コーヒーを淹れて観よう。コーヒーが登場する映画

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寒い季節になりました。こんな日はあったかいコーヒー片手に映画でも見たいですよね。
今回は劇中にコーヒーが登場する映画を集めてみました。きっとコーヒーが飲みたくなる。そんな映画です。

鬼才ジム・ジャームッシュの短編集『コーヒー&シガレッツ』

コーヒー&シガレッツ
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コーヒー一杯、そしてタバコ一服。その間で語られる「どうでもいいけれどクセのある話」が絶妙に演者たちの個性を浮き彫りにしていく。ジム・ジャームッシュの『コーヒー&シガレッツ』は、そんな短編集です。ストーリーも、大仰なアクションもなく、ただコーヒーとタバコを片手に人々が語り合うだけの、ある意味究極のリラックスムービーといえるでしょう。

コーヒーとタバコを片手に語られる物語の数々

コーヒー&シガレッツ(2)
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ご覧の通り11もの短編が集まった映画である『コーヒー&シガレッツ』。会話自体はとりとめもなく、また内容も実に「どうでもいい」ものが多いのが特徴です。思わず「もういいかな」と見るのをやめたくなってしまいますが、なぜか見終わったあとにクスッと思い出し笑いしてしまうような会話が多いのも魅力。ジム・ジャームッシュは他にも魅力的な作品を撮っています。ぜひ手にとってみてくださいね。

永遠のスターもコーヒー片手にウィンドウショッピング『ティファニーで朝食を』

ティファニーで朝食を
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銀幕の永遠のスター、オードリー・ヘップバーン。その代表作の一つ『ティファニーで朝食を』にも、コーヒーが登場します。舞台はニューヨーク。宝石店ティファニーに憧れ、ショーウインドーの前でパンをかじるのが大好きなコールガールは、人なつこくてかわいい女性。同じアパートに越してきた青年作家は、そんな彼女に次第にひかれていきますが、彼女には秘密がありました。コールガールを演じても下品にならずに小悪魔的な魅力のオードリー。名曲「ムーンリバー」もとても魅力的です。

誰もいない早朝の街でコーヒーを

ティファニーで朝食を(2)
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『ティファニーで朝食を』の冒頭は、誰もいない早朝の街角。宝石店の前でパンをかじりつつコーヒーをすするイブニングドレス姿のオードリーから始まります。このシーンだけで、彼女のもつエレガントな魅力や可愛らしさがばっちり伝わってくる名作。アサイチのコーヒーって、美味しいですよね。

北欧の街角で『かもめ食堂』

かもめ食堂
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ムーミンの国フィンランド。その首都ヘルシンキにある日本料理食堂に集う人々を描いた作品が『かもめ食堂』です。日本食堂を経営しているサチエは、図書館で知り合ったミドリを食堂のスタッフに迎えます。お客は、日本アニメおたくの青年しかいない店にボチボチ人が集まるように。悩みをかかえたフィンランド人、荷物が出てこなくなって困っている日本人など、個性的なお客さんたちが、かもめ食堂に集まり、サチエたちの温かな心がこもった料理でなごやかな気持ちになっていくハートウォーミングなヒューマンドラマです。劇中に「コーヒーを美味しくいれる呪文」が登場。あなたもためしてみては?

余命わずかな男たちの選択『最高の人生の見つけ方』

最高の人生の見つけ方
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余命わずかと宣告された二人の老人。「死ぬまでにやりたいこと」リストを作り、さまざまなことに挑戦するストーリー。その中で「幻のコーヒー」とも言われる「コピ・ルアク」が登場します。ジャコウネコの排泄物から抽出したコーヒーで、その希少性は世界でも有数。そんな幻のコーヒー、飲んでみたいような臭いが気になるような。

コーヒー好きは必見!『A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)』

A Film About Coffee(ア・フィルム・アバウト・コーヒー)
出典:http://singleoriginroasters.com.au/a-film-about-coffee/

栽培、収穫から焙煎、輸送、そしてカップに注がれるまで、全ての工程において徹底した品質管理を行う、「スペシャルティコーヒー」のドキュメンタリー映画です。コーヒーの産地や世界のコーヒーカルチャーをドキュメントするため、撮影はホンジュラス、ルワンダ、サンフランシスコ、ポートランド、シアトルや東京で行われており、世界のあらゆるコーヒー好き必見の映画です。

いかがでしたか?一口にコーヒーといっても、小粋な小道具から夢の象徴まで、実に様々な使い方をされていますね。たまには豆から挽いて、コーヒーをいれてみるのもいいかもしれませんね!