷を見つけ、信管を抜き取る作業は死と背中合わせだった。

 

少年たちは祖国に帰る日を夢見て苛酷な任務に取り組むが、飢えや体調不良に苦しみ、地雷の暴発によってひとりまたひとりと命を落としていく。

 

そんな様子を見て、ナチを激しく憎んでいたラスムスンも、彼らにその罪を償わせることに疑問を抱くようになる。

とりわけ純粋な心を持つセバスチャンと打ち解け、二人の間には信頼関係や絆が芽生え始めていた。

やがてラスムスンは、残された任務をやり遂げて帰郷を願う少年たちの切なる思いを叶えてやろうと胸に誓うようになる。

 

しかしその先には思いがけない新たな苦難が待ち受け、ラスムスンは重大な決断を迫られるのだった……。

 

クレジット

 

監督・脚本:マーチン・サントフリート

製作:マルテ・グルナート ミカエル・クリスチャン・リークス

出演:ローランド・ムーラー ミケル・ボー・フォルスゴー

音楽:スーン・マルティン

配給:キノフィルムズ

公式HP

©2015 NORDISK FILM PRODUCTION A/S & AMUSEMENT PARK FILM GMBH & ZDF

 

#実話をもとにした作品 #戦後を描く

 

#戦争責任 #感動

 

シンドラーのリスト

 

一つの生命を救う者が、世界を救える・・・

 

Schindler's List 25th Anniversary - Official Trailer - In Theaters December 7

 

ティーブン・スピルバーグ監督が、ナチスによるユダヤ人大虐殺から多くの命を救った実在のドイツ人実業家オスカー・シンドラーを描いた名作。

 

リーアム・ニーソンが主演を務め、レイフ・ファインズ、ベン・キングズレーが共演し、本作でスピルバーグ監督は初の監督賞を獲得しました。

 

主人公のシンドラーはナチス党員の実業家で、はじめは戦争を利用して一儲けしようと考えていました。

しかしユダヤ人への不当な弾圧・迫害をみて次第にユダヤ人を救おうと考えるようになります。

 

映画では描かれていませんが、実際のシンドラーはユダヤ人を救うために賄賂てきなものを贈り、お金を出し続けたため、終戦間近にはほとんど財産は尽きていたそうです。

 

規律違反・ユダヤ人に対する嫌疑も何度もかけられています。

もしかしたら自分が反逆罪で捕まるかもしれない状況で、それでも持ち前の話術・交渉・上流階級ゆえの立ち振る舞いで1100人ものユダヤ人を救ったシンドラーには頭が上がりません。

 

シンドラーと親交を深めていったアーモンを演じるのは俳優、映画監督とマルチに活動するレイフ・ファインズ

ハリー・ポッターシリーズのヴォルデモートなどを演じている人です。

 

アーモンはナチスをそのまま体現するかのような残虐で気まぐれに人を殺す人物でしたが、一方で家族も持つ人物でした。

心理学者のローゼンツヴァイク氏は「アーモン・ゲートもオスカー・シンドラーもどちらも権力をもっていたんですが、一方はそれを殺人に、もう一方は人の命を助けるために使ったんです」と言っていました。

 

仲の良かったシンドラーとアーモン、二人を分けたものは一体何だったのでしょうか?

人間がうちに秘める残虐性と、それを抑える理性についても考えさせられる映画です。

 

STORY

 

わたしにはもっと多くの人々を救うこともできたはずなんだ。

それなのに私は…なにをしてたんだ!

 

 

1939年、ポーランド南部の都市クラクフにドイツ軍が侵攻した。

 

ドイツ人実業家のオスカー・シンドラー(リーアム・ニーソン)は、一旗揚げようとこの街にやって来た。

 

彼は金にものを言わせて巧みに軍の幹部たちに取り入り、ユダヤ人の所有していた工場を払い下げてもらう。

そこで彼は軍用ホーロー容器の事業を始める。

 

そこには安価な人材としてその工場にはユダヤ人が多く集められた。

 

しかし1943年2月、その地区のユダヤ人たちはプワシュフ収容所に送られることになった。

 

そんななかシンドラーはユダヤ人の迫害や虐殺に耐えかねて、生産効率の向上という名目でユダヤ人労働者を譲り受け、私設収容所を作ることを許可してもらう。

 

しかし1944年、敗色濃いドイツ軍は、ユダヤ人をアウシュヴィッツをはじめとする死のキャンプに送り込みはじめた。

 

シンドラーは自社の工場で働くユダヤ人たちを救うべくリストを作成するのだった。

 

 

クレジット

 

