4月14日(金)公開の映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』より、場面写真が解禁となりました。

『サイド バイ サイド』=隣同士で/一緒に という題名を冠された本作は、リアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づく物語。
『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)をはじめ、行定勲監督と数々の作品を作り出してきた伊藤ちひろさんがオリジナル脚本を書き下ろし、監督も務めます。
美術・装飾スタッフ出身である伊藤監督の感性が光る詩的な映像世界の主人公を演じるのは、坂口健太郎さん。不思議な力を持ち、傷ついた人を癒す青年・未山を、柔らかな雰囲気で魅せます。
更に、かつて起きたある事件がきっかけで、未山の前から姿を消していた元恋人・莉子を、乃木坂46からの卒業発表後初の映画出演となる齋藤飛鳥さんが演じます。
そのほか、未山と共に生活を共にしている看護師の恋人・詩織に市川実日子さん、未山の高校時代の後輩であり、ミュージシャンとして活動している草鹿に浅香航大さん。詩織の娘・美々(みみ)に磯村アメリさんといった、個性的なキャストが名を連ねています。

今回解禁された場面写真は、齋藤さんが演じる、莉子の姿を切り取ったもの。緑豊かな森の中で草木に触れ、穏やかな表情の姿を捉えた写真では、莉子の純真さ、透明感が映し出されていますが、もう一方の写真では、薄暗い部屋で何かをじっと見つめ、放心状態の莉子。彼女の視線の先には何があるのかー?
『あの頃、君を追いかけた』(18)や、『映像研には手を出すな!』(20)など、多岐にわたるジャンルの作品に出演してきた齋藤さん。今回のキャスティングにあたり伊藤監督は、“無防備にただ佇んでいても雰囲気のある人”という条件のもと莉子役を探していたところ、齋藤さんが思い当たったといいます。
実際に齋藤さんとタッグを組み、伊藤監督は「すごく器用だし、理解力もあるし、とても頭のいい人で、そして人としてすごく面白い方。莉子だけ時が止まっているようにも見せたかったので、きっとこの人はずっとこのままなんだろうなと感じさせてくれる齋藤さんの独特な雰囲気がまさにぴったりでした。」と明かしています。
不思議な力を持つ主人公・未山の過去の秘密の鍵を握る莉子。その莉子も様々な表情を見せ、謎に包まれた女性のよう。齋藤さんが、どのように莉子を演じているのか是非大きなスクリーンでお確かめください。
そこに存在しない“誰かの想い”が見える不思議な力を持ち、人々を癒す青年・未山。誰も知らなかった彼の秘密が明らかになっていくとき、思いがけないラストが訪れるー。
映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』は4月14日(金)より全国公開です。
<ストーリー>
目の前に存在しない“誰かの想い”が見える青年・未山(坂口健太郎)。その不思議な力で身体の不調に悩む人や、トラウマを抱えた人を癒やし、周囲と寄り添いながら、恋人の詩織(市川実日子)とその娘・美々(磯村アメリ)と静かに暮らしていた。 そんな彼はある日、自らの”隣”に謎の男(浅香航大)が見え始める。これまで体感してきたものとは異質なその想いをたどり、遠く離れた東京に行きついた未山。その男は、未山に対して抱えていた特別な感情を明かし、更には元恋人・莉子(齋藤飛鳥)との間に起きた”ある事件”の顛末を語る。 未山は彼を介し、その事件以来一度も会うことがなかった莉子と再会。自らが“置き去りにしてきた過去”と向き合うことになる・・・。
やがて紐解かれていく、未山の秘密。彼は一体、どこから来た何者なのかー?
<作品情報>
キャスト:坂口健太郎
齋藤飛鳥 浅香航大 磯村アメリ
茅島成美 不破万作 津田寛治 井口理(King Gnu)
市川実日子
監督・脚本・原案:伊藤ちひろ
音楽:小島裕規 “Yaffle”
主題歌:「隣」クボタカイ (ROOFTOP/WARNER MUSIC JAPAN)
エグゼクティブプロデューサー:小西啓介 倉田奏補 古賀俊輔 佐藤政治 前信介 企画・プロデュース:行定勲 プロデューサー:小川真司 新野安行
音楽プロデューサー:北原京子 撮影:大内泰 照明:神野宏賢 録音:日下部雅也 音響効果:岡瀬晶彦(J.S.A)
美術:福島奈央花 装飾:遠藤善人 衣裳:高橋さやか 地紙 芽 ヘアメイクデザイン:倉田明美 ヘアメイク(坂口健太郎担当):廣瀬瑠美 ヘアメイク:吉田冬樹 高品志帆
編集:脇本一美 VFXスーパーバイザー:進威志 スクリプター:押田智子 助監督:木ノ本豪 制作担当:大川哲史
製作:「サイド バイ サイド」製作委員会 制作プロダクション:ザフール 製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2023『サイド バイ サイド』製作委員会
公式Twitter:@sidebyside_2023
公式Instagram:sidebyside_2023
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