監督・脚本:スティーヴン・スピルバーグ

製作:スティーヴン・スピルバーグ ジェラルド・モーレン ブランコ・ラスティグ

出演:リーアム・ニーソン ベン・キングズレー レイフ・ファインズ

音楽:ジョン・ウィリアムズ

原作:トーマス・キニーリー 『シンドラーの箱船』

配給:UIP

 

#実話をもとにした作品 #感動

 

#血がでるシーンがある #ホロコースト

 

戦場のピアニスト

 

音楽だけが 生きる糧だった

 

 

監督を務めたロマン・ポランスキー氏は、実際にホロコーストを経験・生き延びた経緯があります。

 

両親共に連行され、彼は父親が有刺鉄線を切りその隙間から逃してくれたそうです。

またアウシュビッツにて妊娠していた母親は虐殺されました。

そういった生い立ちがポランスキー監督の作品に深く影響を与えたとされています。

 

STORY

 

1939年9月、ポーランド。

ナチス・ドイツが侵攻したその日、ウワディクことウワディスワフ・シュピルマンは、ワルシャワのラジオ局でショパンを演奏していた。

街はドイツ軍に占拠され、ユダヤ人をゲットー (ユダヤ人居住区)へ強制移住させるなどの迫害が始まる。

 

やがて、ゲットー内のカフェでピアノ弾きの職を得た彼は、迫害に遭いながらも静かに時をやり過ごす。

 

そんな中、一家を含む大量のユダヤ人が、収容所へと向かう列車に乗せられてしまう。

 

シュピルマンだけは知り合いのユダヤ人ゲットー警察署長ヘラーの機転で救われ、その場を逃れた彼は ワルシャワ蜂起を目撃する。

 

たったひとりで身を隠し、ただ、生き延びることだけを考えるシュピルマン。

廃屋に隠れていたが、ある晩彼はついににひとりのドイツ人将校に見つかってしまう…。

 

クレジット

 

監督:ロマン・ポランスキー

脚本:ロナルド・ハーウッド ロマン・ポランスキー

製作:ロマン・ポランスキー ロベール・ベンムッサ アラン・サルド

出演:エイドリアン・ブロディ トーマス・クレッチマン エミリア・フォックス ミハウ・ジェブロフスキー

音楽:ヴォイチェフ・キラール

配給:アミューズピクチャーズ

 

#実話をもとにした作品 #ハラハラ

 

#感動 #ホロコースト

 

 

 

 

 

沈黙のレジスタンス〜ユダヤ孤児を救った芸術家〜

 

パントマイムは

沈黙の道しるべ

 

8/27(金)公開!『沈黙のレジスタンス ~ユダヤ孤児を救った芸術家~』予告篇

 

 <パントマイムの神様>と称えられ、エンターテイメント史に類稀なる足跡を刻むマルセル・マルソーの実体験から生まれた感動の物語。

マルセルを演じるのは、『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞にノミネートされたジェシー・アイゼンバーグ。

マルセルが恋心を抱くエマには、『テネット』のクレマンス・ポエジー。

 

監督はポーランド系ユダヤ人で、ベネズエラで最も著名な映画監督であり脚本家、ベストセラー作家でもあるジョナタン・ヤクボウィッツ。

 

 子供たちを救うこと、それは自分たちの未来を救うこと──

 

 

今この時代の目の前の不安から、その先に待ち受ける予測不能の困難さえも吹き飛ばす、生き抜く力を呼び覚ます深く温かな愛のある作品です。

 

STORY

 

1938年フランス。

アーティストとして生きることを夢見るマルセルは、昼間は精肉店で働き、夜はキャバレーでパントマイムを披露していた。

 

第二次世界大戦が激化するなか、彼は兄のアランと従兄弟のジョルジュ、想いを寄せるエマと共に、ナチに親を殺されたユダヤ人の子供たち123人の世話をする。

 

悲しみと緊張に包まれた子供たちにパントマイムで笑顔を取り戻し、彼らと固い絆を結ぶマルセル。

 

だが、ナチの勢力は日に日に増大し、1942年、遂にドイツ軍がフランス全土を占領する。

 

マルセルは、険しく危険なアルプスの山を越えて、子供たちを安全なスイスへと逃がそうと決意するのだが──。

 

クレジット

 

監督・脚本:ジョナサン・ヤクボウィッツ

出演:ジェシー・アイゼンバーグ エド・ハリス エドガー・ラミレス クレマンス・ポエジー

音楽:アンジェロ・ミィリ

配給:キノフィルム

公式HP

©2019 Resistance Pictures Limited.resistance-movie.jp

 

#実話をもとにした作品 #感動

 

#レジスタンス